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仕事に浪漫を!

皆さん、おはようございます!
これからの先行き不透明な時代を生き抜いて行く為には、宛がわれた社会の枠組みの中で器用に自分の役割を演じることでなく、自ら自分を主人公とする物語りを描きながら行動していく必要があると思います。それが時代の転換期における生き方であり令和維新なのです。



仕事がら様々な業種の中小経営者とお話しをする機会があります。彼ら彼女らは旧態依然とした産業構造の中で、少しでも事業をより良くしていくべく日々、汗水を垂らしながら悪戦苦闘しています。その様な中でも少しずつ事業を再構築しながら理想とすべき事業のあるべき姿に近付けている経営者というものは、自分の仕事に対して浪漫を持ち得てるものです。


過去の業界慣習に捉われず、自ら理想を描き出して行くためには、深い現実社会の洞察力とそこに自分なりの内面から湧き出る批判めいた心の叫びを反芻しながら、将来に向けオリジナルな物語を描き語っていく必要があります。このことは、なにも中小経営者に限らず会社勤めをする人々にも当て嵌まることであり、仕事をするということは浪漫を持つことです。


周囲の人々と接して会話をする中で直ぐに感じるのは、自分の人生に対して浪漫を持っているかどうかということかもしれません。浪漫を持っている人には惹きつけら一緒にそれを実現したいと思いますし、浪漫を持ち得てない人に対しては少しばかり自分の心に耳を傾けて自分なりの物語を描いて頂くべく応援したくなります。浪漫にはそれほどの力があります。


現代人は、金銭や物質的に恵まれた豊かな環境で暮らしていますが、多くの人は内心になにかモヤモヤした気持ちを抱えているのではないかと思います。いまの生活に飽き足らず、何か他にすべきことがあるのではないか、精神的に満たされない不安定な心理状態にあると言えます。それは自分の人生の目指すべき、最終ゴールが定まっていないからだと思います。


これまでの社会でしたら、大学を卒業して会社に勤めれば、一生その会社で仕事をしながら定年を迎えるという路線(=枠組み)が定まっていたのですが、これからの社会は会社だって一生社員の面倒をみるという幻想は成り立つべくもなく、各々の社員が独自のライフデザインを描きながら、自らのキャリアを高めて行く必要がある時代に変容しているからです。


急にそんな大海原に投げ出されても躊躇するばかりでしょう。それでは、どうすべきか。絶対に遣ってはいけないことは、現在の軸足を急に離してはなりません。自分が立つ位置を知り、自分が楽しかった過去の思い出などを結びつけ、自分の個性や何に興味があるのか理解しながら深掘りしてみることです。その時に忘れてはならないのが、社会との関わりです。


人間というものは、独りでは生きていけませんので社会との関わりの中で自分がどの様なことを社会のために行うかという視点を忘れてはなりません。こちらから社会に対して関わりを持っていくと、いつの間にか社会の方からも自分が求められるようになります。そんな循環サイクルが必要なのですね。人が生きて行くためには。会社の中にいると分かりません。


その意味では、会社勤めする方も中小経営者でも、一個人として置かれた立場は変わらないと思います。少しばかり中小経営者の方が荒波に揉まれることが多く、人生哲学をせざるを得ない機会に恵まれてるかもしれませんが、多くの中小経営者はその機会を生かすことが出来ず自らの浪漫を持つに至っていません。忙しさに感けず物語りを考えることが必要です。


今日もありがとうございます!
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