皆さん、おはようございます！
政府から緊急事態宣言が発令されましたが、生活者に対して法的な強制力を持たない、あくまでも私たちの自律的な行動を促すものとなっています。このこと自体には賛否両論あると思いますが、成熟した社会の中では個々人が自律的に行動すべきだと思います。

私たちは、緊急事態宣言がいつ出るのかということに目を奪われかちでしたが、現実として新型コロナ問題を収束させるには、それなりの時間を要すると受け止めた方が良いかもしれません。完治させるためのワクチンが未だ開発されていない中では、やはり不要不急の外出を避け、少しでも感染が蔓延することを避ける必要が不可避となるのでしょう。

グローバル化社会の中で、この地球上から新型コロナを収束させるためには、どれ位の時間がかかるのでしょうか。その間に事業を営む個々の事業者に与える影響は計り知れないものとなり、経済全体が落ち込むことは避けて通れないでしょう。それでも私たちは、現実に目を向けて、いま訪れている危機的な状況に立ち向かっていかなければなりません。

一過性のリーマンショックや、地域が限定される大震災などとも異なり、世界規模で新型コロナ後の社会を再生していかなければならないでしょう。その為には、私たち個々人が理想とする社会を追い求めて、自律的に行動していくことが求められると思います。ちょうど、戦後復興を成し遂げた日本のようにエネルギッシュに這い上がる必要があります。

戦後７５年を経て非常に成熟化した管理社会の中で、疲弊したうわべだけの経済成長に誰しもがやりどころのないエネルギーを持て余していたのではないかと思います。今回の新型コロナ問題では、多くの企業が疲弊し、財政的にもひっ迫することになるでしょう。世界的な視点に立てば、再編を余儀なくされる企業、産業も現れてくるものと思います。

その様な状況から脱するには、いままでの社会における固定観念に捉われない、個々人が思い描いている精神的に豊かな暮らしを実現していこうとする自律的でエネルギッシュな活力が必要だと思います。これからのことに対する正解は誰も知りえません。自らが信じた思いにしたがって、自信をもって行動していくことが社会を変えることに通じます。

ちょうど、これまでの社会の枠組みを変革することに迫られていた訳ですし、前向きに捉えれば今回のコロナ問題は、私たちの思いを一つに向ける良い機会と言えるかもしれません。いままでは、私たちが創り上げてきた枠組みの中で、日々の仕事を効率よく確実に進めることが尊ばれてきましたが、そこからは新しいことは何も創出されないでしょう。

企業社会を前提とする枠組み以前に、私たちの生活や暮らしを第一義に考えた社会の枠組みに変革していく必要があると感じています。人間が自らの能力を最大限に発揮する為には、なんら捉われることのない自由な発想で少しばかりの風に流されてみるときでしょう。心の中のスイッチを切り替えて、思うがままに行動してみることだと思います。

その様な気持ちになったときに、いままでの社会の枠組みがどれだけ自分達にとって窮屈であったかに気付くと思います。いままで私たちが築き上げてきた社会の資源をどの様に変革（＝再編集）すれば、私たちにとって心地よい環境となるのかを考え、各々が前を向いて気持ちの良いことをしていけば良いのだと思います。これからの社会が楽しみです。

今日もありがとうございます！
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