誰にも聞けない経営財務戦略!

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CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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創業の方法!

皆さん、おはようございます!
いつもありがとうございます。
世の中の動きを見ていますと今日からお盆休みの会社も多いのではないでしょうか。
昨夕、車で多摩センターまで行って来たのですが渋滞が凄かったです。


昨日の東京は、本当に暑かったですね。
朝から田町、五反田に外出していましたが、
お昼頃には呼吸も苦しくなる位の熱気でした。
きっと、自分の体温以上の気温だったのではないでしょうか。


昨日お会いしたA氏とB氏はお二人とも年齢も近い創業経営者。
両氏とも最初はサラリーマンだったのですが、当初より独立することを志し、その夢を実現した方々です。創業の仕方は人によって千差万別ですが、サラリーマン時代にどの様な商売を手掛けるかは明確にしていたようです。


A氏はソフトウェア開発のエンジニアとしてサラリーマン時代を過ごし、
住宅用資材である林業界に目を付けたそうです。
林業会社が木を伐採してから工務店に木が届くまでのバリューチェーンの矛盾に気が付き、もっと国内産の木の認知度を高め、地産地消の木の家を増やすことを志しています。


起業にあたっては、1年間製材所で業界での人脈と知識を得るために修行を行い、
その築いた人脈と知見のなかで製材業者と工務店を独自のシステムで直接木の取引を行えるようにすべく奔走しています。ご本人曰く、まだ開発途上にあることから、様々なコンサルティング事業も行いながら歩みを進めているとのことです。


B氏は健康・生活雑貨の卸売業を営んでいます。ある企業に勤めている時に、以前勤めていた家電製品の卸売業での経験を活かし企業内創業を行っています。それが見事に花開き、今ではその事業を担いで独立して奮闘しています。兎に角、マーケティングが好きで、お客様が欲しいと思うモノをお届けすることに生きがいを見出しています。


当初は、取り扱うべき製品が多岐にわたっていましたが、最近は健康と生活雑貨に活路を見い出し、持ち前のマーケティング目利き力と営業力を活かして、取引先拡大に奔走しています。将来的な目標は、卸売業の特色であり、かつ負担である「在庫」を持たない、新しい形の卸売りプラットフォームの構築を目指しています。


お二人の起業方法を見てみますと共通しているのは、
自分のできる「核となる能力」を活かしていることです。
必ずしも卓越した能力ではなくとも、ある一定の分野で自己完結できるノウハウを軸としています。


その上で、A氏は目標対象とする業界に飛び込み、人脈を作りながら協業体制を築いて創業しています。本来目標としていることと違う、協業先が困っているホームページの作成という業務を手掛けながらランニングで利益を稼ぎながら、それを元手に少しずつシステム開発を進めています。


B氏は、それまでの取引先との人脈を活かしながら、また企業内創業元の企業のオーナーと協業する形で、在庫資金の負担をオーナーに任せ、ロケットスタートで安定した事業基盤を確立した上で、徐々に自らの手掛けたい商品の分野へシフトさせています。そして、如何に商品を納める側と購入する側が出会うプラットフォームを構築していくかです。


この様に見て行きますと、創業にはある一定のパターンといいますか型の様なものがあることに気が付きます。
創業のベースにあるものは自らの「能力」であること。
逆にいえば、この能力以外の所からは新たな事業は生まれません。


その能力を基板においた上で、A氏の場合はホームページを作成する等、顧客企業の販売促進に関する「業務代行」を行っています。ホームページを作成する為には、その企業の情報を①収集キュレーションした上で、どうその企業の②価値をマスに対して訴求していくかというノウハウに転嫁しています。


また、B氏は様々なサプライヤーの商品を③代理販売し、
かつ購入者との間を④仲介したり、更にはあるプロレス団体と共同販売という⑤事業化まで手掛けています。最近ではECコンサルティングという、ECまで手が回らない中小メーカーに対して受託で請け負う⑤事業化まで果たしています。


この6月に民泊が解禁となり、既に5万件(5万室)の登録があるようです。
大方がAirB&Bとの契約により送客を受ける様ですが、中には差別化のために自宅の一部を民泊化するにあたり、着物でお客様をお迎えしお茶を点てておもてなしをする様な⑥付加価値の高いものもあります。


なるほど、皆さん創業にあたっては出来るところからはじめ、そこに幾つかのパターンを捻りを出して独自のビジネス化を果たしていることが分かります。その為には、まずは自分の能力を知り、目標とすべきがあり、そこに近付く為の方法を考えるということですね。その近付く為の方法は、①~⑥のパターンに収斂するのではないでしょうか。


お会いしたお二人を含め、皆さん無理なく自然体で楽しく仕事をすることが、何よりも重要な要件である様に思います。
皆さん、良い週末をお過ごしください!



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㈱CREATE LIFE
創業、第2の創業を応援します!!

PARCOがシェアオフィス進出!

