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「小さなビジネス」が、町のこれからをつくっていく!

皆さん、おはようございます!
「あおいくま」子供のころから好きな言葉です。あせるな。おこるな。いばるな。くさるな。まけるな。どの様な状況にあっても、自分を見失わずに、平常心を保ちながら前向きに頑張ることを心掛けたいものです。今日も、あおいくまを口ずさんでスタートです!



「おしゃべりな夫婦がやっておる、あの定食屋。
 読みたい本が必ずみつかる、あの本屋。
 世界中でそこしかつくれないパーツをつくっている町工場。
 大好きなバンドがデビューしたライブハウス。
 町をおもしろくしているのは、『小さなビジネス』だ。


 『小さなビジネス』は、有機的なコミュニケーションになっている。
 オーナーや従業員は、隣のビジネスのお客さんでもある。
 それぞれの個性やこだわりから、まいにちの暮らしの愉しみが生まれる。
 支え合い、刺激しあい、町は、そうやって生きている。


 そして、変化が起きている。否応なく、柔軟に。
 あのレストランはテイクアウトを始めた。
 あそこの工場は、オンラインでお客さんを見つけた。
 ヨガのレッスンが、家で受けられるようになった。


 これから、新しい日々が現れてくる。それは実はもう、はじまっている。
 『小さなビジネス』が、もっともっと多様につながりあう町で。」


7月1日付日本経済新聞に掲載されていた、Googleの企業広告(=引用)に目が留まりました。いま私自身が仕事で手掛けている思いと重なる部分が多く、思わず何度も読み入ってしまいました。町の魅力とは、地域ちいきで営まれる個性的な小さなビジネスとそこに集まるお客様が織りなすコミュニケーションにより醸成されるものだと思います。


そして、小さなビジネスの事業者は商品を提供する生産者である一方で、すぐ隣の小さなビジネスのお客さん(=消費者)でもあります。この生活者目線の事業者であることが、
小さなビジネスに個性をもたらし、それらビジネスが互いに刺激し合うことにより町の愉しさが形成されていくものだと思います。いまの町の問題点を適確に指摘しています。


マネー資本主義経済は、効率と生産性という規模の経済を追求するがあまり、あらゆる事象を画一化し、生産行為と生活行為を隔たりのあるものへと向かわせてしまいました。どの町に行きましても同じ様な看板が立ち並ぶのはそのせいです。本来、マネーとは生活を営むための手段であったはず。それが私たちの生活の目的として覆い尽くしています。


ポスト資本主義は、私たちの生活に物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさをもたらすべきだと思います。社会の大転換期において、私たち自身の手でいままで常識と思われてきた事象を再定義する必要があるでしょう。企業が利潤を追求していくことは留まることのない欲望であり、そろそろ社会にとっての本当の意味での富に目覚めるときでしょう。


アマゾンも昨夏より、地域社会に根ざし事業を展開する日本の事業者を紹介する「にっぽんをつなぐ」をコマーシャル放映しています。地域環境や伝統文化を生かしてものづくりに携わったきっかけや想いを語りかけます。情報化社会は、小さなビジネスに新しい機会をもたらすと同時に、規模の経済を前提とするいまの社会に一石を投じているようです。


今日もありがとうございます!
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