誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

事業再構築の本質!

皆さん、おはようございます!
良く「まちづくり」を人生の目標に据えているお話しをさせて頂くことがあります。それは
、言葉を変えて捉えれば「誰しもが笑顔で溌剌とした社会づくり」ということになるかもしれません。社会というものは、その時々を生きる人々の概念化された価値観に過ぎません。



仕事で中小企業の事業再構築に携わっています。そのどこに焦点を充ててるかといいますと
、第4次産業革命といわれる情報化社会において、アフターコロナ禍と相まって生活様式が大きく変化し、それに伴ない産業構造改革の必要性が強く求められる中で、中小企業も事業構造の見直しに迫られており、それを梃子に地域経済の活力を取り戻すことを願ってます。


国家の礎は地域にあることは疑う余地もなく、グローバル化を進める大手企業を前提とした経済政策では、早晩、日本経済に綻びが露見してしまうことでしょう。大きな経済に委ねた社会システムには既に歪みが生じており、息苦しい暮らしに安らぎと幸福をもたらすべく、生活者主体の部分最適な地域分散型の地域循環型のエコシステムに変える必要があります。


そんな地域経済の主役はもちろん地域に根を下ろす中小企業ということになりますが、彼らは彼らでこれまで大きな産業構造の渦に巻き込まれています。これからは大手企業を支える歯車に成り下がっていては、業績が低迷するばかりか突然売上が消失する危険性すらあります。バブル経済崩壊以降30年の間に累積してしまった損失が既に足枷ともなっています。


持てるキラリと光る事業資源に気付き、それを生かしながら新しい事業のカタチを再構築することが、多くの中小企業の喫緊の課題となっています。また、それを実行していくプロセスで事業再生(=ターンアラウンド)、若しくは事業承継(≒M&A)を行わなければならない場面も生じます。累積する過去の遺産を社会全体で負担することも必要不可欠でしょう。


それより、これから生み出される価値の方が大きいので将来に期待を寄せるべきでしょう。必要なことは、これまでの産業構造の枠組みの中で形づくられてきた事業構造をオーバーホールする具合に分解し、新しい事業構造に組み立て直す位の覚悟が中小経営者に求められるでしょう。その答えを持っているのは経営者であり、そこに意識を向ける必要があります。


その様な中小経営者に寄り添い、不安や悩みを受け止めながら、より良き方向へ導いて行くことが伴走支援をする際の醍醐味であり、その暁に事業デザインが可視化できた時に大きな人間的な成長が得られるものです。その上で、実際に事業再構築に着手することになりますが、その時にはターンアラウンドやM&A・アライアンスのノウハウが生きて来るのです。


その様に考えてみますと、中小企業がコアとなる事業資源を活かして事業を再構築するように、私自身もコアとなるノウハウや知見を活かして再構成させながら中小経営者に寄り添い伴走しているものと思います。コアとなるノウハウや知見とは、事業の仕組みを法律や財務の観点から構造的に見抜き、その仕組みを現代風に大胆に再蘇生させることだと思います。


思いは、あくまでも「まちづくり」であることは、この30年余り変わりません。一介の勤め人であったら、部署ごとの専門家に成り下がっていたと思いますが、どうやら私にはそれが窮屈であり、もっと縦横無尽に暗黙知を駆使しながら立ち回ることが性に合っているようです。私には、いまが変革期にあり社会が大きく変わり行く、嵐の前の静けさに映ります。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する