行動経営学!
皆さん、おはようございます!
カウンセリングを実社会の精神疾患などの狭い臨床領域に留まらせておくのはもったいないと思います。もっとビジネスにおける人々の営みの領域において、様々な悩みや課題解決に実践的に応えて行くべきだと考えます。経営学と融合させながら実社会で生かすべきです。

私がカウンセリングをビジネスで実践応用すべきと考えるポイントとして2つあります。1つ目は、やはり地域共創CFOとして多くの地域企業の経営者と向き合う中で、自分の内側にある本当にやりたいことに気づいておらず、目の前のビジネスを通してなにを実現したいのかが分かっていない事でしょう。日々、忙しさに感けてモヤモヤ感を抱いているのです。
その身体感覚に留まる原体験の微かな記憶と現実のギャップから生じる、無意識のモヤモヤにそっと目を向け自分なりに意味づけしながら本当の想いを理解をすることにより、ビジネスを通して何を実現したいか(=パーパス)が明確になって来ます。そのプロセスをジェンドリンのフォーカシングを援用、フェルトセンスをフェルシフトすることが可能でしょう。
それは、地域企業の経営者のみならず、企業に勤める主体的にビジネスに取り組む自律的なビジネスマンであっても、適用できると考えます。それは経営学で言う所の組織行動論の領域になるのかもしれませんが、地域企業の経営者を対象としたマインドを取り扱う経営学の研究領域は皆無に等しいでしょう。もっと実社会でカウンセリングを活かすべきでしょう。
現代社会はVUCAの時代とも言われており、戦後高度経済成長期の様な線形に経済が成長をして行くことはありませんので、当然にこれまでの効率性を追及する課題解決型のビジネスのあり方は通用しなくなってきます。大切なことは、これまでにないビジネスを構想する力が、これからの社会から求められることです。それは人間の想いからしか出て来ません。
私は、モヤモヤを起点とした自分が本当にやりたい想いを見つける作業を通して、パーパス化するプロセスを踏むことにより、同時に暗黙知(=フェルトセンス)を形式知化(=フェルトミーニング)する創造力の発揮プロセスをも理解できるのではないかという仮説を持っています。パーパス化も形式知化するプロセスも未来を描き出す無意識を前提としてます。
2つ目は、気づきを得た個々人のパーパス(=フェルトミーニング)を重ね合わせることにより共創関係を構築して行くことになります。VUCAの時代のように、先行きの見通しが立ち難い社会の中では、安定した高度経済成長期のように自前主義のビジネスを自己完結させることはリスクが付き纏いますので、様々なビジネスを連携させていく必要があります。
その時に、ロジャーズのPCAエンカウンターグループによって、グループでカウンセリングを行う手法が役立つのではないかと考えています。グループのメンバーが自発的に言動するグループ体験を通じてパーパスの自己理解や相互理解を深めることにより、個人成長や人間関係の改善を行いながら、連携するビジネスのパーパスを明確にする事が出来るのです。
この様に、これまでの経営学は外形的にビジネスを捉えて来ましたが、これからはもっと木目細やかにそれを担う人間の心理に着目して行く必要があると思います。カウンセリング学と経営学の融合を行動経済学に準えれば、行動経営学ということになるのかもしれません。
それは、私たちが暮らす地域社会を豊かにする為にある、私のまちづくりでもあるのです。
今日もありがとうございます!