誰にも聞けない経営財務戦略!

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プロシューマー社会の到来!

皆さん、おはようございます!
長いビジネスマン生活の中で、幾度かは腹を括って真剣に取り組まなければならない時がやってくるものです。それが転機につながり、また新しい道が切り開かれていくのも事実でしょう。自分の人生においても幾度かありましたが、今またその時がやって来てるようです。



ビジネスを大きく二つに分けて括ると、モノづくり系とコトづくり系に大別できると思います。モノづくりとは正しくメーカーを指しますが、最近では有形のモノのみならず情報システムなど無形の機能的製品を提供するものと受け止めています。一方、コトづくりとは流通やサービスなど、商品に付加価値を乗せてお客様に届けることを目的としいると思います。


双方のビジネスが互いに影響し合いながら、新しいマーケットが形成されているのですが、何れの場合でも実際の販売価格以上の価値が見出されないと消費者はそれを手にすることはなく、その意味ではコトづくりの重要性が増しているものと思います。商品をただ整然と棚に並べるだけでは足りず、千差万別なお客様の価値観に合わせて訴求する必要があります。


私の様に中小企業のビジネスをサポートするサービスを提供する、特定の業種業態における専門性を持たない者でも、長年お客様が取り組む業種に触れていたり、自らのビジネスにおけるお客様の抱えるニーズに応えるべくアンテナを高く張っていると、それなりにマーケティング力が研ぎ澄まされていくようです。個人的にはコトづくり系が向いているようです。


その中でも特に商品をどの様に販売するかということへの関心が強くなっています。中小企業の三大課題と言いましたら①どうやって売上を高めるか、②どの様に生産効率を高めるか③どうしたらマネジメント力を高められるかです。今迄①については苦手意識が強かったのですが、最近では中小企業の方々と一緒に売上増強策を考えることが楽しくすらあります。


お客様である中小企業の業種業態が異なっても遣るべきことは一緒であり、②は業務フローを整理しながら情報技術を活用してDX化を図ることでしょう。また、③はやはりその会社固有の理念を出発点として事業軸でビジョンとビジネスプランを明確にしつつ、一方で会社として人的資本経営を図るべく人心掌握しながら運営体制を整えていく必要があるのです。


①については、お客様のニーズを探りながらいかに求められるニーズに対して自らの商品をカスタマイズしながら提案できるかに掛かっていると思います。ただ規模の経済よろしく生産効率を追求し大量生産を模倣したところで、それを既存流通に乗せて売り切る力は中小企業に欠けてしまいます。規模の経済を追求するなら会社の規模も拡大する必要があります。


社会の価値観が多様化して来ますと、大体が大量生産品なんてどんなに付加価値を付けて販売しようにも限界があります。それなら小回りの利く生産体制を逆手にとって、多様な価値に合致する商品を提供する方が付加価値が取れると思います。それを極めていくとプロシューマー(=生産消費者)社会の到来が現実味を帯びてくるというものではないでしょうか。


プロシューマー社会では、どんなに個性的な商品であっても一人の消費者が価値を見出して購入してくれるのならば、それでビジネスが成り立つ社会です。その様な二極分化した社会が到来しています。その様なプロシューマー社会において必要な販売手法があるのであり、
その為に必要な社会基盤を整えていければ考えています。誰でも活用できるインフラです。


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適職診断を理解する!

皆さん、おはようございます!
そういえばM&Aアドバイザー人財を養成する教育プログラムってあまり聞きません。後継者のいない中小企業のM&A型事業承継の需要が高まる中で、M&Aアドバイザリー業者は雨後の筍の様に後を絶たないのですが、その業務を担う人財育成にも力を入れるべきです。



産業カウンセラーだからか、何の気なしに自分の適職診断を行ってみましたら、人事、心理学者、AIエンジニア、YouTuber、経営企画、俳優、経営者、検察官という答えが出てきました。大学で心理学を学んでいる時にも一度行ったことがあるのですが、その時は確か会計士、経理マン、デザイナー、経営者という適職が出ていたことが思い返されます。


40年という月日が経過してますが、学生時代にはなかった職業が誕生していることを除けば、自分ではあまり変わり映えがしてないように感じています。適職診断を行った時の自分の志向を考慮しますと、確かに学生時代は財務や経理といった未だ身に付けていない領域への関心の影響が出ているのではないかと思います。今は人や組織に対して関心があります。


学生時代にはまだ存在していなかった企業のCFO(=最高財務責任者)的な立場への志向が強かったものと思います。デザイナーとあるのは、今でこそあたり前になっている経営デザインやビジネスモデル・ビジネスストラクチャーを描き出すことが好きだったからではないかと思います。現在の自分が学生時代の適職に当て嵌まって実現している事になります。


それに対し今回の適職診断結果は、これから希望する自分の姿を言い表しているのでしょうか?今年、還暦を迎える中で適職もありませんが、確かに現在の関心分野がものの見事に表現されてます。自分なりに咀嚼をしてみますと、同じ経営者でも学生時代と異なるのは、人的資本経営ではありませんが如何に人財の自律的な創造力を引き出すかに関心があります。


