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器用貧乏!

皆さん、おはようございます!
昨晩、東北地方のあるまちで地元の料理を堪能しながら楽しんでいました。初めて訪れるまちというものは好奇心を刺激されるものですね。地域の方々との一期一会の出会いや郷土料理を舌鼓しながら、その地域に根付いている文化を理解することは自分の視野を広げます。



私の中で、普段気を付けていることがあります。それは器用貧乏にならないことです。器用貧乏とは、さまざまなことが簡単にできてしまう一方で、極めるまでは行かずに中途半端になってしまう人を指した表現です。ネガティブな意味で使用される言葉であり、器用なはずなのに何か1つの事に突出して結果を残せず勿体ないとの意味で利用されたりしています。


企画財務という専門性については、これまで30数年に渡りじっくりと磨きをかけてきているので、もうブレ様もありません。しかし、それをどの様な場面で適用するかについては確かに中小企業のパートタイムとしてのCFOを標榜してはいますが、それを通して地域づくりをしたいという人生の目標を掲げてみますと、その道筋が多少ボヤけてしまいがちです。


どういう事かといいますと、地域の活力を高めていく為には、そこに地域の固有資源を生かした仕事(=事業)を創り雇用を増やすことになります。だから、その地域で事業を営む中小経営者やこれから事業を営みたいと考える方々に対して、自分の持てる専門性を活かしながら支援して行くことを通じて、結果としてその地域の循環型社会を育むことが理想です。


若かりし頃は、不動産開発会社で土地や建物というハードウエアを整えていくことが地域活力を高めることだと思っていた時期もあります。しかし、いまはその地域のソフトウエアである地域の方々の英知を結集して、地域固有の課題を事業を通して解決する仕組みを創ることがなによりも大切であると考えてます。その過程で不動産をいじることもあるでしょう。


そう、自ら培ってきた専門性とは別に、若い頃から未だ実現できてない「まちづくり」という人生の大きな目標があるのです。振り返れば、方法を人生の目的と勘違いしていた時もありました。その後、自問自答の自己内省を繰り返しながら自分の生きる目的を考えるうちに
、いまの社会の課題を変えることが結果的に「まちづくり」という命題に再び戻ってます。


その様に考え現在の状況と照らし合わせてみますと、確かに自らの専門性を活かして幾つかの中長企業においてCFO業務を担ってはいますが、なかなかまちづくりにまで踏み込むことが出来ていません。各々の中小企業とも地域に根差した企業として、これからの時代の可能性を秘めていると思うのですが、一つの地域に根を下ろす必要があることを感じてます。


ある地域の中小企業を核として、その企業成長とともに地域内の他中小企業と連携しながら新しい地域の課題を解決するビジネスを創っていく必要があると考えています。それは何も中小企業同士だけではなく、思いのある自律的な個人とパートナーシップを結ぶこともあり得る時代です。これまでの産業構造をともなった社会の枠組みで考える必要はありません。


これからの時代は、企業中心とした社会ではなく個人が社会の中心へと変容していかざるを得ません。その様な大きな流れの変化を捉えて、地域に数多の事業を創り上げていくことが私の目指す「まちづくり」なのです。その様な先鞭をつける可能性を持った地域を見出しながら、関わる対象となる地域を広げていくことが常套手段なんだと感じる今日この頃です。


今日もありがとうござます!
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