誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

傾聴、共感、そして自己成長!

皆さん、おはようございます!
仕事で東京を西から東へ2往復するあまり効率の良くない一日がありました。はじめてお会いする5名の方々ばかりでしたので、どの様な方かを理解しようとする好奇心が勝っていました。皆さん、自分で事業を営んでいらっしゃるせいか個性豊かでとても楽しかったです。



普通の方でも、日々の忙しさに感けて将来的に自分が何をしたいか、目先のやりたいことには直観的に取り組んでいると思いますが、将来のことになると割りと遣りたいことがとっちらかってしまっていて整理ができていないものではないでしょうか。それが、事業を営んでいる経営者とでもなりますと、自分のことと事業のことで忙殺されてしまい尚更なのです。


人はいつも理路整然と自己理解している訳ではありませんが、混沌とした意識の中にも時として、ふとした切っ掛けから自分に目覚め急に行動すべき目標が明確になることがあります
。それを腑に落ちるというような言い方をすることがありますが、自分の意識の中に急に明かりが射すことにより、それまでの混沌とした意識が急に整理された時に自己成長します。


それは、ありのままの自分を認めた瞬間ということが出来るかもしれません。人間はありたい理想の自分と現実の自分との間で葛藤しながら生きてる存在であり、それが出来ないから日々もやもやした感情を心の中に抱いているものなのです。ところが、現在の現実の自分を認めた時に、具体的に理想とするありたい自分に近づくための道程が明確に見えるのです。


私自身、若い時から振り返れば3度ほど挫折感を味わってきたと思います。大学の時に用意周到に準備してきた意中企業に入社できないと分かったとき。コポーレートファイナンスを欲しいまま操りながら実績を残しましたが、突如としてその先を見失ったとき。そして、意気揚々とはじめた創業会社がみるみる内に減速してしまい、立ち行かなくなったときです。


深い痛手を負った挫折感から脱することが出来たのは、自分で認めたくない現実の自分の姿をありのままに受け入れることが出来たからです。現実の自分を認めることにより、人間は次なる自分の理想とする将来の姿に近づこうとする勇気が出て来るもののようです。中々、現実の自分を認めるのは難しいのですが、それにより人間は一回りも二回りも成長します。


挫折感というほどの痛手でなくとも、日々の暮らしの中で受け入れたくない現実の自分と理想とする自分の姿のギャップに苛まれるのが一般的でしょう。それが人間というものなのです。それが、こと中小経営者になりますと、企業の代表者として全てを受け入れていく必要がありますが、そこは人の子なかなかそれが出来ずに精神的な鬱憤が溜まるものなのです。


その様な人間の内面にある精神的な鬱積を晴らすためには、現実の自分を突き付けてゆっくりと受け入れることなのですが、自分独りでは自己合理化してしまいがちで、中々できるものではありません。その様な時に第三者のメンターの力を借りることも大切だと思います。
メンターは、当事者の語ることを否定せずにただひたすら傾聴して共感に徹することです。


人間というものは、不思議なものでそうやって自分の思いや悩みを他者に聴いて貰えると、最初の内は自分が抱える屈折した主観的な考えや思いを語るものですが、それをメンターにそのまま受け入れて貰うことにより、やがて自分で自分を客観視しはじめるものです。それが自己成長に通ずるのです。だからこそ、中小経営者には傾聴、共感することが必要です。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する