人間が持つ飽くなき可能性を認め、それを引き出すべく科学的にそのプロセスを極めてみたいと考えている節もあります。だから一昨年、産業カウンセラーになったのでしょう。人間性心理学ではありませんが、人それぞれの人間的成長を信じ、その時々の自分でも気付かないもやもやした気持ちを解消すべく産業カウンセラーとして傾聴を通して解決するのです。


ふと気づけば大学での専攻も心理学でした。その当時は統計科学的に傾向を知ることを通して人間に迫る実験心理学でしたが、高校時代理系クラスであったことを考えますと臨床心理学は馴染めなかったのでしょう。思考が理系的な数字の組み立てでしたから視野が狭かったと思います。だから類似職種としてAIエンジニアも出てきているものと理解しています。


子供の頃より基本的に人懐っこく人好きであったことが思え返されます。だから型に嵌めた適職とは別に、自分の中には人と人を結び付けること、会社と会社を結び付けること、まちとまちを結び付けることを通して、人々が溌溂と笑顔でいられる社会を創りたいという思いが今でもあります。人間好きだからYouTuberや俳優という適職も出るのでしょう。


検察官も法律という枠組みの中で、人間の心理(=真理?)に迫る職業だからではないでしょうか。こうして理解を進めると適職診断もあながち的外れではないものと思います。でも気を付けなければいけないのは、この抽出された適職に自分を当て嵌めに行ってはならず、あくまで自分が伸び伸び個性を生かし未来を描き出す中で出現する因子だということです。


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人間の天分は変わらない!

皆さん、おはようございます!
様々な人々が思いおもいの希望を実現するために、日々面白おかしく時には真顔になって何かに熱中している姿って素晴らしいですよね。まちに人の数だけ希望が満ち溢れて、相互に関係を持ちながら他人の希望にも手を差し伸べ一緒になって実現していく暖かい社会です。



人間は持って生まれた星の下、天から授けられた個性があると思います。その個性に気付き忘れることなく育んでいくことが大切なんでしょう。ついつい自分にできることを増やしていく過程で、自分の心から離れロジカルに頭ばかりを使っていると、本来、自分が遣っていて無邪気に楽しめること、将来に向けて実現してみたいこころ暖まる感性が鈍くなります。


最近それを意識しているせいか、自分の感性を大切にするようにしています。思考とは別に自分の感じる力が研ぎ澄まされてきますと、身体のバランスが整ってくるようです。これまで、頭に付けた知識ばかりに気を取られて難しいことばかり考えていましたが、そうではなく五感やこころの扉によって感じることなんですね。そのコツが分かるようになりました。


その様になると、これまで頭で考えても結論の出ない答えを導き出す時にも、まずは身体で課題の本質を感じることが大切であり、自分なりに感じて得たおぼろげながらの答えの方向を導き出してから、頭を使って細部にわたり検討をして整合がとれるかを確認するという作業をすると万事上手く行くようです。VUCAの時代だから身に付いたのかもしれません。


不確実性の高い時代は、過去の前例に従ってロジカルに効率よく解答を導き出すことが難しくなります。だって人々の価値観も大きく変わり、それともない社会の枠組みも変容せざるを得なくなれば、過去の慣習なんてなんの参考にもなりません。まずは来るべき時代に望まれる、人々の生き様や希望へのあり様を考慮し、社会のあるべき姿を描く必要があります。


キャリア形成にも同じことが言えます。頭で理知的に将来展望を考え努力し勉強しても結果を残すことは出来るかもしれませんが、自分のこころや身体がそれを本気で望んでいなければ欲求を満足させることが出来ません。人間には生まれながらにして持って生まれた天分があります。それを理解しないで社会的な地位や名声を得たところで納得できないでしょう。


その天分を考える糸口として、物心が付いた幼少期から何をしている時が楽しかったか、大人になったら何になろうと思っていたかを振り返ってみると良いでしょう。人により子供のころ描いた姿を実現しているかもしれません。多くの人はそのギャップに驚きを隠せないのではないかと思いますが、今でも形を変えてその片鱗が残っているのではないでしょうか。


現実は社会における利害関係の中で、今まで自分が築いてきた鎧を身に纏いながら、繕うことに疲れているのではないでしょうか。そんな過去の枠組みの中で身に纏ってきた鎧なんて下ろし、素の自分になることが必要でしょう。不思議と素の自分なると幼少期に感じ思ってきたことが蘇って来るものです。それが本来のその人に備わった本質であり天分でしょう。


その幼少期や若かりしき時に抱いてきた思いを大切にしながら、その後に築き上げてきた技術、ノウハウ、知見の棚卸しをして再構成してみては如何でしょう。もちろんその時に軸となるのは、自分の天分や本質を目的とすることです。その目的を実現する為に、これまで築き上げてきた英知を活用するのです。それが己の希望であり、生きるということでしょう。


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