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住み続けられるまちづくり!

皆さん、おはようございます!
文明は、私たち人間が生得的に持つ2つのことを忘れさせています。一つは、ものごとを客観的かつ統合的に捉えること。もう一つは、野生の勘とでもいう動物にも似た自然界における嗅覚です。それら感覚を再び呼び覚ますのか、このまま退化してしまうのか。



今年は明治維新から数えてちょうど150年目を迎える節目の年でした。江戸時代末期の武士と商人のまちが、たった150年という短い期間にもの凄いスピードで近代化を果たしたことに驚かされるとともに、改めて人間の叡智の素晴らしさを感じざるを得ません。人間が不便に感じてきたことを便利に変えて来た歴史であった言えるでしょう。


ボイラで発生した蒸気のもつ熱エネルギーを機械的仕事に変換する蒸気機関の発明が全ての発展の源になっていることは疑う余地もないと思います。その後の機械技術、化学技術、エレクトロニクスの技術革新により、世の中にはモノが満ち溢れ、好きな時に自由に国境の壁を越えて移動することすら可能となっています。


それを可能としたのは、企業も個人も自らの専門性を追求し、広い意味での技術力を磨き上げて来たからに他ならないと思います。しかし、ある分野、領域での専門性を追求し過ぎると、各々の分野、領域を越えたところでの繋がりがどうしても弱くなってしまいます。それらを統合して新たな価値を創出することが現代に望まれていることでしょう。


総務省の「現在街づくりの観点から特に課題と認識している事項」調査によりますと、最も多かった回答は「少子高齢化(77.5%)」、「産業・雇用創出(63.6%)」、「安全・安心な街づくり(58.3%)」、「社会インフラの老朽化(46.9%)」、「コミュニティの再生(36.6%)」でした。


現在、世界の人口が75億人を超え、2050年には98億人に達すると推計される中で、日本は少子高齢化が著しくなり2050年には1億人割れが確実視されています。
その様な中で私たちがどの様な社会の仕組みとしてのまちを創って行くかに世界各国が注目しており、今後の世界の先行事例として参考にされて行くことになります。


これからの時代は、従来型の物質的な豊かさを提供していく形の産業・雇用創出は減退し、より精神的な豊かさを満たす為に必要な産業・雇用創出にシフトしていくことになると思います。安全・安心で、心安らぐ暮しを実現する為に必要なモノやコトを提供する仕組みに社会を変革する必要があるでしょう。


それは、使い捨ての帰来のある物質文明の中で、いままで培ってきた事業、不動産、モノを再活用して新たな価値ある社会の仕組みへ変革していく、リノベーションにも似た取り組みであると思います。今までの経済はモノづくりがGDP(=国内総生産)を支える大きな枠組みでしたが、これからは経済のソフト化が進むと思います。


モノづくりから、まちづくりの視点ではないかと考えます。人間主体の社会の仕組みとはどのようなものでしょうか。モーターリゼーションを例にあげますと、現代社会はどちらかというと人間よりもクルマを優先する仕組みとなっています。道路により街が分断され、人がクルマを避けて歩かなければならない様な仕組みとなっています。


本来は、人間が主体で、人間の活動を邪魔しないようにクルマが利用されるべきです。沿道には電柱と電線が張り巡らされており、景観を損ねてしまっています。また、通勤電車や渋滞といった社会問題も、止むを得ないこととして私たちは受け入れてしまっているのではないでしょうか。本来、こんなに苦痛なことはないと思います。


今までは、世の中にないモノが新たに生み出されることによって、私たちは利便性を手に入れて暮らしを豊かにしてきました。その結果、私たちの暮らしが殺伐とした精神的苦痛を強いるものにしてしまっている現実もあると思います。これからは、それら社会の不安定なことを是正してバランスの取れた調和社会に変容させて行く必要があるのでしょう。


その時に頭の片隅に置いておくべきことは、私たちの社会はこの地球環境という自然メカニズムの一部に組み込まれている現実があるということです。元来、人間というものは緑を見て安らぎを覚えるなど、自然と同化した体内時計の様なものを内包しているということです。自然との相互作用の中で、私たちは糧を得て暮している生きものです。


情報技術革新が進展したのも偶然の出来事ではなく、歴史上の必然だと思います。いまある高度に複雑化した社会を持続可能なまちへ変革していく為には、AIやIoTといった情報技術にも頼らざるを得ない部分が多分にあると思います。忘れてはならないのは、人間が疎外感を感じることのない、人に優しい人間主体の仕組みを創ることでしょう。


今日もありがとうございます!
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