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西武信用金庫の街づくり!

皆さん、おはようございます!
自分の専門性と言ったらコーポレートファイナンスになりますが、私の場合はそれを活用して実際に事業再構築を進めて行くことを目的としていますので方法であると言えるでしょう
。なぜ事業再構築を進めるかと言いますと、それは街の賑わいを創出したいからなのです。



東京都中野区に本店を構える西武信用金庫は、中野区と地域活性化で連携協定を結びました
。スタートアップや起業支援を強化し、企業への伴走支援などを通じて街全体の賑わい創出に繋げることを目的としてます。西武信用金庫は毎年、中野区のビジネスプランコンテストを主催しており、中野区が共催してきた経緯がありますが、それを一歩前進させる形です。


西武信用金庫といえば、今でこそ縁遠くなってしまいましたが、10年ほど前に起業した時のメインバンクとして落合理事長とお会いする等お世話になった経緯があります。ビジネスプランコンテストでは、弊社のエンジニアが技術面を評価する審査員として参加させて頂いたこともあります。彼らの描くビジネスモデルに関心を持っていたことが思い返されます。


そのビジネスモデルとは、街の活力を高めることを目的にビジネス支援と不動産有効活用の2つの軸を打ち立ててました。それを金融サービスと付帯支援ビジネスにより実現して行こうとするものです。そんな魅力あるビジネス実現の一助になれればと、毎日のように本部にある経営企画室の方々を訪れたものです。彼らも起業支援という視点があったのでしょう。


それから10年が経過しますが、私のビジネスの目的も中小企業や創業者への伴走支援と地域のコミュニティづくりを通して持続可能な地域内で循環する経済を創っていくことにあります。なぜ、その様な目的を持つかといいますと、学生時代に自転車で全国各地を駆け回った原体験が残影として今も残っていることが現代社会の課題認識としてあるからなのです。


現代社会の課題は、余りにもビジネスや仕事といったものが縦割りに専門特化し過ぎており横割りのコミュニケーションが取れ難くなっていることから起きる弊害でしょう。それに人
々が慣れ切ってしまい、疑問を持たなくなってしまっていますが息苦しさを感じてるからです。それが地域や企業組織といったところで起きており将来に期待を持てなくなってます。


その様な縦割りの分断された社会からは、将来に夢を持って新しいものを創造することが難しくなってしまいます。新しいアイディアというものは、個々人が持つ暗黙知(=経験知)をベースに、人々の心理的な安全性が保たれたコミュニティの中で、良好なコミュニケーションをとることによって形式知化していくプロセスの中から生まれて来るものだからです。


その様なプロセスを育むには、人々に優しい良好な環境(=空間)を整えるのと同時に、ビジネスをもっと横連携させるべく再構築することが不可欠だと思います。新しいアイディアをビジネスに繋げて行く仕組みづくりも必要でしょう。ハードとソフトの両面から地域インフラを整えて行く必要があると考えます。それが西武信金のビジネスモデルと符合します。


これまでディベロッパーでの不動産開発や中小企業の事業再構築を行ってきていますが、それらを融合させた新たなビジネスとして実現していければと考えています。地域ちいきの個性を尊重しながら、まちのあるべき姿を構想しながらその地域に息づくビジネスを元気にして行ければと思います。その時に不動産を本当の意味で有効活用する視点も必要でしょう。


今日もありがとうございます!
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