誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

ついに卒業生が誕生!

皆さん、おはようございます!
お盆休みも終わり、今日から仕事を再スタートさせる方も多いのではないでしょうか。私は12日土曜日をオフにして、地元三鷹で美味しいパスタ屋さんへ行ったり、カラオケで懐メロ?!を歌い、〆は焼き鳥屋で嗜む程度のお酒を頂き会話を楽しみながら過ごしてました。



いまの仕事を初めて7年になります。中小経営者のパートナーとしてCFO業務をはじめとするバックオフィス全般の業務支援をさせて頂いておりますが、この度、創業前から面倒を見させて頂いていた若き経営者が晴れて卒業することになりました。第4期目の決算も終え4年にして売上を億単位に乗せ、最終利益も堂々と10%を超えるまでに成長しています。


フィットネス系健康機器を企画開発販売する、製造をアウトソーシングしてる押しも押されぬメーカーポジションをとる中で、製品の特許を取得してニッチな市場領域ではありますが
、中国製輸入製品が多い中で唯一のメードインジャパンを貫き通している強みを持っています。それも販売チャネルは自社ECサイトとアマゾンだけで巧みな販売戦略と取ってます。


事業を始める前から彼のことを知っていたのですが、最初は事業について右も左も分からない、そわそわした落ち着かない状況でした。いまではもう向こう数年で億単位の半ばの売上を読み切るまでに成長しているではないですか。もう充分に自分だけで物事を判断し、事業を巧妙に操りながら進められる経験を習得していることが、その面構えから見て取れます。


彼はなぜ事業を成功に導くことが出来たのか。それは前職よりWebマーケティングや販売のスキルを身に付けていたこともありますが、いままで一ユーザーの立場であった健康機器の企画開発なんて全くもって経験がなかった訳です。勝手の知らない大田区の町工場に足重通い詰め、自分が考えた理想の機器の構想を量産化まで持って行けたのは何故でしょうか。


それは、彼が素直でまじめな性格ということもあります(=必ずしも秀才タイプという訳ではありません)が、将来に対して明確なビジョンを持っており、そこに向けてコツコツと日
々を楽しみながら仕事に取り組んできたことにあると思います。それから、傍から見ていても手堅いと言いますか、無謀な賭けを行っていない(=本人いわくビビリ)点もあります。


私も多くの中小経営者と接していますが、経営センスはピカイチだと受け止めています。それは経営スキルに長けているだけではなく、やはり多分に自分自身の思いや意志が明確にあって、忙しいながらも生きた勉強を怠らないことにあると思います。悪戯に日々の業務に感けておらず、目的意識が明確であるという点で、他のベテラン経営者に引けを取りません。


決して自分に言い訳せず邁進する姿はストイックにも見えますが、本人からしてみれば自分の遣りたいことをやっている迄ということになるのでしょう。その点、世の中小経営者を見てますと自分に甘いといいますか、自分の生きる目的意識が曖昧な方が実に多い様に思えます。だから、最近はCFO業務を担うだけでなくキャリアカウンセリングを行っています。


中小企業の事業を構築することは本当に手間の掛る仕事です。この若き経営者のような人財を社会に多く輩出して行かないと、いつまで経っても閉塞感が拭い去れないでしょう。だから、私にとっても今のビジネスにのめり込んでいるのであり、まだまだ中小事業や経営者を元気にするためのプラットフォーム創りに邁進していかなければならないと思っています。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

ビジネスを通して自律社会を取り戻す!

皆さん、おはようございます!
生まれて初めて瞑想をしました。まるで自分が宇宙とでも繋がっているような空間に放り出されたような感覚の中で、自分を空にして個々の肉体の動きだけを感じている、終わってみてそんな感想を持ちました。時として活動を止めて生きる原点に戻ることも必要でしょう。



これからの社会を生きるということは、将来に対して希望を持って、自分に出来ることを活かし、社会に必要とされていることを実現させて行くことであることに思い至ってます。それが自分の思いや意志の確立につながり、自律的に生きることになるからです。経営者であっても、働き手であっても平等に同じ考えに至ることが出来るという意味では普遍的です。


確かに現代社会においても、自分に出来ることを活かして仕事をしている訳ですが、それが会社組織に所属して仕事をすることにより、個々人の希望や広く社会との関わりを持って仕事をする意識を弱くさせていると感じます。特に日本の場合は、長い教育期間の間に集団からはみ出すような個性を発揮することがネガティブに受け止められていることもあります。


これまで中小企業の事業再構築という仕事を通して感じることは、中小経営者ですら社会と関わりを持たせた自らの思いや意志によって事業に取り組まれている方が、本当に少ないということです。それがあっても、形式的で頭で考えた取って付けた様な理念であり伝わってきません。それでは事業に魂が籠らずビジョンやビジネスプランを描くことができません。


また、どんなにまじめに仕事に向き合っていても、やはり将来に対する希望や社会との関わりを考えていない従業員は、例え自分の仕事に自信があってもギラギラと迸るような溌剌感が伝わって来ないものです。昨今、従業員の副業が奨励される風潮となっていますが、折角そのような素晴らしい枠組みがあっても、将来への期待がなければ活用できないでしょう。


