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望ましい財務!

皆さん、おはようございます!
長引くゼロ金利政策により、マーケットではお金がダブついていることを実感します。
行き場を失った資金が明確なビジョンを持つ事業に吸い寄せられていくのは当然です。
大手企業ばかりでなく、中小事業者へも資金が還流する様な社会となるべきでしょう。



ソフトバンクグループ(=SBG)の通信子会社ソフトバンクが東京証券取引所から上場承認を得るようです。資金調達額が2兆5千億円規模という過去最大級の新規株式公開(=IPO)が見込まれるようです。これによりSBGは、純粋持ち株会社となり傘下に事業会社を持つ投資会社への脱皮を図ることになります。


傘下には、ポータルサイトのヤフー、英半導体設計のアーム・ホールディングス、米通信子会社スプリントおよびソフトバンク、そして世界の成長企業に投資するビジョン・ファンドを持つ形となります。また、ビジョン・ファンドから出資した米ライドシェア大手ウーバーテクノロジーズも存在します。


SBGの狙いは、これら通信や半導体といった情報化社会に不可欠なインフラ事業に加え、人工知能(=AI)関連の成長企業を世界中から探し出し、GAFA(=グーグル、アップル、フェースブック、アマゾン)に負けない企業グループを創ることにあるのでしょう。通信事業および半導体事業を持っている所が強みである様に思えます。


これら情報通信系企業グループは、事業基盤を確立してしまうと、そこで得る巨万の富を活用して投資会社化して行くものなのでしょうか。傘下にある既存の事業が安定成長して行く中で、ホールディングカンパニーが目指すものは新たな事業の創出ということになります。来る情報化社会に向けて既存の枠組みを塗り替える新興企業を傘下に納める。


その先には、ビッグデータを活用した新しい夢の様な都市が待ち受けているのかもしれません。SBGを見ていますと、そのビジョンに向けて無駄のない投資戦略を駆使して、メリハリのある事業群を形成しようとしている様に思います。些かマネーゲームの様にも見受けますが、孫正義会長兼社長の大胆な手腕には驚かされるばかりです。


既存大手企業の積み上げ型の経営スタイルとは異なり、エッジが効いていると言わざるを得ません。経営のスピード感が違っています。情報化社会で世の中が早く動く中では、やはり経営のスピードは大切でしょう。孫氏が創業会長兼社長として君臨しているから出来ることかもしれません。トヨタ自動車との提携も鮮やかだと思います。


SBGは国内においても特殊な事例かもしれませんが、その事業戦略観や財務テクニックにおいては参考にすべき点も多々あると思います。将来の目標に向けて非常にアグレッシブに取り組んでいるところでしょうか。既存の大手企業ばかりではなく、中小企業であっても見習う点があるのではないでしょうか。


別に情報通信事業者である必要はないと思います。どの産業カテゴリーであっても、これからの事業はIT化が避けて通れないものです。それ以上に、情報化社会は従来の社会の枠組みを大きく変容させますので、生活者から企業に期待されるものが大きく変わって行きます。そこが新たな事業の機会となって行くことになるでしょう。


特に中小企業においては、後継者難による廃業問題がクローズアップされています。確固たる技術やノウハウを持つ黒字企業の事業承継ばかりが取り沙汰されていますが、仮にも赤字の中小企業であっても長年培ってきた事業資源を必ず持ち得ている訳です。社会の変容する方向を捉えて、それらを活かせるビジョンを描いて行くことが不可欠です。


また、各地では生業(=ナリワイ)的に新たな事業を興そうとする息吹を感じます。
特に感じますのは、もっと生活者目線で事業のあり方を問う様な地に足のついた生業です。そこには、暮らしを豊かにするために、この様なものがあったらいいなという視線から事業を始めていますので、確実に需要が存在している訳です。


生業は、自らの労力を唯一の資本として事業をスタートさせますので、基本的に当初から事業資金が必要ということはありませんが、それでも成長の過程では外部から資金を調達してこないといけない局面もあります。いま世の中ではゼロ金利政策下ということもあって、随分と資金がダブついている様に見受けます。


今の時代、明確なビジョンを持つところに資金が集まり易くなっています。それでも、まだまだ資金の出し手と受け手が出会う機会に限りがあると思います。情報化社会でもありますし、一部の事業者に資金が偏ることなく、様々なところへ資金が行き渡るプラットフォーム、マッチング機能が社会の枠組みの中に必要だと思います。


今日もありがとうございます!
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