誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

まちのソフトウエアを経営する!

皆さん、おはようございます!
昨年の今頃は、産業カウンセラー養成講座の実技指導でほぼ毎週末の時間を費やしていたことが思い返されます。半年に渡る期間を忙しい仕事の日程をやり繰りをしながら何とか修了したものです。そして2回目の試験でようやく産業カウンセラーの仲間入りができました。



大学時代に心理学を専攻してましたが、その時の4年間よりも今般の産業カウンセラー養成講座の方が、よほど実践的で自分の成長に結びついたと思います。カウンセリングとは、結局、座禅やヨガと同じように自分の内側にある素の気持ちを感じ取る様に促す技術だと思います。特に現代人は頭でばかり考えていますが、自分の感性を研ぎ澄ますことも大切です。


自分の感情に気付きそれを素直に受け入れることにより、人間は創造性溢れる成長を遂げる存在であることが理解できます。人間性心理学を唱えるロジャーズのカウンセリングの考え方に共感しますが、学生時代もやはり同じ学派の人間欲求5段階説を唱えたマズローに魅せられていました。30数年経っても自分の考え方は変わっていないことに気付かされます。


日頃、仕事で中小経営者とお会いする機会が多いのですが、彼らも日々の業績に一喜一憂しながら孤軍奮闘している存在なのです。もっと自分の内面にある気持ちに素直になり遣りたいと感じることを目的に掲げ、そこに向かって突き進むべきだと感じます。人間というものは、なかなか自分の感情を客観的に俯瞰してそれを可視化することを苦手とするものです。


そんな中小経営者にカウンセリング手法を応用して、少しでも前向きに事業を営んでいって頂ければと思います。結局は、自分の思いや志といったものを可視化し企業理念として打ち立て、それを具体的な事業戦略に結び付け具体的な事業計画に落し込み実行に移さなければ事業は良くなりません。それが人間として創造力溢れる自己成長に繋がることになります。


このことは、中小経営者に限らず日本の社会を支える多くの働いてる立場の方々にもあて嵌まることだと考えます。そう、いまの日本の社会に欠けていることは、自分の感性に従って夢を描きながら行動することでしょう。まだ、敗戦後の高度経済成長下の方が将来に対するギラギラ、ワクワクした前向きな感情を多くの国民が持ち合せてたものだと受け止めます。


ただし、その時は規模の経済という効率性に走ったため、その成れの果てが現在の社会の姿だと思います。巨大なピラミッド型階層組織に象徴されるように、その集団に所属する人々までを個人の感情と集団心理の狭間で疎外してしまっている所が現代社会の病理だと思います。そんな社会は長くは続かず、間もなく人々はその様な組織に見切りをつけるでしょう。


その様な方々の精神的な拠り所として、少しでも役に立てればと思います。それと同時に、その様な方々が自分自身で糧を得る術を一緒になって考えて行ければと思います。「まち」に広がる事業を営もうとする方々を支えるプラットフォームとして、ディベロッパーCFOにも似た視点で、均整のとれた「まちづくり」をコーディネートする必要があるでしょう。


これからの社会はヒューマンキャピタルを軸として、プラットフォームで緩やかに束ねることが大切だと考えてます。人と人のつながり、そして人と人がつながっていく「場」が不可欠です。個々の資源が有機的に結びつき新たな社会の価値を創造する広がりあるプラットフォームである「まちのソフトウエアを経営」するディベロップメント視点が必要でしょう。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する