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ビジョンを描く!

皆さん、おはようございます!
最近、健康に気をつかうようになり糖質オフダイエットを行っています。野菜、肉、魚をしっかり食べ、ご飯など糖質が多く含まれる穀物類を口にしない様にしているだけですので、空腹で耐えられなくなるようなことありません。順調にウエイトが下がっています。



企業であっても、個人であっても、将来のあるべき姿を思い描くことが大切な時だと思います。兎角、情報技術を活用してイノベーションすることが期待され、声高に叫ばれていますが、将来のあるべき姿を思い浮かべずに、技術の用途開発ばかりに専念していても、そこからは魂の籠っていない無用の長物ができるばかりであり途方に暮れてしまいます。


もちろん、企業や個々人各々が、思いおもいに将来のあるべき姿を描くため、それらが一致していなくとも良いわけです。それが個性の時代というものであり、今までのように社会全体が一致団結して同じ夢をみて、そこに向けて力を合わせて頑張っていく時代とは異なっている訳です。バブル経済崩壊後の数10年間は、そこに至る過渡期だと思います。


漠然と将来のあるべき姿を描いて行動に移そうと思っても、それが深く考え抜かれ各々の理念にまで昇華されたものでなければ、なかなか動けるものではありません。しかし、一度、哲学を通して理念にまで至っていれば、直ぐにそれを実現できなくとも、日々の営みを通して、必ずしやその目的地に近付いていき、やがてその目的地に辿りつくでしょう。


今という時代の転換期において、社会が混沌として見えるのは、そういった将来のあるべき姿を各々が描き切れていないからだと思います。誰も自分が進んで行くべきビジョンを描いてくれる訳ではありません。高度経済成長期のように、強力なリーダーシップを発揮して私たちを良き方向に導いてくれるカリスマの出現は、期待しない方が良いでしょう。


こうした時代の背景にあるものは、やはり情報化社会に移行したからであることは言うまでもありません。一昔前であれば、一部の権力者に情報が集中する時代でしたので、その権力者が豊富な情報に基づいて将来構想を描けば良かった訳ですが、今という時代は誰にも等しく情報を手に入れることが出来ますので、情報格差が無くなっていると言えます。


自ら得た情報を取捨選択しながら、自らが進んで行くべき将来のあるべき姿が定まっていくものであり、日々の営みの道標になるものと思います。各々が将来のあるべき姿に向かって営むことにより織りなされる多様な波形がこれからの日本のあるべき姿となっていくと思います。その過程で、同じ方向を見つめる人々が手を取り合うこともあるでしょう。


それが企業の存在意義にもなると思います。企業もこれからはもっと新しい企業理念を打ち出して行く必要があり、個々人の理念がそれに共感を覚えるのであれば、その企業で仲間と共に力を合わせ将来のあるべき姿を実現していけば良い訳です。人間一人で出来ることには限りがありますので、価値観を共有できる仲間同士が集うのは自然な流れです。


その意味では、企業と個人の結びつきの根底にあるものは、単なる雇用契約に基づき仕事を分け与えられる関係という以前の問題として、企業理念と個人の理念といったところで深くお互いの信頼関係が構築されている必要があるでしょう。それは労使という関係ではなく、将来のあるべき姿を実現すべき協働関係が成り立っている必要があると思います。


今日もありがとうございます!
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