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豊かな創造力を育む!

皆さん、明けましておめでとうございます!
年も改まり、新たな気持ちで新年を迎えております。昨年は、少し意識的に仕事を忙しくしながら業容を拡大してきました。今年の目標は自分の気持ちに素直に従いながらじっくりと仕事を取捨選択しながら、新たなステージに向けた布石を打って行ければと考えています。



現代社会の閉塞感を打ち破っていく為には、私たち個々人が「夢」を描き、それを実現すべく行動していくことだと思います。それは明治維新前後の人々が大志(=夢)を抱き、決して先の見えることのない来るべき日本の姿を思い描き、語り合いながらそれを実現すべく果敢に行動してきた歴史が、現代に至るまでの基礎を築いてきたことは誰もが知っています。


その近代から現代に至る過程で、社会や経済は目覚ましく発展してきてますが、それは人々が物質的に豊かになることを盲目的に追求してきた結果であり、科学の発展に拠るところが大きかったものと思います。ところが、その物質的な豊かさを実現したいま、私たちが次に何処に向って行くべきか、その目標とすべきところが不明瞭であることが最大の課題です。


近代社会においては、欧米列強を憧れの羨望でベンチマークすることが出来ましたが、現在の欧米諸国もこれから何処に向って行くべきかが手探りの状態にあります。日本は明治維新当時の様に欧米型の社会経済を手放しに模倣する状況になく、日本は日本独自の来るべき社会や経済の姿を描いていくべきなのですが、それが出来ないことが閉塞感に繋がってます。


一つの糸口として、現代社会は情報社会であるので、誰しもが平等に情報を受容し発信することが出来るようになっており、歴史上の一部の情報を掌握できる立場の人がリーダーシップを発揮し、社会をより良い方向に導いていく図式はもう成り立たないと思います。集団よりも個性が重んじられる時代であり、個々人が自分の納得できる生き方をすべきでしょう。


また、そのこととも関係するのですが、明治維新から高度経済成長までの間に、物質的な豊かさを追求してきましたが、それがある程度満たされた現在においては、個々人の精神的な豊かさを追い求めるように変わってきていると言うことが出来きます。精神的な豊かさとは社会集団の福祉的な意味よりも、もっと個々人が自らの幸福を享受していくことでしょう。


ここで精神的な豊かさを得るということを考えてみれば、人間の欲求とはまずは安全性の欲求が満たされてこそ、はじめて社会的に関わろうとする欲求が芽生えるものであり、その上に自己実現しようとする人間ならではの欲求を持つことが広く知れ渡っています。自己実現の欲求とは、成りたい自分に向って行くこと、即ち自分の夢に向かって努力することです。


ところが、これまで成熟した管理社会の中に慣らされてしまった私たちは、例えば会社に勤めていればその枠組みの中で必要とされる仕事をこなす事(=標準化と効率化)に慣れきってしまっており、自由な発想で仕事を創り出していくことがある意味タブー視されることから、自分が叶えたい夢と現実の狭間で遣り所のない割り切れない気持ちに立たされてます。


その会社という組織の呪縛から解き放つことが現代社会で求められていると思います。そうしなければ、会社にイノベーションが生まれるどころか、事業を継続していくことすら危うくなってしまいます。個々人が幸福を追求すると言うことは、夢を持ちそれを実現すべく創造力を働かせていくということです。その様な社会を実現することが私の夢でもあります。


本年もよろしくお願いいたします!
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