誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

中小事業の支援基盤として!

皆さん、おはようございます!
毎朝、音楽を聴きながらブログを書いている時間が、自分の散らかったアイディアを再構成するのに役立っています。落ち着いた気持ちで自分の明日に向けた人生の目的と照らし合わせながら、これまでに培ってきた資源をどの様にまとめ上げて行くかを考えているのです。



人との出会いほど大切な財産はありません。事業というものは所詮他者との繋がりだからです。確かに自分との相性というものも大切ですが、他者の長所を見出しながら自分に欠けているところを補っていければ、自分には出来ないことも出来るようになります。その人のノウハウや知見も大切ですが、それ以上にその人がどの様な生き様を持っているかを見ます。


そこが共有できることほど、チームとしての自律的な活力が高まるからです。それから、仕事に対して受け身ではなく、能動的に自分から他者と関わりを持ちながら、自分の人生の目的を達成して行こうとする迸るエネルギーを持っているかも大切なポイントになります。自律的に自らのエンジンを回しながら動き回れる方は、人間としても成熟しているからです。


その意味で、今回のマーケターとの出会いは、これからの私の事業活動において大きなインパクトを持つ予感がします。目指すところが似ており、その意味で互いのセンスが交叉する事業を育て上げるという部分と、マーケターとして商品企画や販売方法を考える独自のセンスと私の企画屋としてのストラクチャー構築や事業を造り上げる力が融合し広がってます。


そして、ともにお客様に対してフロントに立ってディレクションしながら、他のメーンバーをまとめ上げてチーム力を発揮する力を持っていることでしょう。それも、経営者の思いや意志を傾聴しながら、可視化していく基本的リテラシーまで考え方が似通っています。これまで孤軍奮闘という感がありましたが、これから二人三脚していけると広がりが増します。


私が考える、多くの中小事業のバックオフィス業務を束ねて代行するビジネスプランを現実のものとして近づけることも出来ます。そもそも中小事業というものは、機動的に事業展開していくために、事業資源を本業の運営に集中させる必要があります。企画管理といったバックオフィス業務は、人的にも費用面からも手が回らず負担となっている現実があります。


複数のバックオフィス業務を集約し効率を図れれば、中小事業にとりましても高いノウハウを安価に享受することが出来るようになるでしょう。なぜ、その様なビジネスを行いたいかと言いますと、いまの社会で暮らす人々が精神的に豊かさを享受する為には、社会の枠組みに捉われることなく、もっと思いおもいに自らの人生に夢を馳せる必要があると考えます。


それは個人の生業型事業であっても良いものと思います。遣り方を間違えなければ、それで生計を立てることも充分に可能でしょう。その様な中から、結果的に成長して大手企業の仲間入りをする事業が生まれてくるかもしれません。必要なことは、人々が溌剌と自分の思いを自由に表現できる社会を創っていくことだと思います。夢を実現できる過程が大切です。


私は、ある程度、現在のビジネスプランが形になってきたら、金融機関に代わる資金の出し手として、中小事業者に資金を供給する側に回ってみたいと思っています。市民ファンドやクラウドファンディングの資金仲介者として、現在の金融機関に欠けている事業に対する目利き力を活かし、中小事業者の事業構築を伴走支援しながら豊かなまちを育んでいきたい。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

デザイン思考とロジカル思考!

皆さん、おはようございます!
精一杯生きていれば、少しずつかもしれませんが、前に進んで行くものです。例え必ずしも恵まれた能力がなくとも、明確な目標さえ持ち続けることが出来れば、岩をも貫き通す雫のように。そんな熱い思いを持った方々と交わることで、磨かれている自分を実感してます。



最近、美大出身のマーケティングやブランディングを専門とする方をパートナーとして迎え入れ、仕事を一緒にすることが増えています。デザイン思考で事業を捉える切れ味は、私にはない持ち味を感じます。きっと事業が抱えてる課題を直感的に捉え、それをビュジュアルに落とし込み、欠けているデザインのピースを視覚的に埋めることに長けてるのでしょう。


私はどちらかというと、M&Aやアライアンス戦略発想といいますか、事業を構成している資源がどの様に有機的に結合されているかを把握した上で、市場動向を捉えながら理想とするビジネスモデルをイメージしながら、それを実現するために不足する資源をどうやって具体的に社外に求めて相互補完効果を追求するかを構想し、実現していくことに長けてます。


両者の事業に対する捉え方は似ていると思いますが、異なるのはアプローチ方法なのでしょう。前者をデザイン思考というなれば、後者はロジカル思考ということになります。この二つの思考方法が調和すると、大車輪の両輪のように相当の機動力を発揮するものと感じてます。両者で理想的な事業像を共創しながらも、パズルの当て嵌め方が異なるわけなのです。


また、デザイン思考のマーケティングでもキャッシュポイントや採算性を考えながら事業の構想を描き出していく点については、少しばかり驚いたというのが正直なところです。どの様に売上を創るかを突き詰めることがマーケティングだと思いますので、確かに売上にまで意識を向けているのなら、当然に採算性にまで伸長させて思考を回すことも可能でしょう。