皆さん、おはようございます!
いつもありがとうございます。
台風の余波も過ぎ去り、今朝は穏やかな朝だと思います。
珈琲を飲みながらのこの時間は落ち着きます。


今日もこの大地の上で数十億の人間の営みが行わるのかと考えると、
日々、何らかの形で世の中が動いているのですね。
人々の欲求に応える形で商品やサービスを提供するのであれば、
それは事業ということになるのでしょう。


事業とは余り先を行き過ぎても上手くいきませんし、
暮らしやビジネスの中で適宜的を得ていなければなりません。
一方であまり目先のことばかりに囚われ過ぎていても日々の忙しさに埋没するだけで、
きちんと日々の課題を解決しながら変化して行くことが大切なのでしょう。


最近、シェアリングビジネスが大流行りですが、福岡のパルコがシェアオフィスをはじめるそうです。一等地の商業施設の中にシェアオフィスが出来るのは珍しいですが、クラウドソーシング(=SNS)により受注したプロジェクトをオフィス利用者と共有し、利用者同士が連携して一つのプロジェクトを仕上げる仕組みだそうです。


私も、以前の会社で都内にあるコワーキングスペースに入居していたことがあります。
割と一芸に秀でる個人事業者や創業間もない企業がオフィスやブースに入居するのですが、共用のラウンジや会議室が多く、運営者側も積極的に入居者を中心としたワークショップや入居者同士の親睦会を開催してくれます。


入居当初は、入居者個々の事業者が自らの事業目的に従って黙々と営んでいるのですが、
時間とともに入居者同士のコミュニケーションが増えて行きますと、お互いに持ちつ持たれつ自らのビジネスをシェアしはじめます。中には共同事業をはじめる方々もおり、何れは事業の成長とともに卒業して行くことになります。


今回のパルコのシェアオフィスは、運営者側がプロジェクトを受注(この場合、SNS、リアルを問わない)し、そのプロジェクトを入居者同士でシェアして仕事に取り組みアウトプットする点で面白いと思います。誰がプロジェクトを発注するかは気になりますが、
最近、大手企業が新たな商品やデザインの企画をSNSで募集することがあるそうです。


確かに、皆がオッと思う様なプロジェクトを受注できるなら、入居者もそれなりの一芸に秀でた方々が集まりそうですね。一方、運営者側にはそれらの専門的な方々をマネージしプロジェクトをコーディネートするノウハウも必要となりそうですね。この場合、アウトプットした成果物の品質を保証するのは誰なんだろう?と考えるのは野暮でしょうか。


いままでビジネスといったら、一つの企業が他の企業との取引の中で仕入、販売しながら自己完結し、利益を享受するのが誰もが疑う余地のない形であったと思います。
資源を企業内に集中させて、企業の目的に傾注して最大の効果を上げることが経済合理性に叶っています。その意味でパルコのそれは働き方多様化の一端であると言えます。


一方、企業サイドもその様な同質性の高い文化を持つ企業風土の中では、物事に囚われない斬新な発想が生まれ難いので、敢えてプロジェクトをパルコのシェアオフィスの様なクラウドソーシングに委ねる事もあるのでしょう。そこを新たな商機として捉えたパルコの取り組みは、まだまだニッチではありますが流石だと思います。


最近、「LIFE SHIFT」という書籍が注目されています。
50歳代以下の人間の平均寿命が100歳を超えるという前提の中で、
企業に勤める40年間よりも、その後の人生の方が長くなる中で、世の中が大きく変容するというものです。特に日本人の寿命がなぜか一番長くなるそうです。


本当に寿命が100歳を超えるかは兎も角として、年金財政が破たんすると言われている中で、間違いなく年金受給年齢を大幅に引き上げなければならなくなりますね。
一方で、雇用延長期間を70歳や80歳に引き上げられるかというと、企業側から見れば労働人口が減少する中で願ったり叶ったりという側面もあるでしょう。


しかしながら、労働者サイドは70歳や80歳になってまで会社勤めを続けられる程の、
肉体的、精神的な体力を維持できるかは少々疑問です。個人差もあるでしょうし。
長年同じ企業にいると煮詰まり感?もあるでしょうし、その意味では定年退職して引退をするのではなく、その後も新しいことに取り組んで行く成長が必要なのでしょうね。


仕事に関しては、40年もの月日を経ているのでベテラン中のベテランで、精神的にも円熟し、物事を大局的に見る人間としての幅もあると思いますので、社会から観た場合、企業では取り組めない社会の課題にその豊富な知見を活かして頂く様な仕組みが出来ると良いと思います。


企業はマスマーケットを対象にしており万能ではありませんので、あまりニッチな地域の課題を解決する様な事業にはそぐわない側面があります。その様な事業に円熟したベテランの知見を活かすべく、先ほどのパルコの様なシェアオフィスに集まり個人事業者としてプロジェクトに取り組むことが出来たら意味があるのではないでしょうか。


これも「暮しごと」と言えるのではないでしょうか。事業は、独りで行うには限界があります。かといって企業の様に規模が大きくなってしまいますと小回りが利かなくなってしまします。緩やかな連携の中で人々が集まり地域の課題を事業として解決する仕組みをつくることも働き方の多様化の観点から良いのではないでしょうか。


