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資本は有効に活用しよう‼︎

皆さま、おはようございます!
昨晩は、窓を開けて寝たら寒いくらい涼しい夜でしたね。
今朝も同じ様な天気かと思えば、
日中は32℃まで気温が上がるそうなので熱中症対策には気をつけて下さい。


昨晩、NHKの特集を見ていましたら、
ある大手広告代理店の働き方改革が特集で放送されていました。
社長が陣頭指揮をとり
残業が恒常化された社風を是正して行くそうです。


22時になると自動的にオフィスの明かりが消灯し、
強制的に退社しなければいけないそうですが、
中には近くのカフェなどで
仕事を続ける社員もいるそうです。


また、月間の基準残業時間を越えた社員には
行動予定表にレッドマークが張られ定時退社が強制されるそうです。
ですが、その社員は朝7時半には出社しており、
結局は所定時間外労働をしているのではないかと思ったりしました。


私も、この大手広告代理店とお取り引きをさせて頂いたことがあります。
広告というソフトやイメージを扱い、
納期に縛られる業種であり、
業務時間が不規則になりがちな業種であることは否めないかと思います。


お客様向けの提案資料作成はテンプレートが用意されていて、
随分と業務が標準化されていると思います。
一方、お仕事がらお客様とのお付き合いの深さがモノをいう業種でもあり、
仕事を深めようと思えば際限なく深めていく業種でもあると思います。


業界の尾としてプライドも、同業他社との悪戯な競争関係を生んでしまい、
必要以上に業務量を増やしてしまっている一因となっているのではないでしょうか。
推測ではありますが、量よりも質を求める働き方に転換できれば、働き方改革も成功するのではないでしょうか。


その為には、会社側も売上やシェアNo1を目指すのではなく、一人あたりの利益額他の労働生産性に評価軸を変更する等、働き手に意識改革を促す土壌をまずは作っていくべきではないでしょうか。働き手も付加価値を上げる為には暮らしごと視点が必要であることに気付き、生活を自らの判断で積極的に豊かにして行く考え方が必要だと思います。


このことは働き方のみならず、お金である資本の効率でも同じことが言えると思います。
今朝の新聞に、あるファンドが社会保障の効率向上を目指して、
医療・介護を一体で提供すべく、薬局、介護施設、看護施設、病院・診療所といった、同一産業他事業への投資を行い、一体的な運営で相乗効果を目指すというものです。


今までの資本の理屈からしますと、
薬局なら薬局という同一事業内の様々な事業者に分散投資することにより、
事業ノウハウの蓄積と規模の経済により安定的な投資リターンが得られるとして選好されることが多かったと思います。


しかし、今回のファンドは縦割りとなった医療・介護業界の弊害を一石を投じる付加価値の高い投資として評価できると思います。患者の立場でいいますと、診療所も専門医制度が定着し、専門外の病名がはっきりしない際にある疾病は診断してくれるお医者さんがいないという問題があります。できれば総合医という専門医がいても良いと思いますが。


処方薬一つをとってみても、方や専門医から処方される薬は副作用として肥るが、もう一方の専門医から痩せろと言う。患者の事情を両方の専門医に相談してもスルーされるだけ。薬局で薬剤師に愚痴を言っても、訳の分からない説明をされるだけで、応えになっていない。自らは医療の専門家ではないので、判断のしようもないという様な経験はありませんか?


今回のファンドが、各医療系の機関をどこまで連携させることが出来るかが付加価値の源泉になると思いますが、これを資本の側が行ったということに注目したいと思います。
なかなか医療機関の事業主体が行おうと思っても出来ない現実があります。これは、先の大手広告代理店であっても同じで、組織内の縦割りとなった部署間の弊害も同じだと思います。


戦後の日本は、マスプロダクト経済の高度化、専門化により、非常に効率性の高い組織構造を持つに至っています。ですが、その縦割り構造が弊害となって、なかなか横連携が図れないという非効率が生じています。これを改善しフラットなプロジェクト型組織にするだけでも随分と働き方が変わるのではないでしょうか。


因みに、昨日の大手広告代理店のオフィスは四角い机を島型に並べた、従来の日本的なオフィス環境でしたが。今朝のファンドの例で言えば、法律で患者さんのカルテを共有できないという問題もあるようですが、患者さんが認めるのであれば、相互に情報共有できるようにしても良いのではないでしょうか。


経営に必要な資本には、ヒューマンキャピタル、お金としてのキャピタル、不動産としてのキャピタル、そして最近は情報としてのキャピタルの4つがあると思います。資本は事業(=必ずしも企業に限定しません)に投下してリターンを得る訳ですが、如何にリスクを低減し付加価値の高いリターンを得るかは人間のアイディア次第だと思います。


私は、貸借対照表でいえば資産と負債の間にいる、両者が分かる立場で30年間仕事をしてきました。世の中の仕事のカテゴリーに当て嵌めようと思っても、現在はそんな職種はありません。いま手掛けているのは資金を調達したいと考えている事業者と資金の出し手の間を取り持つこと。


単なるマッチングに留まるのではなく、社会の動向を踏まえて働き方にまで言及し、また様々な事業を紡ぐことにより事業の付加価値を高め、新たな資金の運用可能性を橋渡しする。そんな、自らの付加価値をも高める、前人未到??の新たなアナログ事業を目指していければと思います。

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