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まちづくり!

皆さん、おはようございます!
自分の思いを実現していく為には、それを思い続けて行くことだと受け止めています。人間は頭であれこれと考え過ぎてしまう帰来がありますが、自分が為したいことを思い続けることは出来そうでなかなか出来ないことです。それは頭で考えることでなく感じることです。



企業にもいろいろとありますが、私は地域の暮らしに根差したビジネスが好きです。マスマーケットに向けて商品を販売するグローバル企業よりも、商店街の魚屋や肉屋の方がお客様の顔の見える商いをしており、その店主とお客様の遣り取りを見ていて楽しくなりホッとさせられます。経済が高度化する以前は、巷に溢れるあたり前の光景だったものと思います。


そんな地に足のついたビジネスを「まちビジネス」と呼んでいます。まちビジネスの店主も立場が変われば、その地域のお客様の立場でもある訳です。そんな地域内での循環によってヒト・モノ・カネが持続可能な地域社会を育んでいたことを考えますと、現在の行き着くところを知らない資本の論理を前提とした経済の枠組みに対して矛盾を覚えざるを得ません。


まちビジネスは、規模の経済というビジネスモデルによるチェーンストアオペレーションの出現によって、日本全国、いや世界各国どこに行っても同じ看板の同じ様式の標準化された店舗によって、いま自分がどこの地域に居るのかが分からなくなるほど没個性でシステマチックな店舗によって埋め尽くされています。合理的ではあるのですがうすら寒くなります。


確かに規模の経済を追求することにより、私たちは究極の生産性を手にしコストを可能な限り逓減させることに成功し、どこまでも安い商品を享受することが出来る様になりました。
しかし、精神的豊かさを追い求める社会において、物量的な充足感よりもっと大切な人の顔が見える心の安心感を犠牲にしているのではないでしょうか。要はバランスだと思います。


最近の消費者動向を見ていますと、必ずしも安価な消費のみを選好しているのではなく、自分の価値観や感性と合致する商品であれば必ずしも安価でなくとも消費しているように思えます。消費者ニーズが機能性と価格を対比する考え方から、自分なりの感性を大切にする購買スタイルに変化しています。その様な需要に対して供給が追い付いていないと思います。


その様な洞察もあって、もっとまちビジネスを創出し地域を元気にして行きたいと考えてます。まちビジネスには、肉屋や魚屋のみならずカフェレストラン、福祉医療機関、町工場など様々な機能が含まれます。それらを地域の人々を介して有機的に結び付けて行くことが望まれます。地域に自分が贔屓にする店主の顔が見える馴染みの店があっても良いでしょう。


まちビジネスは、地域の不動産を活用した立地ビジネスでもあります。土地をどう有効活用してまちを形成していくかという視点も必要だと思います。一世代前の様に土地を再開発するのではなく、既存の建物を生かしリノベーションすれば良いと思います。ビジネス開発と不動産有効活用を併せ持ったまちビジネスディベロッパーとしての機能が待たれる所です。


そんなまちづくりを行っていく為に、地域でまちビジネスを営む方々との協働が不可欠であり、まち経営の視点が必要なのでしょう。まちビジネスをサポートし供にまちづくりを行っていく存在としてパートナーがオーガナイズ機能を発揮すべきです。まち全体を緩やかな一つの企業の様にマネジメントしていくまちビジネスパートナーCFOの存在が待たれます。


今日もありがとうございます!
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