パーパスを明確にすること!
皆さん、おはようございます!
パーパスの意味は「目的」です。最近、企業でパーパス経営という使われ方がされていますが、個人でも人生の目的を明確にする必要があると思います。今日の様に先行き不透明な時代であれば尚更でしょう。特に人生の大半を占める仕事に関するパーパスが大切でしょう。

私も、日頃仕事の中で地域企業の経営者と向き合うことが多いのですが、意外にも経営者も自分自身のパーパスを理解しているようで、その9割は自分のパーパスを語ることが出来ずモヤモヤしているのです。経営者が自分の人生のパーパスを理解していなければ、表裏一体の関係にある自分のビジネスのパーパスも明確にならず、多くは業績不振に喘いでいます。
多くの地域企業の経営者は、極端な言い方をすれば業績不振によるストレスにより増長されるモヤモヤという憂さを晴らすために、意外とお酒を飲み歩いている現実があります。お酒を飲み歩いている時間があるのなら、もっと自分の内側にあるモヤモヤに向き合い、それが何であるかを考えるべきなのですが、その方法を理解できず日々の忙しさに感けています。
残りの1割の経営者は、幸運にも自分の明確なパーパスを理解しており、日々のビジネスを楽しみながら安定的に成長させている違いがあります。この違いがどこから来るかは、自分のビジネスを始めた経緯の違いにも拠るでしょう。パーパスが明確であったから必然的にビジネスを立ち上げるのと、事業承継など何となくビジネスに関わるのでは違いがあります。
日本企業数の97%が地域企業であり、その9割が経営者のモヤモヤにより業績不振で喘いでいる姿は、一国経済として大きな損失だと思います。特にこれまでは高度経済成長を背景とした大手企業を頂点とする元請・下請関係により、モヤモヤしていても外発的な動機付けにより安定的な業績を保つことが出来ましたが、これからはその様な構図は通用しません。
大手企業もそうですが、もう既存事業の経済合理性を追求する経営方針だけでは、生き残って行くことが難しくなっています。これからは、これまでの慣習に捉われることのない新しい発想でビジネスを創出して行く必要があります。それは大手企業のみならず、地域企業であっても同じでしょう。その為にはパーパスを起点としたビジネスの構想力が不可欠です。
だから、地域企業の経営者はモヤモヤを拠り所として、自分の内側にある本当にやりたい想いに気づきを得てパーパスに昇華させ、それを起点として秀でる事業資源を研ぎ澄ませながら、それを活用した新たなビジネスを構想して行く必要があります。これからの時代は社会のニーズに応えるために、幾つかの地域企業が連携するパーパスアライアンスが有効です。
パーパスアライアンスとは、パーパスを共有する2つ以上の企業が連携しながら、1つの事業を形づくって行くアライアンスの一手法です。地域企業は一芸に秀でていますが、それだけで社会の期待の応えることが出来ないことから、複数の一芸を組み合わせる事により全体としてビジネスを形づくるのです。その為にはパーパスの共有と役割分担が必要なのです。
大手企業も、自らの事業が数多の中小事業の集合体であるという見方をしながら、それぞれのビジネスのパーパス、事業資源などをパーパスアライアンスにより木目細かく連携させていく視点が必要かもしれません。何れにしましても、ビジネスというものは人間に拠って立つパーパス=無意識の中に存在する原体験に基づく身体感覚に気づきを得ることでしょう。
今日もありがとうございます!