皆さん、おはようございます！
一生に一度はグライダーで大空を舞ってみたいと思っています。本当はライセンスを取りたいのですが、まずは体験搭乗で我慢しようと思います。子供の頃から旅客機が好きでよく空を見上げ、大きな翼をしならせながら旋回する曲線美に魅了されたことが思い返されます。

人間は不思議なもので、自分のありたい姿を思い描いてると自然とその姿に近付き、ついにはそれを実現してしまいます。大谷選手のマンダラートもそうでしょう。科学的にもキャリア心理学の領域で、そのことが実証されています。その様なことを持ち出すべくもなく、人間は自然界との関わりの中で本来そのようなエネルギーを持っているとも言われています。

私の人生の前半は、兎に角、自分のスキルを高めることばかりに傾注しており、その行き着く先として自分の事務所を構えて、コーポレートファイナンスの世界で一目を置かれる存在になることだったと思います。それが２０代の頃に描きだした自分の人生４０年ビジョンですから、この４０年間を振り返ってみると程度の差こそあれ自分のありたい姿に近いです。

ただ自分の４０年ビジョンを実現するには、いま暫く時間を要するであろうことと、現在はそのありたい姿に多少の軌道修正を掛けており、自分のスキルを目的にするのではなくそれを方法論として活用することにより、精神的に豊かなひと・しごと・くらしを実現していくという壮大なテーマにすり替わってしまっています。まだまだ現役で頑張ろうと思います。

コーポレートファイナンスという財務の世界を目指したことは良いとして、それを目的化してしまったことは若気の至りでお恥ずかしい限りです。当時は未だサラリーマンという企業組織の枠組みの中でしか発想が出来ない稚拙さがあったのでしょう。所詮、コーポレートファイナンス自体が企業の一つの機能であり、そこを上り詰めてもＣＦＯでしか過ぎません。

借入金や資本金の調達業務、会社再建業務、Ｍ＆Ａやアライアンス業務、会社設立や清算業務、ＩＰＯ準備業務、アセットファイナンスなどコーポレートファイナンスのスキルを一通り身に付け、３０代半ばにコーポレートファイナンスのアドバイザーとして成果を出しながら人脈を形成していき、大学院か国家資格を得るという道筋を考え実行してきまたでです。

そして４０代半ばから自分の事務所を構え、様々なコーポレートファイナンスのアドバイザーとして従事することを描いてました。私が若い時に描き出していたビジョンはここ迄です
。なぜ中小企業の財務アドバイザーとしての選択をしたのでしょう。現在抱える中小企業はその業種こそ異なりながらも、置かれた状況は同じであり決して楽な状況ではありません。

これからの２０年ビジョンに少しだけ触れさせて頂きますと、自分の中では既にコーポレートファイナンスへの拘りといったものは全くなく、むしろこれまで６０年生きてきた円熟した経験をどう社会に還元していくか、自分だけにしか出来ない経験知を活用しながら実社会に必要とされる課題を新しいビジネスを創り出していくことで解決したいと思っています。

もっと暮らしから充実感を得られる、人間らしい歓びを享受できるような社会を自分自身も楽しみながら創ってい行きたいと思います。その為には自らも視野を広く持ち、社会環境や人間関係の中から多くの気づきを得ることが不可欠だと思います。出来ることなら数多の人
々に自ら事業を営んでいただくことにより、躍動感と活気のある地域社会を創り出したい。

今日もありがとうございます！
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