AIが本格的に導入される様になりますと、反復的な判断業務はコンピューターの方が正確に早く行われ、人間からコンピューターにとって代わられることは間違いないものと思われます。その時に、我々はヒューマンタッチで創造力に富んだ仕事に移行して行くものと思います。課題を解決する能力こそが人間固有の仕事ではないでしょうか。

中小企業への期待

皆さん、おはようございます!
いつもご覧頂きまして、ありがとうございます。
東京も台風の余波で、暖かい風と重たい雲が垂れこみ8月とは思えない風景です。
庭に生い茂る草木達は、風で揺られるほど強く逞しく成長を遂げている様に見えます。


昨日、あるクラウド会計を提供している企業を訪問してきました。
AIを活用して何処まで経理業務を自動化できるのか興味がありましたが、
主には銀行預金の推移表からの自動読み取りと、現金出納関係は証憑をスキャンしたデータをやはり自動読み取りしますので、かなり業務の軽減が図れるのではないでしょうか。


モニタリング画面のインターフェースも、
従来の会計ソフトとは異なり仕訳等の経理的な部分は表面上は見えなくなっています。
今まで経理業務に慣れ親しんできた方々は少し違和感があると思いますが、
誰にでも使える使いやすさという点では寧ろ良いのではないかと思います。


それでもシステムの内部ではきちんと会計システムとして管理されていますので、
元帳や決算書をプリントアウトすることも出来ます。
給与計算ソフトや確定申告ソフトと連携させる事もでき、
使えば使うほど業務効率が上がって行くものと思います。


この企業、ただ会計ソフトを提供しているだけではなく、
新たに事業を開始する時に必要な手続きを情報として公開していたり、
この会計システムを地方銀行と連携させて資金調達を受け易くしたり、
中小企業の痒いところに手の届くサービスに注目していました。


昨日はじめて知ったのですが企業理念が「スモールビジネスに携わるすべての人が創造的な活動にフォーカスできるように」というものです。
日頃、私が思っていることと同じでしたので直ぐに共感です。私も経験がありますが、中小企業は兎角やるべきことが多く、考える時間がなかなか取れない苦しさがあります。


最近、「暮しごと」に関心を寄せていますが、生活者が暮らしの中から創造的なビジネスを生み出して行く為にも、出来るだけ事業管理業務は省力化していかないといけません。
事業者は営業、商品開発、事業展開等に傾注させてあげないと、活力あるこれからの時代をなかなか創出できないと思います。


大手企業であれば、体制が整い、管理部門の省力化投資が進んでいますが、
中小企業の場合は、せいぜい会計事務所にいわれて会計ソフトを導入している位で、それも仕訳等の業務は会計事務所に丸投げという企業が多いと思います。間違っていけないのは、中小企業に人(数)、金、時間という経営資源が充分に行き渡っていないからです。


日本の中小企業は、必ず大手企業を中心とするマスプロダクトの産業構造の中に下請工場、協力販売店という形で産業システムの中に組み込まれた歴史があります。
ところがバブル経済崩壊以降、大手企業は自らの尻に火が着き、その様な巨艦体制を維持することが出来なくなり、どんどん解消してきた流れがあります。


どの様な中小企業でも、必ず他よりも秀でた会社としての(=人に帰属する場合が多いですが)素晴らしい技術なり特徴を持っているものです。
燕三条の銀食器加工技術や全国の繊維加工技術を持つ中小企業では、上手くコアとなる経営資源を活かして独自に事業展開を行い注目される企業も生まれてきています。


ただし、大方の企業では日々会社を存続させることに必死で、
なかなか下請事業から転換できないでいることも否めません。
大手企業であれば経営企画部やCFOといった考える人たちや部門がありますが、
中小企業ではその様な体制を整える余裕がありません。


こういった中小企業に対して、外部から中小企業の経営企画室長、CFOとして支援する体制を整えることが急務だと思います。それを担うべき方々として、中小企業診断士に着目したいと思います。中小企業にも顧問税理士はいますが、税務手続きのプロではあっても必ずしも経営の経験がある訳ではありません。


中小企業の業務の実態にもう少し言及致しますと、
私が見ている限り、売上、売上総利益、販売費および一般管理費といった事業の基盤をなす財務数値の予算実績管理が出来ていないところが多いです。特に予算をきちんと立てていない企業が多く、これでは事業上の課題を理解することも出来ません。


また、自らの事業資源、事業上の強みや弱み、市場環境を客観的に把握できていないので、事業方針を描き切れていない企業も多く見受けられます。これは、中小企業としてのノウハウは不足しているということではなく、会社を存続させる為に日々の業務に追われてなかなか「考える」時間が持てないことと、やはり一緒に考える伴走者も必要です。


最近、このような業務に対する支援業務としてMAS管理(Management Advisory Service)という考え方が生まれてきている様です。まだ確立していない業務支援の概念ですが、社会の仕組みとして中小企業をサポート出来れば、この日本ももっともっとユニークな面白い国になって行くのではないでしょうか。


日本の地域に根差す中小企業の技術は観光資源としても一見に値すると思います!