誰にも聞けない経営財務戦略!

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ビジネス支援プラザ!

皆さん、おはようございます!
金融機関から資金を取り上げたら何が残るのかを考えることがあります。余りにも規模の経済を追い求め、経済合理性という資本の論理の判断軸だけで利益を追求していれば、やがてお客様から見放されるでしょう。資本は手段であり、目的にはなり得ないものだからです。



昨秋、多摩地区の中小企業の成長を伴走支援すべく、国立駅前のコワーキングスペースにビジネス支援プラザを併設しています。それから半年が経過しようとしていますが、少しずつ存在が浸透しつつあり、市町村や東京都が運営する創業支援施設にも知れ渡っているようです。それら行政や公的施設とも連携しながら私たちの持ち味を広めて行きたいと思います。


中小企業は、財務をはじめバックオフィス機能が存在しない場合が多く、またマーケティング機能や情報システム化機能を持たないことから、それを支援すべく専門家たるエキスパートを集め、謂わばワンストップのプラットフォーム化していることが持ち味です。本来ならSNSなどを活用して情報発信しても良いのですが、口コミで広げつつあるのが現状です。


フロントに立つ私はまちビジネスの「経営力再構築伴走支援パートナーCFO」として、地域の主役である中小企業を「まちビジネス」として捉え、経営者の悩みを解決すべく相談に応じる日々を送っています。経営者の悩みは、目先の資金繰りにばかり気を取られ経営に集中できないことに始まります。その上に自身の事業に対する意志が可視化できていません。


だからこそ、財務をはじめバックオフィス業務は中小経営者から委ねて貰い、経営に専念して貰うところから伴走支援がはじまります。ところが多くの経営者は、目先の業績を上げることばかりに目を奪われており、事業を営む目的を見失っているという課題を持ってます。それは日々の忙しさに感けてしまい、自分がなぜその事業を営むのかを忘れているのです。


「経営力再構築」とは、正しく事業を営む拠り所である経営者の志を可視化するところから始まります。その答えは経営者の中にあります。経営者に対する傾聴と共感を通して、それを呼び覚ます必要があります。経営者の事業に注ぐ意志を踏まえ、現状の事業資源と市場動向を捉えながら事業戦略を再構築することにより、はじめて事業計画に落し込めるのです。


あとは、その事業計画に従って事業を組み立てていけば良いのですが、そのプロセスではマーケターという市場分析や商品企画、プロモーション、ブランディングの専門家に伴走支援して貰うことも大切です。また、これから事業を営んでいくためには、業務プロセスを情報システムに置き換えて、人財に頼らなくとも効率よく事業を運営していくことが必要です。


事業を営む過程では、法律問題、労務問題、会計税務問題なども生じますので、それらに適宜対処する専門家の支援を受けることも必要となります。各種専門家を組織としてプラットフォーム化するなら、最近ではどこの地域金融機関でも行っていることだと思います。ただし、それはただ専門家をお客様に紹介するマッチングのみに留まっていることが課題です。


「ビジネス支援プラザ」の目的は、あくまで「まちビジネス」を営む中小企業に「経営力再構築」しながら事業を再構築していくことであり、その結果として地域経済の活力を高めていくことにあります。それは即ち、マクロ経済を前提とする社会の中に、ミクロ経済であるコミュニティを通した共益部分を再興することであり、均整のとれた社会にすることです。


今日もありがとうござます!
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