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CREATE LIFE!
より良い暮らしを創造しよう!

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スマートライフ!

皆さん、おはようございます!
より良い豊かな暮らしとは、自身の生活の中で少しでも自分を高めようと彼方を見つめている時かもしれません。あるべき姿と現実との狭間で、日々、理想を追い求め努力を続けることにより未来は開けるものでしょう。



残業時間の削減や柔軟な勤務体系といった働き方改革は、今年6月の関連法の成立もあって、どの企業も積極的に取り組みはじめているようです。従来のワークフローを根本から見直し、有望な分野に経営資源を効率良く配分してイノベーションを巻き起こす。先進企業はスマートワークの取り組みを通して新たな成長モデルを模索しています。


働き方の効率化や多様化にとどまらず、企業では次なる成長のためのイノベーションの創出が重要課題となっています。今までの企業は、長らくモノを作れば売れた時代を経験し、規模の利益を追求し生産性を上げれば、成長し続けるという成功体験に固執し過ぎていたことに気が付きはじめています。


外圧(=法律)により背中を押されなければ、自ら変革に動かない集団心理が如何にも日本的といえば日本的だと思います。これからの時代は、横並び意識によることなく、自らが正しいと思うことを掘り下げていく自律的な行動が求められています。生産性の意味も、コスト効率を高めることから、付加価値を高めることへと変容します。


ちょうど人工知能(=AI)やビッグデータを活用してイノベーションを生み出す第4次産業革命が進み出しています。今までの縦割りとなった社会の非効率な部分をシームレスに繋ぎ合せて行くことが期待されます。これからの情報化社会は、人々が共感するところに新たなビジネスの可能性が隠れているのではないでしょうか。


日々の生活の潜在的な意識の中で不便だと思うことが多くあると思います。それらは、だいたい縦割りとなった社会の合間に潜んでいると言うことが出来ると思います。
それを紡いでいく為には、企業、そこで働く人々、生活者が互いに手を取り、一つずつしがらみを解きほぐしながら、ボタンをかけ直して行く必要があります。


その様な仕事を通して社会が少しづつ変わり行くのだという予感がしています。それが、今までのモノづくりを前提とした経済から、新たなソフトな実物経済へと移行して行くものと思います。金融経済も、事業主体である企業への投融資から、事業というプロジェクトそのものへ投融資する時代へと変容して行くでしょう。


その様な時代に必要なのは、個々人の感性、感じる力だと思います。今までの時代に必要だったのは知識力だったと思います。仕事や生活をする上で、課題が生じた時に頭に整理されている知識を引き出して、適応すれば良かった訳です。それが一番効率が良かったからですね。


しかし、社会でコンセンサスを得た/標準化された知識というものは情報化社会においてパソコンで検索をすれば直ぐに膨大の量の情報を得られる社会になっています。
むしろ大切なのは、個々人が持っている経験や勘に基づく知識であり、必ずしも言葉として言い現わされない状態でもっている情報です。


例えば、個人の技術やノウハウ、ものの見方や洞察といったものが該当します。体系化されている知識は、社会で起きることの一部を概念化しているに過ぎませんので、それのみで全てを語るには無理があります。それよりも、人間の五感で得た言葉になっていない知識の中にこそ、私たちが労力を費やさなければならない課題があります。


その暗黙の知識を引き出すためには、個々人が互いを尊重し共感し合うことが大切です。
心地よいフラットになれる環境/空間の中で、それを共感し合いながら言語化して行くプロセスが必要なんだと思います。まるでアーティストが白地のキャンパスに画を描いて行くように、新たな概念を創りだして行く作業なのでしょう。


縦割りとなった企業組織の中でイノベーションを起こして行く為には、この様な創造的なプロセスを踏める環境を整えていく必要があります。残業時間の削減や柔軟な勤務体系といったものは、その様なフラットな環境を整えるための一手法に過ぎません。これが、これからの時代の生産性であり、真の意味でのスマートワークだと思います。


また、スマートワークとは、仕事をする企業内だけのことではなく、より良い暮らしをおくる為の日々の生活の中でも捉えるべきであり、オンタイムとオフタイムの継ぎ目なく捉えるべきでしょう。地域のコミュニティの中にも解決すべき課題が多く存在すると思います。心地よいスマートライフを実現していく時代なのでしょう。


今日もありがとうございます!
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