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キャリアデザイン!

皆さん、おはようございます!
未だ若い時に負け劣らず、仕事に対する気力も瞬発力にも満ちていると感じています。むしろ、今の方が落ち着いた精神力と豊富な経験によって良い仕事が出来ているのかもしれません。何事にも捉われない自由な発想で、伸び伸びと仕事が出来ていることに感謝してます。



とある企業で、自律組織を目指した社員研修としてキャリアデザインを企画しています。キャリアデザインとは、自分自身が将来どのような仕事・働き方をしたいのか、ビジョンを明確にしたうえで行動に移すことです。会社や上司によってキャリアや働き方を決定されるのではなく、あくまで自分自身が主体となって自律的に考え、キャリアを構築することです。


やはり、これまで蒸気機関を発明した産業革命以降の200年余りは、大量生産大量消費社会を前提とした規模の経済の追求により生産コストを逓減させることにより、生産と消費の好循環が生まれ長らく右肩上がりに経済が成長する時代であったと思います。しかしながら
、これからの情報化社会においては、その様なビジネスモデルは通用しなくなるでしょう。


その様なビジネスモデルの下では、ただ闇雲に効率よくモノを生産し続ける単調な経済であったが為に、余計なことは考えずひたすらコスト逓減させることを考えていれば良かったので、上意下達型のピラミッド型階層組織の都合が良く適していたと言えるでしょう。しかし
、そのビジネスモデルの前提が変わってしまったこれからは、それでは非効率となります。


会社に勤める社員は、会社の事業目的に従い自分に課せられた役割を効率よくこなしていれば良かったのですが、将来が不透明な必ずしも線形を描けない社会を前提とする中では、標準化され過ぎた歯車としての業務は形通りの仕事のアウトプットが出来ても、不確定要素が多いこれからの社会において臨機応変で柔軟な不定形なアウトプットが出来ないでしょう。


それは組織として予め定型化した仕事の模式図を用意することの危うさが指摘されるのであり、事業を行う上で当たり前となる不確定要素に柔軟に対応していくことが求められている訳です。それを実現していく為には、会社という組織の内側にばかり目配せすることなく、会社の外で起き得る事象に対して社員みんなが責任をもって対応することが求められます。


それは社員個々人が自律的に判断し対応することを意味しており、会社がその判断に資する何らかの基準を示すことなのでしょうが、それを安直に規定集を作ればと考えてしまうのはこれまでの会社のあり方であり、これからは会社の理念や事業の存在意義などの価値観を社員との間で共有できていれば、あとは社員の自己裁量に任せ仕事を委ねることが大切です。


この時に必要なのが、社員は個々人の価値観に根差した判断基準を持ち合わせていることです。それは、これまでの会社組織のように金太郎飴を増産することでなく個人の個性に根差した判断基準に委ねることで、それはまた会社としても複層的な外に対して柔軟な対応が出来ることになります。会社と個人の価値基準が部分的にオーバーラップしていることです。


多様な価値観を持つ自律人財が求められている訳ですが、その為に個人は将来のあるべき姿を描きつつ、これまで培ってきた経験を通し、社会にどう貢献していくかという軸を持っている必要があります。これまでの就社社会なら、将来のあるべき姿を描く必要がなかった訳ですが、これからの自分の将来像を描いていかなければ自律的な仕事が出来ないでしょう。


今日もありがとうござます!
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