誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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Will,Can,Must!

皆さん、おはようございます!
プロフェッショナルというものは、どの様な状況下でも相手の立場にたち最適解を提供する存在だと思います。もちろん専門性に裏付けられたブレない安定した商品を提供できることは言うまでもありません。どんなに専門性が高くとも独り善がりではプロとは言えません。



コーポレートファイナンスという専門性を身につけ、数値という目盛りを付したビジネスモデルやビジネスストラクチャーを構想し、実際に組織や業界横断的にM&Aやアライアンスの知見を踏まえて事業を創出することを幹として持ちます。随分と太い幹にまで育ったものだなと我ながら思うこともあります。本来ならコーポレートファイナンスだけで充分です。


最近では、心理学の視点で組織開発にまで手を伸ばすばかりか、マーケティングにまで面白みを見出してます。どうして、そんな色々なことが出来てしまうのかと驚かれる(=呆れられる)こともありますが、私からしますと物事の本質を捉える能力が他人に比べて少しばかり優れているのかなと感じる程度です。目利き力に長けていることにも関係ありそうです。


例えば、仕事柄、様々な業界・業態の仕事に関わることが多いですが、扱っている商品が異なっていても、結局はどの会社も同じフレームの上で事業を営んでいる様に見えます。製造工程や販売チャネルが異なれど、その事業固有の製造技術をベースにどう販売して、組織をマネジメントするかは、一言でいえば人間の心理とお金の計算に依拠することになります。


組織開発が社内における人間のモチベーションを高めることであるなら、マーケティングは社外における人間のモチベーションを高めることにあると捉えることが可能でしょう。その効果測定として数値で表現することが便利であると考えています。数値で表すことが難しい人間の心理を感覚でも構わないから、目分量でその大きさを捉えることに意味があります。


そんな個性や特性を社会の課題をビジネスを通して解決すべく、異なる価値観や専門分野の組織や人々を既存の枠組みに捉われず有機的に関連づけることによって、新たなビジネスを構想しながら実現していくことに結びつけています。既成概念に捉われない自由な発想力でそれら組織や人という希少事業資源を連携させる事により協業することに意味があります。


現代社会の課題は、工業生産型枠組みにより組織も人々が規定されていることにあると考えてます。工業産品の生産は、この200年程の間には重要な意味を持ってきましたが、これからの社会ではこれまで程の意味は持たないでしょう。それよりも社会のクオリティを上げていく為に必要なソフトウエアを充実していくことの方にウエイトが置かれると思います。


人類の幸福をイメージした時、余りにも大手企業に偏った社会の枠組みを是正していく必要があるでしょう。そこで働く人々の能力が生かされてないばかりか、地域経済にまで悪影響を及ぼしてしまっています。そんな社会を緩やかに是正すべく、プロシューマー(=生産消費者)社会を現実のものとしたいと考えます。テーマは働く人々の意識を変えることです。


これからの社会は、適切な規模の組織集団、および個人事業者の様なダウンサイジングが起きると思います。それらが網の目の様に緩やかに連携し合い様々なソフトウエアを創出していくことが望まれます。その為に必要な社会インフラを整えていくことも必要でしょうし、変化にともなう人々の恐怖心や不安感を緩和してより良き方向に導くことも必要でしょう。


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ミニストップの出店再開!

皆さん、おはようございます!
ものづくり日本は、今後も製造業を中心に経済成長すべきだという論調を耳にすることがあります。確かに日本の製品に対する品質レベルは群を抜いていると思いますが、果たしてものづくりしか出来ない国民性なのでしょうか。カイゼンだってアイディアの産物なのです。



イオン傘下でコンビニエンスストア国内4位ミニストップは、出店を本格的に再開するそうです。従来は全国を対象に出店を行っていましたが、今春から首都圏や近畿圏一部地域に集中して新規出店を行う計画で、今期は新たに60店舗を出店します。ここ数年は閉店が出店を上回る中、2023年秋には新規出店を担う店舗開発部隊を復活ている経緯があります。


新規商品の開発や運営効率化も進めて利益改善を目指すとしています。新規出店のため、2023年9月に独立した組織として開発本部を復活させています。首都圏と近畿エリアに開発部隊を投入する計画です。担当者の人員も外部採用を含めて増やしており、現状から5割増員する方針です。後発コンビニエンスストアとしてどの様な展開をするのか楽しみです。


ミニストップは、ファストフード店とコンビニ店を組み合わせた「コンボストア」を特徴としており、これまで東北から九州まで日本全国を対象に出店戦略を採って来ました。ただし
、少子高齢化や国内コンビニ市場の競争激化などを背景に売上高は振るわず、ここ5~6年は出店数を抑え不採算店を中心に閉店を進めてきた経緯があることを忘れてはいけません。


コンビニ各社がスイーツや総菜などでヒット商品を開発する中で、ミニストップはヒット商品の「ハロハロ」などソフトクリームを中心としたファストフードに強みを持ちますが、それ以外の主力商品は育成途上であるというのが実情です。ミニストップは閉店と並行して改革に乗り出し、2021年に新たなフランチャイズチェーン契約の見直しを行っています。


