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進化するセブンイレブン!

皆さん、おはようございます!
普段、日常生活で必要なものがあればコンビニエンスストアに行けばことが足ります。
卓越された購買動向予測に基づき、入り用なものが必ず置いてある安心感があります。
イートインコーナーを設置する店舗も増え、街の拠点として存在感が高まっています。



セブンイレブンは、東京と神奈川の店舗で販売するサラダやサンドイッチに使用するレタスを生産する大規模な植物工場を設けるそうです。LED(=発光ダイオード)を使って一日あたりサラダ7万食に相当する生産能力を持つレタスを生産するとしています。
天候により変動する仕入価格や品質のリスクを抑えることを狙いとしているようです。


このレタスの植物工場は、セブンイレブン向けに弁当などを製造するプリマハム傘下のプライムデリカが自社の敷地内に約60億円の投資をおこない建設するものです。
今までもイオン、オリックス、オリエンタルランドなどが植物工場に参入した例がありますが、これだけ大規模に取り組むのははじめてです。


一般的に植物工場は生産コストが割高となり、販売が安定しないことから、事業が採算ベースに乗らないと考えられてきました。セブンイレブンでは、生産コストは割高だが、天候不順による価格急騰を避けられ、廃棄も減少することから、平均では商品の製造コストが下がることを見込んでいます。


1974年に江東区豊洲(=東京都)にセブンイレブン1号店を出店してから40年余りが経過しますが、いまや全国に2万店を超える店舗網を抱えるまでに至り、いまも衰えぬその躍進ぶりに目を見張るものがあります。新規出店により売上を伸ばすという業界の構図の中で、既存店の利益率は年々高まっています。


創業当初は生活に必要なナショナルブランドの商品を取り揃える一つの小売業態に過ぎなかったコンビニエンスストアですが、今ではお値ごろ価格のプライベートブランドが商品の大方を占めるようになっています。単なる小売店という範疇を越えて、新たな商品を開発するメーカーの領域にまで足を踏み入れています。


そのセブンイレブンの強みは、単品管理による購買動向予測を踏まえた商品の発注システムと一日複数回行われる共同配送システムにあると思います。欠品や過剰在庫による販売ロスを徹底的に回避する目的で培われて来たこれらの基本システムは、セブンイレブンの高い店舗利益率を支えています。


そんなセブンイレブンはモノを販売するのみならず、公共料金などの決済代行、ATM、マルチ複合コピー機など、地域に不可欠な利便サービス機能をも増やして来ています。
最近のオフィス街や幹線道路沿いの店舗ではイートインコーナーを積極的に設けて、お店の中でお客様がドリップコーヒーを片手に談笑している姿を良く見かけます。


小売業でありながらにして、お客様の潜在的なニーズを先回りして新たなサービスを付加していくところが、セブンイレブンの同業他社を寄せ付けない最大の強みだと思います。
そして、今般のレタス植物工場への参入は、いままで実証実験的に取り組まれて来た植物工場を商用化するという意味で、社会イノベーションではないでしょうか。


出来ることなら、そこでのノウハウをプライムデリカに留まらせることなく、いままでの契約農家の近代化に結び付くように活用して頂きたいと思います。なかなか自然栽培と人工栽培では相容れないところもあろうかと思いますが、日本の農業の活力を高める為にも、大手資本による農家との協働も不可欠ではないでしょうか。


一方で、この植物工場を自社のみで囲い込むことなく、同業他社や外食産業などと共用することにより、植物生産という事業を確立させて全国へ展開しては如何でしょうか。
その時に、各地域の農家とも協働して頂き、社会の利益として共同で効率性を求めて行くのがこれからの時代の共有経済(=シェアリングエコノミー)だと思います。


ATMも、三菱UFJ銀行と三井住友銀行の相互乗り入れによりセブン銀行が屈強に立たされるのではないかという論調もありますが、そもそも銀行のATMとセブンイレブンのATMは立地が競合しない為、その様なことは起き得ないと思います。既にセブンイレブンの地域での利便性は私たちの生活の中には欠かせないものとなっています。


生活拠点の中の利便機能として、セブンイレブンはますます進化を遂げて行くと思います。高齢化社会の中で、独り暮らしのお年寄りのニーズに応える食材提供、エリアごとの宅配、高齢者の積極雇用など、地域における相互扶助を事業を通して様々な仕組みを作って行けると思います。地域にとって欠かせない機能だからです。


今日もありがとうございます!
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