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スキルを磨き超越する!

皆さん、おはようございます!
今朝は6時に家を出なければならない予定があるので、4時に起きようと思っていたところ2時に目が覚めてしまいました。二度寝をしても良かったのですが、いまパソコンに向かいブログを書きはじめています。私にとって日記を書く習慣のようなものかもしれません。



職業人生、若い駆け出しの頃は、自らのスキルを高めていくことが望まれます。学生時代より学んできたことをそのまま会社に入ってからも活かしながら実践的なスキルを身につけることもあれば、学生時代に学んできたことと全く異なる分野のスキルを身につけていくこともあるでしょう。前者は理系出身者に多く、文系出身者の多くは後者に該当するでしょう。


通常は、社会との関わりの中で自分が実現したい夢、目標があって入社したい会社を選び、それを実現するために会社の中で自分のスキルを活かしていきたいという二つの軸で将来設計をするものだと思います。例えば、新しいクルマを社会に提供するために、大学で学んできた物理学の知見を活かし、新車開発における振動実験におけるスキルを高めたいなど。


もしかすると、文系出身者の中にも大学で会計学や法学を学んできたので、その知見を活かして将来は更にスキルを高めて会計士や弁護士を目指したいという学生もいるかもしれません。この場合は、社会で関わりたい役割とスキルという軸が一致している専門職ということになります。何れにしても、自らの将来のあるべき姿を想像してスキルを高めて行きます。


スキルとは、仕事における一定のノウハウ、技量を指し、過去から積上げられてきた普遍的概念を要約した論理的な技術ということが出来るでしょう。スキルを身につけはじめ10年20年と経過すると先人の経験から学ぶことは少なくなっていき、寧ろ将来のこれからの新しい事象に対して過去に学んだ経験知から直感的に判断していく割合が増えると思います。


それは、スキルは物事を考える一定の枠組みを提供してくれるものかもしれませんが、その枠組みを超えた事象についてはもはや推し量ることができなくなってしまいます。スキルを活用して論理的判断を積上げようと思ってもそれは出来ず、最後はそれまでに身につけた経験を拠り所として勘や直感により判断を行い、後からその判断の成否を検証することです。


これだけ時代の変化が早まってきますと、積上げられたスキルの陳腐化も早まってくると思います。その様に考えると、先が見通し難い将来を見極めていく為には、スキルだけを身につけても足りず、直感力や感性といったものも同時に磨き上げていく必要があるということになります。スキルも身体に深く浸み渡らせれば、職人芸的な勘所として役立つでしょう。


会計や財務といった理論や規定も日進月歩に移り変わりますが、その根底にある本質は変わらないものです。その本質を充分に理解し自分なりの論理構成ができるまでになれば勘所も働くようになるでしょう。ただ単に、理屈を理解しているだけではなく事業構造と照らし合わせて、資源がどの様に有機結合されて成り立っているのか理解を及ばす必要があります。


その様な観点に立てれば、事業環境の変化にともない、それら個々の事業資源をどの様に改編すれば、その時代に合ったビジネスモデルに組み替えられるか、財務諸表を見れば直感的にイメージが湧くというものです。自分のスキルに磨きをかけて研ぎ澄まし、自身の身体に深く染み渡らせるまでになれば、どの様な局面においても直感的に判断が出来るものです。


今日もありがとうございます!
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