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私にとっての組織開発!

皆さん、おはようございます!
90歳目の前の母親を連れて、一泊二日で故郷である新潟へ行ってきました。普段、一緒に暮らしていない母親を見ていますと、元気ではあるもののその覚束ない歩き方から老いを感じてしまいます。一族孫の嫁まで含めて総勢8名の旅でしたが、きっと満足したでしょう。



組織開発とは「組織の効果性と健全性を高めることを目指した、計画的で長期的な変革の実践であり、組織文化や、やる気・満足度・コミュニケーション・人間関係・協働性・リーダーシップ・規範などのヒューマンプロセスに働きかけるための理論や手法」のことを言います。私がはじめて組織開発に触れたのは、大学時代に心理学を学んでいた時のことでした。


実験心理学を習得することを目的とした心理学カリキュラムの中で、なぜか産業心理学や組織行動論に興味を抱き、傾注していたことが思い返されます。余りまじめで出来の良い学生ではありませんでしたが、自分が興味を持ち好きなことについてはとことん深掘りをしていくタイプでしたので、それなりの基礎的な知見を得ることが出来たことが思い返されます。


大学を卒業してからは、ご存じのとおりファイナンスの世界を極めていくことになりましたが、いま再び50の手習いではありませんが仕事の必要にも迫られ組織開発の教科書を顧みています。当時とは異なり、組織そのものを客体化するのではなく、組織を構成する人間に臨床的焦点を当てているところが異なるところです。人間が持つ可能性に見出されてます。


私にとってファイナンスに続く2つ目の柱ということになりますが、なにか上手く言葉で言い表せませんが、自分なりにファイナンスの知見と融合させて企業というものを捉えられないかという期待もあります。ちょうど時代が企業価値経営から人的資本経営にシフトしつつあることと意味同じくしているようにも感じます。所詮、企業は人間により動かされます。


人間がその持てる能力を最大限発揮した時に、その企業組織としてのパフォーマンスも最大化するのはあたり前の話しです。パフォーマンスが最大化するということは、当然に企業価値も最大化することになります。企業価値の最大化を目的化する訳ではありませんが、だからこそその企業組織を構成する人間に焦点をあて臨床心理学アプローチで解き明かしたい。


人間としての能力を最大化するということは、絶えず成長していることを意味しています。
それは個人としての技能や精神的な成長を意味しますが、その企業組織を構成する人々の間で良好なコミュニケーションが図られ協働してビジネスにおける成果を納める必要があります。その良好なコミュニケーション一つとってみても、それは一人の人間に起因してます。


一昔前なら一人の卓越したリーダーが存在してれば企業組織としてのパフォーマンスを高めることが出来たのでしょうが、現在では先行き不透明な時代に一人のリーダーに権力が集中していてはスピーディな判断を下せないばかりか、判断を見誤る可能性すらあります。だからこそ、これからは権限集中的な企業組織ではなく権限分散的な企業組織が求められます。


言い方を変えれば、企業組織を構成するメンバー全てが経営者として立ち振る舞うことが必要な訳ですが、その時に個人の能力を最大限に発揮することの意味性が問われることになります。臨床心理学として個人の能力を捉えれば、個々人がこれまで経験してきた暗黙知を深く掘り下げ能動的に意識して顕在化させることが、自己成長の早道であると言えそうです。


今日もありがとうございます!
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