誰にも聞けない経営財務戦略!

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まちづくり戦略!

皆さん、おはようございます!
人間は聴くより話したがるものです。本当に優れた人は自分が話しをするより他者の話しを聴くことに長けています。言葉だけでなく、ちょっとした表情の変化をも見逃さず他者の心の動きを理解することも必要です。言葉は曖昧ですので共感しながら聴くことが大切です。



私の事業の目的は?と聞かれれば、すぐさま「まちづくり」と答えます。私の考えるまちづくりは、地域に新しいビジネスを創ることであり、その為にそこで暮らす人々がワクワク、ハツラツと新しいビジネスづくりに勤しめるプラットフォームとしての地域を創っていくことです。その為には、そこで暮らす方々の仕事観も、変わっていく必要があるのでしょう。


誰だって、生活をするのに足る糧を得られるのであれば、わざわざ会社勤めなどせずにプロシューマー(=生産消費者)の様に小商いを営み自律的に楽しく生きて行きたいものでしょう。それが結局、地域の活力を取り戻すことであり、地域内でヒト、モノ、カネが循環することに繋がると思います。規模の経済追求が、いまの社会を限界に追いやっているのです。


これからの情報化社会においては、ロングテール(=販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくすること)が一つの鍵となると思います。各地域に小商いを営む方々が創り出す商品を集約して販売する、ハブとしての地域に根差すプラットフォーム(=中小企業)の役割が重要になってくるものと考えています。


その中小企業の役割としては、地域資源を活用した新しい商品を開発販売する機能を持つばかりか、地域外より人を呼び込んで来ることも必要でしょうし、なにより最も大切なのは地域に暮らす方々がスモールビジネスを創出するインキュベーション機能を司ることではないかと思います。現代の概念でいい表わせば「まちづくり地域総合商社」となるのでしょう。


私は各地に、まちづくり地域総合商社なるものを創っていきたいと考えています。その地域に根差した産業の一端を担う中小企業に、経営基盤としての祖業を大切にして頂きながら進化していけば良いと思います。その企業固有の光り輝く経営資源を大切にしながら、事業を再構築していけば良いでしょう。その際に大事なのはヒトであることは言うに及びません。


地域の中小企業であれば、どの企業でも良いというものではなく、その企業を司る経営者に地域を良い方向に変えていきたいという明らかな志や意志があることが大切です。その志や意志を尊重しながら、一緒になって事業を構想し、事業の道筋を明確にして、実際に事業を創り込んで行くことが喜びに繋がります。それが私の考える「まちづくり戦略」なのです。


学生時代に自転車で全国の地域を津々浦々巡った経験が私を地域経済へと向かわせ、信用金庫で地域のお客様の懐に飛び込んだ経験を持ちます。それに飽き足らず、地域開発を行うべくディベロッパーに転身しています。いずれも、まちづくりという視点であり、これまでのメーカーの様に単一製品を突き詰めることのない、広い視野を持てたことが良かったです。


「まち経営」という言葉に言い換えた方が良いかもしれません。メーカー出身の方々には、なかなか理解が及ばないかもしれません。私が培ってきたノウハウは、財務とかM&Aなどという狭い専門性ではなく、ディベロッパーとしてのノウハウに収れんできると思います。
この志と知見をまずは松本市、大田区、国立市のまちづくりに活かして行ければ考えます。


今日もありがとうございます!
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