新たな「パートナーシップ契約」は、人件費も含めたコストを差し引いた後の利益を加盟店と本部で分け合う仕組みに変えたことで、本部側が細かい店舗オペレーションまで改革に動きやすくなったそうです。店舗の利益に対してフランチャイズ報酬を課する形態でなければミニストップにとっても店舗運営効率にまで触手が伸びないのはあたり前のことでしょう。


きっとこれまでは、売上高から商品仕入を差し引いた限界利益に対し報酬を課していたのでしょう。それでは売上を伸ばすことばかりに目を奪われてしまい、ビジネスモデルの要である店舗運営がお座なりになることから、結局はフランチャイジーであるFC店舗の経営が弱体化してしまい長続きせず、ミニストップ自体の採算性にも多大な影響を及ぼすでしょう。


その意味では、経営の根幹にあるフランチャイズ契約の見直しを行ったことは、事業の抜本的な再構築を意味しており、これからの新規出店に多大な影響を及ぼすことになるでしょう
。また、出来ることなら店舗づくりも工夫を凝らして頂きたいと思います。ただ選考する社の真似事でコンビニエンスストを定義づけるのではなく、新しい概念を打ち出して欲しい。


地域を限定し新規出店を行うなら、もっと地域に根差した商品を展開すべきでしょう。ATMやマルチ複合機で先行する他社に追いつくことは出来ません。あまり標準化された商品を取り扱うのではなくその地域ならではの独自性を出すことも一つの方法だと思います。持続可能な循環型地域経済を担う店舗として、地域のハブになることも考慮に入れるべきです。


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ビジネスの思考法!

皆さん、おはようございます!
具体的な物事を抽象化して、それをまた具体化する能力が備わっているようです。抽象化とは、思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は捨て去る方法です。物事の性質・共通性・本質に着目し、それを抽ひき出し把握することです。



心身ともに現在が一番良い状態である様です。肩ひじ張らずに社会との関わりの中で、無理することなく自分の気持ちの赴くまま自然体で物事を感じ取り、感じるまま行動することが出来るからです。昨晩も教育関係の方と会食をさせて頂きましたが、教育もビジネスとして捉えると、とても人間臭いこれからの社会を担う大切な営みであることに気付かされます。


良くビジネスの三要素であるヒト、モノ、カネでその客体としての構造を表しますが、最近ではそれらビジネスの側面とともに、そのビジネスを担う人間の営みとしての側面という二つの側面から捉えることを自然と身に付けている様です。同じビジネス三要素があっても人それぞれにそれを活用してどの様なビジネスを営むかは千差万別であることが面白いです。


人間の側面からビジネスを捉えていくことは、そのビジネスをどの様な創造的な思考で営むかということ意外にも、紆余曲折あるビジネスに対してどうメンタルを整えながら向き合うかということも意味します。創造力を最大限に高めるメカニズムを紐解いていくことも大切ですし、どんな苦しみに対しても楽しく思えるタフな精神構造を探求することも必要です。


ビジネスモデルやビジネスストラクチャーを描き出しビジネスプランに落とし込む過程と平行して、そのビジネスを営もうとする人がどの様な意志を持ってビジネスに向き合おうとしているのかその精神構造を掘り下げ可視化することは、ビジネスを取り巻くステークホルダーにその意味を理解する手助けになるばかりでなく、事業者の精神を安定させるでしょう。


昨日も起業を目指す大学生とお会いする機会がありました。創造的なビジネスを描き出したい逸る気持ちが若者らしいエネルギーとして表情に出ています。ビジネスの概要を一通りお伺いし、何故そのビジネスを遣りたいのか深めて聞いていきますと、自分が行いたいことに幾つかの選択肢があって、必ずしもそれが最終目的地でないことが浮き彫りになりました。


彼にとって、そのビジネスは目的地でなくその目的地に辿り着くための目標だったんです。
その目的地に行くための登山ルートは必ずしも一つではありません。確かにそのビジネスを行うことにより、ビジネスの意味を実践で体得しながら不足するスキルを吸収することも出来るでしょう。ただ目的地に到達する登山ルートとしてはリスクが高すぎると感じました。


もっと自分が本当に行いたいビジネスに近づく為に、足腰を強くして蓄えるべき方法が幾つもあるでしょう。キャリアデザインシートや大谷選手が夢を実現する為に活用したマンダラートなどを活用し、自分が描く目的地に到達するために必要な整えるべきスキルやノウハウ
、およびそのプロセスをしっかりと自分の中に客観的に俯瞰していることが大切なのです。


ビジネスというものは、テクニカルな部分も必要ですが大事なことは心だと思います。この澄み渡った広い社会の中で、自分が何を感じ描き出そうとしているのかを理解していることが必要ですし、そこに行き着くための方法を冷静に考える力が大切なのです。もちろん目的地に到達するまでのプロセスを楽しみながら経験知を増やしていくことも忘れることなく。


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