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持続可能なまちづくり!

皆さん、おはようございます!
社外CFOとはいえ、様々な中小企業の経営者と呼吸を合せることは、それなりに大変なこともあります。やはりビジネスというものは、日々刻々と動いていってしまいますので、自ら判断するために必要な情報を得るために、それなりのコミュニケーション力が必要です。



昨晩、ある地方都市の若手経営者の方々とともに、これからのまちづくりのあり方について意見交換をする機会を頂くことが出来ました。私は、初対面の方々ばかりでしたので、余りのっけから飛ばし過ぎるのもどうかと思い、聞き役に徹していました。私を誘って下さった会社のメンバーからすれば、その他に3つの事業主体の方々総勢6人が集まっていました。


地方の古民家を再生する設計業を営む傍ら農業やレストランを営んでいらっしゃる方、若手市議会議員でありカフェや銭湯を営む方、祖業である建設不動産業を営む方との、楽しい団欒のひと時でした。皆さんに共通しているのは、意識を顕在化させているのかどうかに拘わらず、結果的に資本主義経済が私たちの社会や暮らしに大いなる矛盾を来してることです。


各々の事業は異なれど、地域を再生し住みやすいまちに変えていく必要があるという点においては、互いが協力し合いながら理想となるまちを創るべく協力し合おうという空気に包まれていました。ここでいうまちづくりとは、都会で不動産開発会社が行っているような、小分けされていく宅地開発ではなく、既存の建物をリノベーションし再生していくことです。


その時に地域コミュニティという人の繋がりを大切にしていくことです。都会に住んでいると煩わしくさえ感じてしまう人々の繋がりですが、地域の課題を解決する担い手として不可欠でしょう。その様なソフトウエアを再生する視点を持って、ハードウエアとしての建物に手を付けて行かなければ、どんなに煌びやかな見てくれの良い地域も活力を持てないです。


そんな談話に参加しながら、以前在籍していたディベロッパーやハウスメーカー事業を持つ化学メーカーのことを思い出していました。どんなに環境に配慮した不動産や住宅であっても、一企業の自前主義でそれを完結させることは、どんなに留意しても利己的になってしまわずを得ず、結局は面として連なるまちを分断してしまうことになってしまう経験則です。


活力あるまちづくりをする為に、私は地域の課題を事業を通して解決していくことが必要だと考えてます。事業を大層に捉えることはなく、その地に暮らす方々が生業程度の思いで手を取り合って糧を得ながら取り組んで行けば良いことです。それをボランティア的に町内会として取り組んでいては長続きせず、そこはやはり時代の流れを取り込む必要があります。


そうすればリタイアした地域のシニアにとって、新たな仕事を創出することにも繋がると思います。ヒト、モノ、カネが地域内で循環する仕組みを考える必要があります。その仕組みをデザインできなければまちに活力を取り戻すことは出来ないでしょう。その意味では、私は地域に仕事を創り、それを健全に成長させて行くことが一番大切なことと考えています。


その様なことを考えながら、私の人生の目的地は「まちづくり」であり、社外CFOとして地域に根差す中小企業やこれから事業を創出していこうとする方を元気にしていくことは、方法論であると再認識したところです。あと何年間元気に仕事に取り組んで行けるか分かりませんが、自分の持てる個性と専門性を活かしながら生涯一現役で頑張りたいと思います。


今日もありがとうござます!
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