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企画屋の企画力!

皆さん、おはようございます!
人生をそんなに難しく考えてはいけないようです。シンプルに「Yes」「No」、若しくは「Go」「Stop」だけを知っていれば良いのかもしれません。まずは大まかに自身の行動の方向を素の自分に従って決めてしまえば、あとのことは尾ひれに過ぎないでしょう。



企画力とは、現状課題の本質を見抜いたうえで、それを解決するアイデアを発想する能力です。また、ただ発想するだけではなくアイデアをビジネスに落とし込めるかといった実現可能性の分析スキルも含みます。良いアイディアを見出す為には、どれだけ本質に迫れるかということに尽きると思います。それさえ外さなければ自然とアイディアは浮かぶものです。


人それぞれ専門性が異なるように、そのアプローチの仕方も異なります。財務を専門とする者にとり、その対象となる事業の財務数値をより深く時系列に羅列してみますと、一つひとつの数値の意味を解釈する以前に、課題となる数値の方から目に飛び込んで来るものです。数値の羅列から何を読み解くか。それはどの様な事業運営を行ってきたかの軌跡なのです。


財務数値を一見しますと、だいたい経営者の性格や行動パターンまで大方の予測が付くものです。規則的に数字が羅列されている財務諸表ですが、一見して数値の並びの美しさや雑然とした感じが伝わってくるものです。このことは、契約書面を一覧しただけで、その契約書の内容度合が見て取れるのと同じかもしれません。文字や数字が輝いているかどうかです。


財務や法務といいますと、なにやら重箱の角を突いてい様に見られがちですが、必要に迫られてその様な場合もありますが、実は何を見ているかといいますと、その数値ないしは活字から浮かび上がってくるストーリーをそこから読み取っている訳です。そのストーリーが如何にもテクニックに拘り過ぎており、シンプルさに欠けていると上手くいかないものです。


企画屋が単なる財務屋や法律屋に留まらず、様々な企画提案が出来るのは、その読みとった課題の本質を捉えた上で、自分ならこうする、こうした方が良いというアイディアが自然と浮かび上がってくる所でしょうか。そうした解決策を具体的に目の前のビジネスに落し込むことが問われる訳です。本当は、そのビジネスを担っている方が一番良く分かっています。


ただビジネスを営んでいる方は、やむを得ないのですが課題の一点を注視しがちになり、ビジネス全体を俯瞰できなくなってしまうジレンマに陥りがちです。事業のことを一番良く知っているのは、直接ビジネスを営んでいる方なのです。その様な方々に対して、こうすべきとビジネスのあるべき姿を示し、それに従って改善していって貰うことは簡単なことです。


しかし、それではビジネスを営んでいる方はその場は頭で理解できても、本心は実は腹落ちしていないということが起きてしまいます。その場は付け焼刃的に課題を解決できてもその積み重ねでは砂上の楼閣となり、骨太の事業が育っていかなくなってしまいます。一番良いのは、ビジネスを営んでいる方の本心を引き出し、自らその本質を理解して頂くことです。


少し時間を要するかもしれませんが、ビジネスを営んでいる方と同じ目線に立って、一緒になって課題の本質を探り当て、それを解決する為のアイディアを共創していくことが大切だと考えます。それにより、ビジネスを営んでいる方の人間的な自己成長にも繋がりますし、企画力を高めて行くためのノウハウを身に付けることでビジネスも安定していくでしょう。


今日もありがとうございます!
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