誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

急がば回れ!

皆さん、おはようございます!
サラリーマンを生活を終えて、自分で事業を営みたいと考える方々も多いものと思います。それまで培ってきたノウハウやスキルを活かせばそれも可能だと思います。ただし、一番大切なことは、それまでの仕事の遣り方にピリオドを打って、学び続ける姿勢だと思います。



私のこれまでの行動パターンを振り返ると、自分の性格がそうさせているのか、目的地にまっしぐらに向かうのではなく、その目的地に辿り着くまでの過程を重視するあまり、随分と遠回りをしてきたものだと思います。還暦を来年に控え、そろそろ目的地に向かわないといけないのかもしれません。廻り道をすることで、様々な豊富な経験を積んできましたので。


現在も、最終目的地である「まちづくり」に向かうにあたり、中小企業の経営力を再構築することに傾注するがあまり、自分たちが根を下ろすべき地域が3つに分散してしまっている課題があります。本来なら1つの地域に根を下ろしながら、徐々に滲みだすように自分たちが関係するエリアを広げていくことが常套手段なのでしょう。地域と中小企業の均衡です。


まちという地域と事業再構築を求める中小企業のどちらを優先させるかということになるでしょう。これまでは、地域に根を下ろす為には、まずその地域で長年事業を営んでいる中小企業との関係を深めることが必要だという考えから、中小企業の事業再構築を果たすことを優先してきましたが、点を面にしていく条件が整い始めますと腰を据える必要があります。


私にとってのまちづくりは、一定地域の社会システムを改編していくことです。全体最適となっているコンサバティブな日本経済の枠組みだけで、一国を支えていくには最早限界があると思います。それを支える礎である個性豊かな地域社会の循環型エコ経済システムという均整のとれた部分最適なサブシステムを伴なって、はじめて日本経済が成り立つでしょう。


その為には、地域を支える中小企業が、これまでの全体最適な産業構造の枠組みの一部を担っていては、希薄化し変わり行く産業構造の中で悪化する業績を立て直すことが出来なくなりますので、是非とも事業再構築に取り組んでいただきたいと考えています。情報化社会の中で、下請け仕事に甘んじていることなく、積極的に最終消費者と繋がって行くべきです。


そして、一芸に秀でる中小企業同士が連携し合う事も不可欠であり、仮想コンソーシアム企業体として地域内に連合体を形成する流れになると思います。その結果として、新たな仕事を生み出し地域に活力が生み出されるものと考えます。地域に暮らす方々が、容易に地域固有資源を活用して生業をはじめることが出来るプラットフォームを整えることも大切です。


地域内に仕事が増えてくれば、結果としてヒト、モノ、カネが地域内で循環しだすのです。これまでのように地域外の資本企業に浸食されていては、ヒトは地域外に流出し、モノは地域外から流入し、カネは地域がにある本社に巻き取られていては、地域経済が疲弊するばかりです。それぞれの流れを地域内で完結する様にするのが、循環型エコ経済システムです。


私にとっての「まちビジネス経営力再構築伴走支援」とは、方法であり目的ではないはずです。それ自体を目的化しても可笑しくないくらい、それはそれで専門的なノウハウと知見が必要なのですが、「まちづくり」という目的を果たすためには通らなければならない通過点なのです。今回も随分回り道をしているようですが、そろそろゴールを目指す時でしょう。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する