誰にも聞けない経営財務戦略!

ビジネスの未来を財務と心で読み解くブログです!

CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

http://crelife.co.jp

人間として成長するということ!

皆さん、おはようございます!
9月に入り、まだまだ暑い日が続きますが、でも朝や夕方などの微風からは秋の気配を感じます。今年もとっくに半分を通り越し、12月までに4ヶ月を残すのみとなっています。歳を重ねれば重ねるほど時が経つのが早く感じられます。ありのままの自分で日々集中です。



成長とは、ある生物が、その生活史において、個体がその発生から死に至る過程で、もっともよく発達した形へとその姿を変える間の変化をさすそうです。典型的なものは、多細胞生物に見られるものであるといわれています。それは、生物として環境に最も適したように進化することを意味するのでしょう。肉体的に成長するのみならず精神的な成長もあります。


差し詰め、人間として暮らしの多くの時間を費やしている糧を得る仕事の場面での成長には
、技術的な成長と精神的な成長があると思います。技術的な成長は、いわば「長けた仕事」を身に付けることでしょう。仕事を行う上で、ものごとの処理の「上手か/下手か」が問題になります。しかし、人は技術的な成長だけではほんとうに次元の高い仕事はできません。


技術的な成長とともに精神的な成長が不可欠なんだと思います。精神的成長で問題になるのは「意味」だと受け止めています。意味を見出したときに、その人は「長けた仕事」を超えて、その人でなければ創造できない「豊かな仕事」を生み出すからです。人がほんとうに次の成長ステージに上がっていくためには「内からの変化」や「内からの成長」が必要です。


それがすなわち、自らの仕事に対して意味を満たす「喜び」を見出せるかどうかなんだと思います。真の成長は「内的な変革」にあり、これがなされてこそ次なる技術的成長も起こるものでしょう。そして、そこから更に精神的な成長があり、再び内的変化が起こります。この絶え間ない循環が、人間のキャリアを無限に開いていくことになると考えられています。


精神的成長を得ている人は、仕事に対し気分的な「楽しい」ではなく、意志的な「楽しい」になりますので、多少のしんどさや苦労に耐える粘りを持つことができるのでしょう。つまり「しんどいけど、楽しい」「厳しいけど、やりがいがある」という意識で仕事に向かえるのです。その意味で私が過去に精神疾患を患ったのはそのバランスを崩したからでしょう。


会社の株価を最大限に高めるという技術的成功を収めましたが、それをなんの為に行ったのかという意味を自分なり消化することが出来なくなってました。それは言い方を変えれば会社は何のためにこの社会に存在しているのかということに通ずるものがあります。だから、大きな仕事をやり遂げた後にぽっかり心に穴が空いてしまい身動きがとれなくなりました。


そこから抜け出すことが出来たのは、4年という月日を数えることになりましたが、まずはありのままの自分を受け入れ認めることから始まります。これがなかなか出来ないんですね
。過去の栄光が邪魔をして、その時点の自分の凋落ぶりを受け入れられないからです。40代という大切な時間をその様な自問自答することだけに費やしましたが、それも必然です。


だから今の自分がここにあるのであり、培ってきたファイナンスという技術はそれとして、一方で人間の精神的な成長を促す真理を解き明かしながら、それを臨床的に活用することに目覚めています。ちょうど時代も人的資本経営を標榜しています。人間が主体となる創造性豊かな社会を創っていかなければなりません。それは人間が精神的に豊かになることです。


今日もありがとうございます!
https://crelife.co.jp

×

非ログインユーザーとして返信する