誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

私のビジネスモデル!

皆さん、おはようございます!
最近は週末ともなると疲労困憊で、朝目覚まし時計をセットせずに目が覚めるまで寝るようにしています。それでも朝6時過には目が覚めてしますのですが、十分な睡眠時間を取ることができ身体はスッキリとしています。あまり身体に負担をかけない様に心がけています。



ビジネスドメインである社外CFOを標榜して中小企業の事業再構築を手掛け、一定の成果を得られているものと思います。あくまでも中小経営者を主体として捉えた経営力再構築型伴走支援ノウハウを通し、経営者が言葉に出来ない事業理念を対話を通して傾聴しながら可視化していくプロセス、そしてそれをビジョンやビジネスプランに落とし込んでいきます。


企画や計画業務に留まらず、中小企業の役職員の方々と一緒になって事業再構築という開発業務まで手掛けています。中小企業には、それら企画・計画、開発業務を担う専門人財を雇い入れる余力がありません。それをパートタイムで担うことが、私自身の生業となっている訳です。そうすると必然的に社外CFOとして会社の意思決定にも関わることになります。


中小経営者の影なる参謀として立ち回りながら、社員の方々とのコミュニケーションまで担うようになりますと、社内関係を調整したり、それなりの役割を確保するようになります。それ以外にも、中小企業のDX(=デジタルトランスフォーメーション)やマーケティング
・プロモーション需要に応える為、その道の専門パートナーの力を借りることもあります。


それが私が主催する「ビジネス支援プラザ」ということになります。ただ気を付けなければいけないのは、その道の専門家がDXやマーケティングなどを行うにも、その会社の実情や内情を理解していなければ仕事にならないことです。会社側と専門家側の間に立って、互いの利害関係を調整していかなければ最良の効果を発揮することが出来ないことになります。


これらをビジネスモデルとして捉えるなら、自分たちが持てる資源を顧客との信頼関係を拠り所としてパッケージで価値を最大化するオーケストレーター戦略モデルになっています。また、どの様なオペレーションモデルで顧客に商品提供していくかについても、ここまでお話ししたようにフォーマット化され、再現性も確認できていますので問題ないと思います。


ただし、信頼関係という商品価値を醸成するまでに最低でも1年は掛かってしまうことと、属人的に私個人が商品となってしまっていますので拡張性に欠ける難点があります。収益モデルについても、中小企業が顧客であるため事業再構築を果たし、業績を改善しなければ得るべき収益を増やし難いという課題もあります。ここがビジネスモデルの考え所でしょう。


業務効率化のためのDXや売上を増やすためのマーケティングについては、比較的パッケージ商品化し易いと思いますが、社外CFOという商品は誰にでも代替できるものでないかもしれません。ここでの社外CFOは特に財務の専門家でなければいけないというものではなく、それ以前に大局的に俯瞰しながら中小経営者との対話を傾聴できることだと思います。


この社外CFOという存在は自ら商品でありながら顧客との最前線に立つコンサルティング営業なのかもしれません。中小企業が抱える課題を解決するために社内外の関係を紡ぎながら事業を再構築していく。連携していく他の中小企業にもメリットがありますので、そのメリットを享受しなければいけないという点で収益モデルを確立させる必要がありそうです。


今日もありがとうござます!
https://crelife.co.jp

副業人財の相互受け入れ!

皆さん、おはようございます!
今年に入り週末は落ち着いて書類を作成する日に化してしまっています。本来なら平日を書類を作成する日に充てなければならないのですが、とにかく新年早々顧問先の企業で突発的な業務が発生しており、平日は顧問先を訪問することで予定が一杯一杯になってしいます。



キリンホールディングスや明治ホールディングス、日本たばこ産業など27社の相互副業に続き、日立製作所とソニーグループも相互に社員の副業を受け入れます。若手・中堅社員を相手先企業の先端部門に派遣する目論見です。人工知能(=AI)や半導体などが対象となります。働き手が副業先での成果を持ち帰れば人財価値の向上に繋げられるとの期待です。


人財の多様性や企業の競争力を高める手法として相互副業は新たな選択肢となるでしょう。
外資系企業などでは、それら有能な副業人財を相互にプールしてシェアしてはどうかという検討がなされているという話も聞こえてきます。長らくメンバーシップ型雇用で新入社員から定年退職まで企業が面倒を見るスタイルは、企業の人事戦略を歪めていしまうだけです。


右肩上がりに企業が成長し続ける時代は過去のものとなり、もっと柔軟な人事戦略を描き出して行かないと、企業にも働き手にとっても足枷となってしまい、成長や技術革新に結び付かないばかりか、閉塞感が漂ってしまうでしょう。豊田紡織やダイハツなどの不祥事を見れば明らかなように、組織ぐるみの団結心も見方を変えれば不正の温床となってしまいます。


これからの社会に望まれる人財は、広い視野と審美眼で世の中を見渡しながら自律的に判断し行動できることでしょう。それは組織が肥大化すればするほど働き手をその組織の文化や慣習に染めようとする暗黙の力が働くことと矛盾します。しかし、やはりイノベーター人財というものは自分なりの言動とテンポを持つものであり決して組織に染まらないでしょう。


