ミクロ金融経済!
皆さん、おはようございます!
ビジネスを行うには、当然に循環する資本からその状況を把握することが必要ですが、それだけでビジネスの状況を全て理解できるかというと、その様なことはありません。ビジネスには、資本では表せない経済事象が存在するのであり、そこを理解する必要があるのです。

ビジネスを行うのであれば、資本がどの様にビジネスに費やされ循環しているかを理解している必要があります。設備投資を行うのであれば、そこに資本が滞留しその後の売上によって回収することになりますし、商品在庫を持つのであればやはりそこに資本を寝かせることになり、その商品在庫を販売することにより資本回収する循環過程が生じる事になります。
何れにしても、どの様な業種業態であってもビジネスを行うには、多かれ少なかれ元入資本としての経常運転資金や設備投資資金が必要になるものです。その資本循環効率をどれだけ高めれられるかを考えるのが財務を担う方の役割なのでしょう。良く忘れがちなのが資本にもコストがあり、多くの資本を活用すれば当然に資本コストも増えるという事になります。
良い事業というものは、最小の資本で最大のパフォーマンスを得ることであることはご理解頂けることだと思います。その様なリターンの大きいビジネスに貨幣資本は集まって来るものです。正しく今日においては、金融経済が大きく進展しており、貨幣資本が少しでも高い期待されるリターンを求めて、グローバル市場で国境を越えて動き回る様相を呈してます。
株式公開する大手企業は、みなその資本効率を少しでも高めることに凌ぎを削っていますが
、それは信頼や信用といったものとはかけ離れたマネーゲームにも似た状況かもしれません
。金融市場をマクロ的に見れば確かにそうなのですが、もっと足下のミクロ金融経済を見れば、その様なビジネスに必要な資本を提供する世界は市場取引ではなく相対取引なのです。
その様な相対取引が行われる資本取引においても、マクロ的市場取引の考え方が随分と入り込んでしまっていると感じます。金融工学を活用して資本提供先であるビジネスのリスクとリターンを計測しながら、その資金提供の妥当性を判断するという様なことが行われています。それが金融機関やファンドなどのビジネスに対する判断の仕方として定着しています。
しかし、その様な判断軸に対応できるビジネスは、そもそも金融機関やファンド資金に頼ることなく、上場して直接金融市場から資金調達してしまうというジレンマが金融機関などにはあるのです。その様に考えると、金融機関やファンドの資本はもっとその目利き力を高めて、株式公開できないビジネスに対してリスクテークする所に本来の旨味があるでしょう。
また、ビジネスにはその様な尖鋭化されたビジネスから、そもそも株式公開などを考えていない地域に根差したビジネスまで裾野の幅が広いはずです。しかし、今日の金融機関等は尖鋭化されたビジネスばかりを自らのドメインと位置付けている帰来があります。ビジネスの大小に拘らず、必ずビジネスには貨幣資本を内部循環させていくことが必須となるのです。
現在の格差問題は金融ビジネスにも蔓延っており、地域企業や創業を目指すスタートアップに必ずしも資金が循環する仕組みとなっていません。海のものとも山のものとも分からないビジネスに敢えて手を突っ込む事をしないからでしょう。しかし、そこに資本が循環しない限り、将来に希望の持てる社会になりません。ビジネスを語る前に経営者の信頼でしょう。
今日もありがとうございます!
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