それでも世のサラリーマンというものは、自分もそうでしたが機会があれば何れは独立したいと考えているものです。ただ生活レベルを落すことなく糧を得られるのかどうか分からないから行動を起こさないのでしょう。一定のキャリアを積んでいるサラリーマンなら独立して事業を営むスキルを持ち得ていると考えますが、将来のビジョンが描き切れていません。


私は、現在の閉塞感漂う社会は、人々が日々の忙しさに感けているだけで、将来に対する期待や希望を持ち得られないからだと感じています。もっと個々人がなりたい自分、あるべき理想の姿を描き出し、そこに向けて邁進していれば心理学でいうところのモチベーションが高まり、人々が前向きに協力し合って様々な事象を創発する社会に変わり行くと考えます。


それは心理学者マズローの自己実現欲求の考えとも一致します。現在は中小企業の事業再構築や創業支援をメインとした仕事をしています。その時に必ずお願しているのが、お客様のキャリアデザインを明確にして頂くことです。私にとって、事業再構築も創業も新しい事業を創っていくという意味では同義語であり、地域経済ひいては社会に活力をもたらします。


その為には、事業を営もうとする方々に、事業に正しく魂を持たせて頂きたいと考えています。そこを間違わなければ、あとは事業を営む方々が持ち得るスキルを活用すれば、様々な事業の可能性が出てくるでしょう。事業規模の大小は関係なく、いかに自分が納得できる人生を送れるかでしょう。そんな人々が集う活力のあるプラットフォームが望まれています。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp



今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp


まちづくり、まちビジネス、まちビジネスディベロッパー、まちビジネスパートナーCFO
まちづくり、まちビジネス、まちビジネスディベロッパー、まちビジネスパートナーCFO
まちづくり、まちビジネス、まちビジネスディベロッパー、まちビジネスパートナーCFO
まhしづ

ビジネス再考!

皆さん、おはようございます!
アート作品というものは、本来、営利を目的とせずアーティストの心の叫びを表現していくものだと思います。ではどうやって生計を立てるのかということと矛盾してしまいますが、売れる作品をつくるために表現している訳ではないということに留意が必要だと思います。



渋沢栄一翁の論語と算盤は、事業における理念と採算のバランスがとれている必要があることを教えてくれます。では、そのバランスとは事業採算をとることを先に考え、後からお金が付いてくるのかといいますと、決してそのようなことはなく、先に思いや志に従って事業を描き出すことにより、後からお金が付いてくると理解することが正しいものと思います。


両方を同時に考慮しながら事業構想することは、出来上がった事業にどうしてもお金の匂いがしてしまうものです。ピュアな気持ちで、社会に受け止めて貰えるビジネスを考え抜くことが大切であり、ビジネスデザインが形づくられてから、採算性を意識してビジネスモデルを組み上げていく必要があるでしょう。ビジネスモデルよりもビジョンの方が先行します。


よく経営の本を見ていますと、ビジネスモデルの良し悪しやキャッシュポイントが語られることが多いのですが、それは具体的な戦術論であり、それ以前の問題としてそのビジネスを創出しようとする人が事業にどの様な存在意義を込めているかを見てとることが必要なのです。その事業の存在意義は、たとえ戦術が変わろうとも将来にわたり変わらないものです。


その傾向は、単調に事業をマネジメントしていれば大過なく利益を出すことが出来た高度経済成長期から今日に至るまでとは異なり、これからますます強まって来るものと思います。
経済合理性に裏付けられた機能的に洗練された事業よりも、見ていてどこか人間臭さを感じさせる事業の方がお客様に対しても安心感を与えるのは、商品のみならず事業も一緒です。


それは時代が、合理的な機能性よりも情緒的な精神性に目を向け始めていることにもよります。未だファイナンスの世界では前者が重きを置いていますが、それは余りにも近視眼的かつ過去の方法論に従って事業を理解しようとしているからではないでしょうか。ファイナンスが将来の予測計数を取り扱うのなら、もっと事業を取り巻く人間模様を理解すべきです。


もちろん事業を営む為には貨幣資本が必要であることを否定するものではありません。貨幣資本は付加価値を生み出す事業なしには自己増殖するものではありません。貨幣資本を金融資産に投下してリターンを得ている様に見えますが、それを突き詰めれば全ての金融資産というものは必ず事業からの利潤に引き当てられていることを理解している必要があります。


だから、最近は事業を評価する時にビジネスモデルを客観的に俯瞰するだけではなく、それを担っている役職員が何を考え、どの様な事業の存在意義をもってそれを生かして行こうとしているのか、またそれと供に彼等彼女等の人間的な自律度合いを注視するようにしています。先行き不透明な時代は、事業効率性のみならず、思いや意志が不可欠になるからです。


事業に携わる方の思いや意志が明確であれば、どの様に先行きが不透明であっても、自らの行動はブレることなく安定するものであり、事業も明快に運営が為されるものと思います。
社会に対して心を開きながら世の中の動きを受け止めていますと、物事を厳格かつ定量的に掴むことの限界と人間を感じ取る感性が大切であることに、自然と目が向く様に成ります。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp