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店舗仲介というビジネス!

皆さん、おはようございます!
勢力の強い大型台風一過、暑い日がぶり返しています。9月に入ってこれだけ暑い日が続くのも、珍しい様に思います。やはり温暖化ガスなどの影響で地球を取り巻く大気に少なからず変調を来しているからではないでしょうか。



最近、以前お世話になりました大手証券会社IPO(=新規株式公開)担当の方のご紹介で、とある不動産仲介ビジネスを営む中堅企業へご訪問させて頂きました。不動産とはいいましても、外食や小売りなどの店舗用不動産に特化した仲介業を営む企業でして、一般的に受け止められている不動産仲介業とは趣を異にしています。


通常、不動産仲介業といいますと、昔ながらの独特な雰囲気をイメージされる方が多いのではないかと思いますが、この企業はビジネスとして洗練されたイメージが際立っており、今までの不動産仲介業とは異なる新規性を感じさせます。同じ事業でも、少し目線をズラしてやるところにユニークさがあるのでしょう。


「店創りは、街創り 街創りは、人創り 人創りは、国創り」街の灯りを灯し続けます、というのがこの企業の経営理念です。店、街、人、国という連環が、この企業の創業者がどのように社会に関わって行こうとしているのか、自らのご経験からそれを発せられているところに心の豊かさを感じざるを得ません。


私も、常日頃、街に人々が集うためには、そこに標準化されていない個性的で多様なお店が集積しており、そこを目当てに人々が街路を回遊するゆとりのある空間が大切だと思っています。その様な空間の中で、人々が気軽に会話を楽しむ中にこそ、新たな創造力が育まれることになるのだと思います。


その意味で、精神的にも豊かな街づくりを行うためには、そこに主役である人とお店が欠かせないと思います。そんな自らの思いと、この企業の創業者の思いを重ね合わせて受け止められるところに、この企業への愛着が湧いているものだと思います。個々の事業につきましても、時流を巧みに捉えたものだといえます。


店舗ビジネスを資本と経営の分離として捉え、不動産所有者より店舗賃貸ビジネスの信託を受けて、それを店舗運営者に対して預託しているという考え方をしています。その上で、不動産所有者に対する不動産有効活用のコンサルティングを行ったり、店舗運営者に対して店舗経営コンサルティングを行っています。


また、最近の外国人居住者が増加していることを受けて、外国人起業家の日本進出サポートの一環として、外国人のためのお店/住まい作り支援を行ったり、後継者のいない店舗経営者に対してお店の事業承継支援サービスを行ったりしています。更には、店舗のシェアリングサービスを行っていることにも目が留まります。


この様に旧態依然としたビジネスであっても、今という時代の流れを捉えて、少し視線をズラしてやることにより、新たなビジネスへ転換させることができる好例だと思います。店舗という不動産情報の斡旋に留まらずに、様々な付帯サービスを加えることにより、新たなビジネスの風を巻き起こすことが出来るのでしょう。


今日もありがとうございます!
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