イノベーター人財の気質は誰でも持ち合わせているものであり、良い意味で自らが働く組織をクールに見つめることが必要だと思います。わりと男性よりも女性の方が冷静に会社を見つめてるものであり、規模の大小に拘わらず女性の方が起業が向いている様に思っています
。それはきっと女性の方が自分の世界観を大切にしているから染まらないのだと思います。


今回の日立とソニーによる副業人財の相互受け入れは、まずは3ヶ月間それぞれ数人程度を通常の就業時間外に週数時間分、受け入れることにしてます。両社は副業者と業務請負契約を結び、個別に報酬を支払います。勤務先の業務を継続しつつ、時間外の3時間程度を副業として充て、受け入れ先での仕事の成果は自社の人事や処遇とは関連付けない仕組みです。


相互副業を始める理由は、従業員に自社が手掛けてない分野の仕事を経験する他流試合をこなすことで技能や視野を広げることを期待しています。相互副業では実践的な体験を通じて
、働き手が新たな知見やノウハウを学べるメリットもあります。従業員にリスキリング(=学び直し)を促す切っ掛けにもなると考えられています。飽くまで本人の意思が大切です。


国内メーカーをはじめとする企業は、労務管理にばかり目が行きがちですが、会社で働く方
々のモチベーションに配慮した人事戦略を考えることも必要でしょう。誰しも人生を自己実現していきたいと考えるものであり、それを前提に人事戦略を考えていくと労務「管理」という言葉の響きは、会社が働き手の一挙手一投足まで把握するイメージが拭い去れません。


今日もありがとうござます!
https://crelife.co.jp

企画・計画・開発!

皆さん、おはようございます!
トヨタ自動車グループで不祥事が続いていますが、これはトヨタに限った話ではなく潜在的には多くの大手企業が抱える問題だと思います。日本のお家芸であるはずの全社が一丸となった結束力が仇となって、問題を隠ぺいする方向に働いてしまっているからだと思います。



企画、計画、開発ともに新たに事業や商品を創出する為に避けては通れない過程です。アイディアを源泉とする構想を企画書にまとめコンセプトや方針のオーサライズを受けられたら
、その企画を具体的に実行して行く為に必要な計画に落とし込む必要がありますし、計画に基づいて新しい事業や商品を開発していくことになります。一体不可分な業務と言えます。


企画業務と計画業務は兼ねている場合が多いのですが、開発業務は対外調整業務が必要となりますので、企画・計画業務と開発業務を分けて考える方が良いでしょう。これが中小企業になりますと、その様な専門性を持ち合わす人財を雇い入れる訳にもいかないので、社長がそれら全ての業務過程を行うことになります。ただし、その様な知見を持つ方は皆無です。


また、どの様な場面で企画・計画・開発という業務が必要になるかですが、新たに事業を立ち上げる場合や新たな商品を上市しようとする場合以外にも、社内の運営業務を改編したり創り上げることまで含まれるものと思います。それぞれの職務経験の違いによって、自分が専門とする業務が異なっていて当然でしょう。これから益々その必要性が高まるでしょう。


私の場合は、事業再構築の企画・計画・開発業務に長けていると思っています。それを経営と事業の観点から捉えて行くことです。これまでに組織体制やオペレーション体制の改編という観点からも業務運営プロセスを企画・計画・開発を行った事がありますが、やはり得意とするのは財務構造を空間的に把握しながらビジネスモデルを構想し具体化することです。


企画は、新しい目的や目標をかなえるための企てや目論見を指します。ここでいう目的や目標は既存のものではなく、新しく始めるものを指します。ビジネスシーンでは、新しい事業
・製品やイベントなどを立案する際に企画という言葉をよく使いますが、何れの場合でもアイディアをそのその拠り所として、現状とのギャップを埋めるべく構想することでしょう。


計画は、目的や目標を達成するために、予め手順や方法を考えることを指します。未来に向かって物事を企てる企画とは異なり、既に定まっている目的や目標を成功させるための戦術を練るのが計画です。しっかり計画を立てておかないと、途中で資金が途絶えてしまい事業が行き詰まってしまうなど、逆に計画が細かすぎても修正が大変になったりするものです。


開発は多岐にわたる概念があります。土地や資源の活用による産業・交通の促進など、土地や鉱産物、水力などの天然資源を活用し、農場や工場、住宅などを創り、その地域の産業や交通を盛んにする事を意味したり、新しい技術や製品を実用化することも開発の一環です。英語のデベロップメントの語源などを知れべても、実際に開拓するという意味があります。


この企画・計画・開発という業務は、もともと縄文時代より人間に備わった能力だと思います。それが企業というピラミッド型階層組織の中で役割分担がなされ、専らその業務ばかりを担うことになっただけでしょう。どの仕事でも同じですが、自らの仕事にどれだけ自分の魂を打ち込めるかが大切だと思います。それも曇りのない清らかな心の持ち方が大切です。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp