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より良い暮らしを創造しよう!

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暮らしの価値

皆さん、おはようございます!
毎週金曜日になると、あっ、週末だ~。
今週も忙しく、一週間疲れた~。。
とか、思いながら、どんどん月日が流れてしまうのですよね。


昨晩、新聞の一面に、
ホテル業界でITを活用して、人手不足を補う試みが紹介されていました。
事例としてHISグループではロボットがチェックインカウンターでお客様をご案内(これって、結構、皆さんも知っている「変なホテル」ですよね。。)するとか。


ワシントンホテルを運営する藤田観光では、
Web上でAIがお客様のお問い合わせに応えるそうです。
その他にも、客室の会場や設備の操作をアプリで出来る様にしたりとか、
宿泊客に無料でスマホを貸し出し観光情報を配信するとかあります。


こうやって見てみますと、
サービスの付加価値づけもありますが、お客様対応をロボットやAIに置き換えるのは、
今後、生産者人口が極端な減少を迎える中で、
ホテル運営を少人数で行う為の試みであることが見てとれます。


まだまだ、導入期の思考錯誤なので、
少しばかりテーマパークではないかと思えてしまう部分もありますが、
徐々に進化して行くのかもしれませんね。
労働集約型産業であるホテルにとっては切実な問題でしょう。


暫く、このブログの場をお借りして、
今後の社会にとって何が一番の大切で、
それをどの様に解決すべきかを自問自答してきた様な気がします。
一つの結論ではありませんが、今いま腹落ちしたかな。。と思える部分があります。


私達の最大の課題は、私たち働き手が、今後、激減していくなかで、社会の仕組みを変えて行かなければ経済がパンクしてしまうのが不可避であるということでしょう。AI等の先端技術をも活用して行くのはもちろんですが、それ以上に働き方=暮らし方を変えて、個々人が知識資本=アイディア力を高めて行く必要があります。


それは、あくせくと働くということではなく、職住接近した働く環境で、地域の人々が心のゆとりを感じながら豊かな暮らしを主体的に享受していくことです。往復の通勤時間ほど無駄な時間はないと思いませんか。昨日のブログでも触れましたが、今後、介護の必要なシニアのサポートは地域内で自己完結させなければなりません。


人間の脳と言うのは不思議なもので、
ある程度の心地よい環境と有意義なコミュニケーションを行った時にもっとも活性化されます。逆に言いますと、決まり切ったワンパターンなコトを繰り返していますと、だんだんと効率や思考力が低下して行くことは誰しもが感じていることではないでしょうか。


その意味では、一つの企業に「だけ」雇用されるのではなく、自らの得意技を必要とされる複数の事業の為に自由に貸し出すという視点も真実味を帯びてくるのではないでしょうか。こう考えますと、自ら働く≒ビジネス≒雇用されるという意味は、本来、同一ではなければならないのに、自ら働くと雇用のギャップが天地ほど異なって感じませんか?


企業に勤めていると、誰しもが知らず知らずのうちに、組織と言う亡霊の言葉に束縛されてしまい、無意識のうちに遣らされ感を持ち始めてしまうというジレンマがあります。
本来、自分たちの組織であるはずなのに。組織と言うヒエラルキーには上下関係があるので(特に日本では戦時国家の血なのでしょうか。。)疎外感を感じてしまうようです。


ともあれ、人口が減少して行きますと、
組織も今までの方法で体制を維持して行くことには自ずと限界があります。
今後、自宅で仕事をする場合もあるでしょうし、サテライトのシェアオフィスの様なものが職住接近で必要になるのではないでしょうか。


丁度、郊外の中規模建物について、今後、空室率が急増し、また老朽化が進んで来ます。今後、これらの施設をシェアオフィスのみならず、託児施設(在宅勤務が出来れば、待機児童問題は解消されるかな。。若しくは、託児所併設シェアオフィス。。)他、社会の仕組みが変わることにより地域に様々な新たな機能が必要となってきます。


必要なのは、建物というハードウェアありきではなく、
社会動向を踏まえて、変容する地域の仕組みをどの様に作るかと言う、
中身のソフトウエアの問題とそれらを紡ぐコンテキストの構想が不可欠となります。
これはその地域に暮らす個々人が皆で話し合って創って行く必要があります。


それで広義のCafe’が必要なんでしょうね。皆でアイディアを創出するコミュニティの場が。北欧では、この様な施設を「フューチャーハウス」というそうです。
目的は新たな知識を創造すること。現在の利益は過去の知識資本によって齎されますが、
将来に繋がる知識を創造する為のCafe’の様な場です。


このフューチャーハウスで見られる社会の仕組みから様々なアイディアが創造され、
今の付加価値の高い北欧という知識立国を実現し、
世界中から資金を呼び込むことに成功しています。
レゴ、NOKIA、IT等の付加価値の高い企業を輩出しています。


私は、これから働き方が大きく変わりますので、
働き手の意識が積極的なビジネスとして暮らしと調和を保ちながら、
生業と家業とは別の個人事業者として豊かな暮らしが出来る様に支援する役割を担いたいと行き着きました。


財務が本分ですので、
差し詰め創業支援とでも言うのでしょうか。もちろん地域でご商売を営まれている方へもです。直ぐには難しいと思いますが、フューチャーハウスCafe'という場で様々な方が集まってリアルに対話をしながら新しいコトを創って行くシェアオフィスです。


行政が行うのではなく、民間が自主運営しないと意味がない。老朽化した木造の古民家でもレトロで良いではないですか。その際に、シェアリングビジネスの概念と新たな不動産の考え方が鍵になると思います。この施設を通して地域の様々な課題を解決しながら、
新たな仕組みを地道に創って行くことが望ましいと思っています。


東京の施設と松本の施設がサテライトでネットワーク化されるなんて、
考えるだけで楽しくなりますね。セカンドハウス兼オフィスなんて言う概念もありです。
そこを目指し、目先はジブシーのごとく、こちらから訪問して事業の財務支援を行うべく
CREATE LIFEという会社も準備しました。


最後に一つだけ価値についてお話しをさせて下さい。
今までは、一般的に商品の価値といいますとメーカーが製造原価を積み上げたコストに適正な利益を上乗せした価額を示して来ました。
それが、今では消費者側が商品の価値を決める風潮が強くなっています。


商品の機能性だけではなく、暮らしの中でのそのモノの意味が問われるという意味においてコトの価値化です。コストを前提とした価値とコトの価値が一致することはなく、このギャップを会計では「主観のれん」と言います。通常は、コストを上回る主観のれんを企業は期待する訳ですが、今後、意に反して逆ザヤになることも多くなると思います。


この主観のれんは暮らしの価値と言い換えることが出来るかもしれません。
私は、この知識資本を「働き方」の場面で注視していきたいと考えています!



ーご参考ー
私の会社の手作りホームページが、やっと完成しました。
宜しければ覗きに来てください!
応援をお待ちしています!!
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http://crelife.co.jp


では、また明日お会いしましょう!

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