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CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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向うべき目的地と方法論!

皆さん、おはようございます!
日本を代表する流通グループの仕事を辞め、自分の遣りたい地域に根差した仕事に真摯に向き合おうとしている若者がいます。最近は入社3年程度で辞めてしまう社員が4割以上に達しています。企業も効率性だけを追求する以前に自らの存在意義を明確にすべきでしょう。



昨日のブログでもお伝えさせて頂きましたが、私の向かうべき人生目標は「持続可能なまちづくり」です。ただ見てくれの良いまちをデザインすることに留まらず、現在の生産者中心の社会システムを生活者中心の社会システムにリデザインすることを意味しています。生活者の意識が大きく変わり行く中で、旧態依然とした社会システムに息苦しささえ感じます。


それを地域の多くの社会的ビジネスを創出することで、これまで公益と私益の狭間の中で消失してきた共益部分を補っていこうという考えです。そうすれば、地域に新たな仕事を創出できるばかりか、地産地消ではありませんがその地域の有形無形の個性溢れる資源を生かして新たな商品が創られ、それをその地域で消費することにより地域金融も活力を増します。


私がお付き合いしてる多くの中小経営者の殆どがその様な視点を持っていることは偶然ではなく、自らの暮らし目線で事業を考えたときに経営者であると同時にその地に根差して暮す生活者と表裏一体の関係であるから当然のことだと思います。自分が暮す地域を事業を通して良くして行きたいというのは、人間として全うに生きていれば誰しもが感ずることです。


それら事業や経営者をサポートしながら、それらが成長していくことにより新たなビジネス機会を掴み様々な事業が創出されることを期待している訳です。それと同時に、その事業に必要な人財を雇用する側と雇用される側に明確な境界を設けることなく、意志をもった働き手が自らの意思で働き糧を得る機会を実現する地域ビジネスプラットフォームが必要です。


その役割を担うのが地域の中小ビジネスだと考えてます。企業としての目的を明確することにより、持てる企業のリソースと働き手が持つノウハウや知見を融合させることにより、その地域に存在する暮らしの課題を事業を通して解決していく枠組みを創ることが出来るでしょう。働き手にとっても、自らの個性を生かしながら自己実現という動機付けが出来ます。


その為には、その様なビジョンを実現するための社会システムをデザインしながら、ビジネスモデルとして落し込み、先導していくことも必要かもしれません。ただ、誰しも自分の持ち味を生かして社会に認められながら前向きに生きて行きたいと考え始めていることが、何よりもの後ろ支えとなります。もちろん、糧を得られることが最低限の十分条件でしょう。


そこには年齢や性別は関係なく、必要なのはやる気だけでしょう。誰かがやってみせれば、他の人々も追随してきます。そうやって様々な人財が交流を深めることにより、新しいアイディアが創出され、また新しいビジネスを生み出すことが出来るでしょう。社会そのものがそうしたプラットフォームであるべきですし、それが失われた共益の部分だと思うのです。


自らもまたそうした生活者の一員として、人との関わりを大切にしながら気付きを与え、それをビジネスモデルを発案したり改編しながら一瞬のうちに財務数字により立体的に損益分岐点構造により浮かび上がらせる独創性を生かしながら、それら地域のビジネスを支援するインフラとしての機能を司って行きながら、プロシューマー社会を実現していきたいです。


今日もありがとうござます!
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