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未来企業「チームラボ」!

皆さん、おはようございます!
日頃、健康に気を留めることなく生活をしてきましたが、健康を維持するためにはそれなりの気遣いが必要であることをこの歳になって認識した次第です。身体のメカニズムは良くできていて不具合があれば、それは生活習慣の何処かに無理がたたっているのですね。



数々のデジタル・テクノロジーを利用したアート作品や、共創体験型アート・アトラクションを世に送り出し、世界的にも評価の高いチームラボ株式会社という会社をご存知でしょうか。2014年11月より東京青海の日本科学未来館で開催された「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」へ訪れた方々も多いのではないでしょうか。


「ウルトラテクノロジスト集団」を名乗るチームラボは、検索エンジン開発から、システムインテグレーション、Webサイトやアプリケーション開発に加え、空間設計、さらにはアート作品の創作に至るまで、その事業領域は多岐に渡ります。いずれも最新のデジタル技術と、高いクリエイティビティを融合していることが大きな特徴となっています。


アート作品の創出といえば、私たちの感覚からすれば個人アーティストの創作活動によって営まれるものだと思います。それを社員400人からなる企業組織として実現しているところに興味が魅かれます。チームラボは、2000年に代表を務める猪子寿之氏が東大の同級生や東工大に通っていた幼馴染ら5名とともに設立したことに始まっています。


猪子氏の「インターネットの誕生に衝撃を受けた」「友だちとずっと一緒にいたかった」というのが設立の直接の動機だそうです。その後、快進撃を続けているチームラボですが、同社で働くメンバーは創造力に溢れており、一人ひとりが「面白い」と思うことを形にしないことには満足できないという共通認識を持って仕事に取り組んでいるそうです。


こうしたメンバーの性善説的な考えに基づき、同社では極力複雑な制度や規定を排し、メンバーの自主性に任せています。組織に関しても非常にフラットで、部長や課長といった固定的な役職は存在せず、クライアントからの開発依頼や、アート作品の自主制作をプロジェクト・チームごとにリーダーを決めて仕事を進める体制をとっているとのことです。


報酬についても、上長が業績目標設定や行動基準に基づいて評価するわけではなく、仕事で発揮されるスキルや、一緒に仕事がしやすいかどうかといった「社内の評判」を基に、年齢や在職期間に拘わらず、毎月の経営会議で給与を決めていくそうです。ボーナスは利益をメンバー数で割り、全員一律となっています。究極の成果主義といえるでしょう。


確かにメンバーが社内のルールだけで物事を判断するようになれば、考えることを止めてしまうため、クリエイティブな発想が出てこなくなってしまいます。社会の常識に捉われず、各々のメンバーが自分の考える大切なことに集中する環境が整っていることが、チームラボの強さの源泉であるように思えます。他の一般的な企業の参考になると思います。


私たちは、日常、論理という常識に捉われ、感動やテンションといった直感を疎かにしています。直感を言葉で説明することは難しいと思いますが、その言葉にできない領域は論理がないので、他の企業がコピーするなど、他者による再現性がないと言えると思います。そういったものが、これからの社会において差異を生んで行くものかもしれません。


今日もありがとうございます!
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