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私の思考法!

皆さん、おはようございます!
今年は、じっくり昨年まで広げてきた事業の基礎固めをしなければいけないと戒めています
。視野を広く持ちながらも、それを踏まえて現在の事業の改善すべき点に手を加えながら、
将来の構想に繋がる基礎を固める年だと思うからです。ローマは一日にしてならずですね。



これまでの人生を振り返ってみますと、会社に勤めていた時をも通して、幾度か独創性を発揮して初めての実績を残したことがあります。信用金庫に勤めていた時、自分の担当エリアの預金量を2倍に伸ばしたり、某寿司屋の底地権買取に必要な資金融資に際してメガバンクに横取りされそうになった案件について、つばぜり合いにより取り戻した経験があります。


その後のディベロッパーでは、会社で始めて業績悪化した宿泊施設併設フィットネスクラブ運営事業を撤退させたこと。大手化学メーカーでは、バブル経済崩壊後毀損した株価時価総額を3倍に上げたことなどです。どうしてその様な発想が出てきたのかを考えてみますと、自分の中に正義感の様なものがあって、その琴線に触れると理想を追求してしまう様です。


もちろん具体的な方法論については、経験のないことを教科書を紐解き書かれていることに忠実に従って進めるのですが、その教科書に書かれていることよりも先に自分の強い思いがある様です。ただし、それも会社という枠組みの中に自らが存在し、偶々、他の仲間たちよりも会社という枠組みを意識することのない自由な発想を持っていたからかもしれません。


これが自分で事業を行うということになりますと、そんな会社の枠組みなど存在しません。社会に対して自分の思いを描き出していく必要がありますので、のれんに腕押しではありませんが、なかなか自分の思いを表現しているようで、その成果(=反応)を感じ取ることが出来ませんので、大海原に釣り糸を垂れるような感じで精神的な焦りとの戦いになります。


いま中小個人事業のサポートを行う中で、ようやく手応えを感じる様になっているということは、振返ってみますとこれまで営んできた事業がそもそも私自身の知見の働かない事業であった為に、若しくは興味や関心のない事業領域であった為にその様なフワフワとした感覚に陥っていたのかもしれません。それは自らの志や意志が明確になってなかったからです。


それが過去の苦しい原体験となり今に生かすことが出来ている訳です。中小個人事業を営む経営者の中に、意外にも自身の志や意志が明確になっていないにも拘わらず事業を営んでいる方を多く見受けます。事業は経営者の器以上に成長しないとは良く言ったもので、全くその通りだと思います。業績を考える以前に経営者の志や意志を明確にする必要があります。


それは外部の第三者が代わりに考えられるものでなく、経営者ご自身が自ら哲学をしなければなりません。それは、経営者の意思を尊重しながら自らの思いを可視化して客観的に己を知ることからスタートします。その様な方法論を学ぶべく産業カウンセラーとしての知見を身に付けた訳です。これが私自身が自由な発想で疑問を解決すべく編み出した方法論です。


その様な中、最近になって中小企業庁が「経営力再構築支援事業」なる、やはり中小経営者の意思を尊重した事業再構築の手法を公表しています。それを形式知として身に付けるのと
、自ら独学で身に付けた暗黙知とでは、私自信が独創的に思考を巡らせた経験としての奥深さが異なってくると思います。それは、ポスト資本主義社会への思いへと繋がるものです。


今日もありがとうございます!
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