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シェアリング・ビジネス

皆さん、おはようございます!


朝のテレビで天気予報を見ていましたら、日曜日から「猛暑」が再来の様で、
今週のこの涼しげさも束の間なのでしょうか。年々、異常気象が強まっているのでしょうか、昔はもっと四季がはっきりしていて良かったですがね。人間も自然メカニズムに活きる動物として、体内時計が変調をきたしそうでいやですね。。


さて、今日はシェアリングビジネスについて取り上げてみたいと思います。
今までにも記載しかけて途中で止めたりしたことがあります。
各論で目につく個々のシェアリングビジネスを書こうと思っても、
その根底にある普遍的な部分を理解しないとなかなか考えが纏まらないものです。


シェアリングビジネスとして真っ先に思いつくのがカーシェアリングですが、
皆さんは如何でしょうか?
Time24やオリックス等の企業が手掛けている様ですが、自らも愛知県で友人と利用したことがあり、レンタカーとは異なる手軽さはありますが管理が大変だろうな~、等と感じておりました。


現在あるシェアリングビジネスの世界を見渡しますと、
いくつかのジャンルに分類できるようです。①衣類(リユース)、②不動産(民泊)、③モービル(車)、④リソース(労働、資金)等々、他にも今後出現しそうなビジネスが沢山あると思います。


現在、シェアリングビジネスと言われているコトの普遍性を探って行きますと、
P2P(≒C2Cと同義ですが、企業ではなく個人が主体に据えられているという意味でP2Pなのでしょう)であることと、ITが活用されている点が共通しています。
最近私が嵌まっているCafe'もリビングのシェアという意味では該当する様な気も。。


シェアリングという考え方は、実は今に始まったビジネスの考え方ではないのですが、P2Pという部分が今までとは異なります。
例えば建物建設工事におけるジョイントベンチャー(=JV。共同事業体)や様々なファンドで活用される任意組合や匿名組合による投資事業。


一社や一個人だけで事業に取り組むにはリスクが大きかったり、ノウハウや資力が不足する等、各々が手を取り共通の目的に向かって事業を成し遂げる、私が力を入れている事業連携やアライアンスの世界です。
日本の法律で言えば、協同組合法というものがこれに該当すると思います。


ただし、大方は当事者がPやCではないこと。それがこのシェアリングビジネスでは情報技術の進展によりPやCが主役となれる特徴があります。本来、企業もコーポレーションの意味が「協同」ですので、共同体のはずだったのですが、組織としての機能性や効率性を重視するがあまりメンタル的に人間が疎外?!されてしまっています。


法人という枠組みを前提とした協同が今までの形でしたが、それが法人という枠組みを超えているところにシェアリングビジネスの面白さがあります。例えば、先日取り上げたラクスルですが、B2B2Cの類型されますが、組織化した下請印刷事業者の低稼働期間を組み合わせて継続的な印刷業務を行うという点ではシェアだと思います。ITを活用してPが顧客です。


それから今までシェアリングビジネスとは思っていなかったのですが、クラウドファンディングも個人のお金の受け手と出し手をITによりネットワークして余裕資金のシェアをしていると言えます。また、労働力という意味では、クラウドソーシングも企業が特定業務を公開してフリーの専門家や専業主婦をマッチングさせる点では労働力のシェアです。


業種分類で括ると、どの事業も区々ですのでそれがシェアリングビジネスとは思わないのですが、シェアリングとしてのビジネスモデルが腑に落ちますと合点がいきます。これも機能性という尺度の時代から、コトの意味性の時代に移行している現象なのかもしれませんが、ある事象について自らの課題を解決する為の必要性という観点から見ると全く景色が変わります。


日本では人口減少ですが、世界的に見ると人口は爆発的に増加しています。地球が持ちえる資源は有限ですので、このシェアリングという考え方は持続可能社会に向けての必然です。それ以前に、日々の暮らしの中でものが満ちて自らの生活を少しでも楽しくする時代的な背景の中で、買うほどのことはないが一時的に使えたら便利というメリハリの効いた考え方は必ず浸透するでしょう。


これから労働人口が減少して行きますので、日本での究極の希少資源は「人」そのものだと思います。毎朝会社に通勤することがあたり前となっていますが、労働需給が極端に逼迫しますと、企業より労働者の方が強い立場になります。ということは、労働者が生活者として暮らしを楽しむ主体となる好機でもあります。


長時間労働しても、人間の脳はそんなに酷使は出来ない様になっていますので、自然と時間あたりの生産性は低下するようになっています。それよりもサテライトオフィスや在宅勤務で暮らしを楽しみながら仕事をした方が知的創造力が発揮できるようになると思いませんか?一つのプロジェクトを都度みんなで力を合わせて解決する、そんな仕組みを作りたいです。


企業側も、事業に必要なあらゆる有形無形の資源を企業内に整えようとしてきましたが、これからはラクスルの様にあらゆる企業が緩やかなネットワークでつながり、シェアしながら共同で事業を進める効率を求める時代になると思います。その時には法人としての企業の枠組みの手直しが必要になるかもしれませんね。法人と任意組合の中間組織体。


世の中は生活者が主体となった個性を認め暮らしを楽しむことが出来る社会。
この様な素晴らしい時代は間違いなく到来すると思います。
あるシンクタンクの推計によれば2025年にはシェアリングビジネスの市場規模は30兆円にも急激に増えると予測しています。


財務、価値、心理、創造力、思いやり。。
来るべき時代に向けて、
自らが持つリソースを再構成し、
如何に生くべきかを再認識する日でした!



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