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事業の目利き力!

皆さん、おはようございます!
少しスピチュアルかもしれませんが、自然体に気を整えリラックスした自分になれたときが創造力を発揮して一番よい仕事が出来るのかもしれません。世の中にはスピチュアルを信じそれを深く探求している人もいます。そういえば稲盛和夫氏もその様な方の一人でしょう。



事業というものは人が司っているからかもしれませんが、神秘的で奥深く生々しいものだと思います。よく事業をビジネスモデルで捉えることがあります。それはある一時点のビジネスの特徴を類型化したに過ぎないものであり、本当のビジネスはもっとアメーバーのように時刻々と流動的に変容するものです。その様な事業の目利き力とはどの様なものでしょう。


これまでなら経営の三要素であるヒト、モノ、カネといった事業資源に着目して、それらを如何に事業が目指すビジョンの達成に向けて有機的に結合して構造化されているかを見抜くことだと思います。もちろん生活者の意識変化や生活様式の変容などの社会動向をビビットに感じとりながら、その事業が受け入れられているのかどうかを見極めることも大切です。


事業を有機的に結合して構造化させるということは、見方を変えると人間が寄り集まり各々の仕事を体系化させることでもあるので、それは人間の活動の結果である法律行為の束であると見做すことが出来ます。その様に見立てると事業構造を財産権、債権債務という法律の束で組み上がってると考えられ、とても分かり易く完結に整理して捉えることが出来ます。


同じ事業でも、きちんと法律行為として組み上げられている事業とそうでない事業では、自ずと業績面でも異なる結果が出るものと受け止めています。対外的に契約書を締結しいるか否かに関わらず、法律行為には押さえるべき要点があります。法律とは利害関係者との相反する利害を人の気持ちや道徳心を考えて創られたフェアーに調整する機能を持っています。


社会というものは、利害関係の中で成り立っていますので、利己的独り善がりでは成り立つべくもなく、それが公正であるかどうかを判断する拠り所として法律を捉えるべきでしょう
。一般的に法律というと、やたらと難解な法律言語で記載されているために何やら厳めしい取っ付き難い感じがしますが、平易に捉えれば実に良くできた社会の調整弁だと思います。


その様な法律を意識して形づくられてる事業構造というものは美しく見えます。無駄がないといいますか、独り善がりな部分がないので、利害関係者との取引を円滑に進めることが出
来るからです。それが事業のハードウエアたる骨組みと見るなら、もちろんソフトウエアはそこで働く人々のヒューマンタッチな感性や感覚に拠る人的資本という事になるでしょう。


ハードウエアを駆動させるのはソフトウエアですから、両者が密接な関係を保ちながらソフトウエアの機能を高めていくことが必要です。時代の端境期にあるこれからの事業は、人的資本経営という捉え方が蔓延り始めているように、人間が持つ創造力を原動力として柔軟に事業を形づくって行く必要があります。その為には共有するフィロソフィーが不可欠です。


フィロソフィーとは、事業を営む方々が物事を考える際の拠り所となるものです。そこさえ明確であるなら、人々はなんの規律や制約がなくとも自由に創造力を発揮して自律的に仕事に取り組んでいくものなのです。そんな枠組みを持つ事業というものは、黙っていても自然に伸びやかに成長し続けていくものです。その様に事業を目利きしていくことが大切です。


今日もありがとうございます!
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