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好きこそ物の上手なれ!

皆さん、おはようございます!
土曜日がやってきてホッとしています。今週は夜討ち朝駆けではありませんが、早朝からの出張があったり、何かと外出の予定が多く、その予定をこなしていくのに一杯いっぱいの1週間でした。この土、日曜日はゆっくりと頭の整理をしながら過ごしたいと思います。



日頃、仕事で様々な方とお目に掛ります。その多くは中小企業の経営者であったり、創業を目指している方々です。大手企業の様に安定した収益もなく、糧を得るために日々汗水を垂らして歯を食いしばって頑張っています。決してその地位に甘んじている訳ではなく、自らの信念に基づき実現したい夢を追い求め頑張っている姿は、誰しも好感を持てるでしょう。


中小企業や小規模企業の仕事は、大手企業のそれとは異なり、自らの業務に傾注していれば良いというものではなく、何かと間接業務に振り回されてしまうのが現実だと思います。その意味では、自分が手掛けたい本業に携わりながらも、会社を運営していくために必要な雑務にオールマイティーに関わっていく必要があり、なかなか手間ばかりがかかるものです。


大手企業であれば、会社の運営に必要な業務全てを自社内で処理できるように役割分担が為されていますが、中小企業や小規模企業ではそこまで人財を整える余裕がありませんので、結局は経営者自らが必要な全ての業務に忙殺されることになってしまいます。それを厭わず日々の仕事に埋没せずに頑張れるのは、やはり自分が叶えたい夢があるからだと思います。


経営者それぞれを見ていますと、得手不得手がありますし、あって当然だと思います。不得手の部分を得手に変える努力に時間を費やすよりも、得手を更に伸ばしていくことに時間をかけた方が効果的だと思います。不得手な部分は他人に任せることにより、自分の得手な部分を更に伸ばしていく時間的な余裕もできるというものです。この辺がなかなか難しい。


不得手を他人に任せる為に人を雇ったり、アウトソーシングをしようとすると経費が発生してしまいますので、駆け出しの小規模企業などではそれが出来ずに、結局、経営者が不得手な業務にまで手を付けなければならなくなってしまいます。このジレンマから脱する為にどうするかが頭の使い様なのかもしれません。成長していけるかどうかの岐路なのでしょう。


この辺が、中小企業や小規模企業の難しいところだと思います。そこを乗り越えるためには経営者が夢を語り他人を惹きつけて行くことだと思います。自分が不得手な業務を単に他人に任せることに留まらず、自分の夢に共感する仲間とともに同じ夢を見ることが必要なんだと思います。各々が自らの得手とする分野を活かしながら夢を実現していくことでしょう。


独りで事業を立ち上げることを考えず、夢を共有する仲間がもう一人いれば1+1が3にもなるというものでしょう。そうやって少しずつ、夢を形にしていけば良いと思います。考えてもみれば、名だたる大手企業の創業者の陰には必ず腹心としての参謀が存在しているものです。本田宗一郎氏の片腕として藤沢武夫氏がいたことは余りにも有名な話だと思います。


人間なんて所詮オールマイティーに何でも出来る存在ではないと思います。自分の好きなこと、自分が得意とすることに打ち込んでいけば、やがてそれが大きく花開き大成するというものでしょう。事業を行うということは、自分の気持ちに素直になり、自分の周囲に流れる風に身を任せることも大切だと思います。好きこそ物の上手なれだということでしょう。


今日もありがとうございます!
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