考えても見れば、マーケティング一つを取ってみても、デザイン思考でアプロ―チする方もいれば、マーケットデータを周到に分析する論理思考のマーケターも存在する訳ですので、必ずしもマーケティングとデザインという思考が結びついている訳ではありません。むしろ
、知人の場合は、商品販売ということを事業と結び付けての思考に長けているのでしょう。


思わず商品企画や販売戦略と事業企画や事業戦略との差がなんであるか、分からなくなってしまいそうです。確かに事業には、商品企画や販売戦略という機能がなければ成り立ちません。一方、事業には人財戦略、事業構造や基盤、財務戦略も必要不可欠でしょう。こと中小企業なら、商品やその販売方法をどう確立し売上拡大するかが大きなウエイトを占めます。


しかし、それを実行に移すのは人財であることを考慮すると、その人財が自律的に創造力を発揮して売上拡大することの方が大切でしょう。それがヒューマンキャピタル経営に脚光が浴びている所以でしょう。前の時代でしたら、売上は経済成長とともに黙っていても右肩上がりに高まっていったものだと思います。これからは考える力がものを言う時代でしょう。


中小企業の事業構造を再構築するにあたり、財務的な切り口のみで実施に移す時代は終えています。これからは、それに中小経営者の意志や信念を重ね合わせ、チームの力として発揮させていくには、やはり各々のメンバーも高い志をもって自律的に仕事に取り組んで行く必要があります。それは強いリーダーシップ力というより、人間の本質に迫ることでしょう。


今日もありがとうござます!
https://crelife.co.jp

伊藤忠商事の社内副業制度!

皆さん、おはようございます!
人はそれぞれ自分なりの世界観を持っているものです。チームで行動する場合にメンバー同士の気心が知れていれば、円滑なコミュニケーションが図られチーム力も高まるでしょう。
それは相手の世界観を否定することなく認めながら、建設的に力を合わせているからです。



伊藤忠商事は、4月から業務時間の一部を活用して、他部署の業務を手掛けられる社内副業制度を導入するそうです。社員のキャリア形成をサポートすると同時に新事業創出にもつなげたい考えです。繊維や機械、住生活など全8カンパニーから事業テーマを募り、他部署の社員にも参加できるようにします。大手企業なら社外副業制度に似た効果があるでしょう。


主要業務以外に週5時間まで社内副業制度により関わる案件に取り組めるそうです。就業時間の約10%強の時間を社員自らのキャリア形成に活用できることは、米メタにおける副業制度による就業時間に匹敵する時間であり、会社にとっても多大なメリットがあると思います。ただし、社内副業制度を利用する社員が自律的に行動しなければ意味がないでしょう。


伊藤忠本体で国内勤務する約2400人の他、海外駐在員やグループ会社の出向者にも本業に関係する仕事であれば参加できます。1案件あたり最大8人のチームを想定しており、期間は1年間に限っています。初年度10案件程度を立ち上げる計画です。伊藤忠は組織横断的な活動に対して加点する人事評価制度を設けており、今回の取り組みも対象になります。


一般的に総合商社は組織横断のタスクフォースが一部あるものの、縦割りの意識が強いとされています。巨大なコングロマリット経営を取り仕切る総合商社は、一事業毎にカンパニー制度を引いており、カンパニーが異なれば別会社であるという話しを知人から聞いたことがあります。だからこそ、組織横断的なタスクフォースの必要性が喫緊の課題なのでしょう。


三菱商事でも、2月に社内副業制度の募集を始めています。異動をともなわず、自分が所属する部署以外の業務を経験できます。全体の業務時間の最大15%を充てられるような仕組みです。大手総合商社は、脱炭素社会への対応やデジタルトランスフォーメーション(=DX)などの進展で、組織横断案件や柔軟な発想での新事業の創出が一層求められています。


ところが、何れの新事業も持てる資本力に頼った設備投資型の事業が多いものと受け止めざるを得ません。これからの時代は、もっと資本力に頼ることなくヒューマンキャピタルに目を向けるべきことは、今般の社内副業制度を導入していることから総合商社も気付いていることは明らかです。それでも組織開発にまで結び付けられないところがジレンマでしょう。


大手総合商社といえば、一流大学出身者が入社を希望する希望就職ランキングでいつも上位に名を連ねる会社だと思います。エリート揃いの会社であるにも拘らず、新事業がなかなか創出されないのは、余りにも組織が硬直的で社員が組織に埋没しているからだと思います。必ずしも知識が豊富なエリートだから新事業を立ち上げられるというものでもありません。


必要なことは、その明晰な頭脳を生かしきるべく、自由な発想で自律的に行動することだと思います。それは組織のヒエラルキーや個人の世界観に捉われることなく、自らの思考を白紙にする様にし、自分の外に存在するものを捉われのない視点で受け入れることでもあります。その様にして受け入れた新しい思考を自分の考えと混じり合わせ再構成することです。


今日もありがとうござます!
https://crelife.co.jp