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シェアビジネスが働き方を変える!

皆さん、おはようございます!
昨日文化の日、東京国立近代美術館へスウェーデンのガラス工芸デザイナーであるインゲヤード・ローマン展へ行って来ました。機能性と美しさを追求した作品に込められた思いが、実際に作品の数々から伝わって来るところが一流のデザイナーと言われる所以です。



シェアビジネスも随分と広がりが出て来ました。
当初、クラウドファンディングによるお金やメルカリの様な生活用品で花が咲いたシェアビジネスですが、最近ではカーシェアリングが普及しています。タイムズ24の駐車場を覗けば、カーシェアリング用のクルマの台数も着実に増えているようです。


先日は、日本の産業界の雄であるトヨタ自動車が系列のディーラー拠点を活用して、カーシェアリング事業に本格的に参入することを発表しています。最近の若年層によるクルマ離れが著しく、今までのクルマを製造して販売するビジネスモデルからクルマを利用するビジネスモデルへの転換を余儀なくされています。


情報技術革新により、生活者がスマホを手にしてインターネットにより手軽にシェアビジネスを利用できる様になった効果と生活者がモノを買うことに疲れて来たことが相俟ってシェアビジネスが伸びて来ていると思います。これは日本国内だけの現象ではなく、世界的な傾向として世の中が変わりつつあることを受止める必要があります。


最近では、お金、生活用品、クルマに続いて「場所」もシェアビジネスの対象となり始めています。具体的には、店舗を共有したり、時間帯で貸し借りするサービスが外食産業で広がりを見せています。場所を活用する施設産業は、一日24時間いかにフルに効率良く施設を使用するかによってコストが逓減します。


例えば、ビアバーや居酒屋など夜間営業する店舗の日中は稼働していません。その稼働していない時間帯を利用して新たに飲食事業を創業したい事業者が開業に伴う初期投資を抑えたり、家賃を低く抑えることが出来ます。また、貸し手側も、アルバイトをはじめとする人件費の高騰により営業時間の短縮による未稼働時間に副収入を得ることが出来ます。


この様な店舗シェアリングの広がりが出て来たのは、インターネットを活用したシェア仲介サイト(=プラットフォーム)を運営する専門業者が増えて来たからです。中には、店舗をシェアすることに留まらず、店舗内のキッチンをシェアする事業者も現れています。調理を担う人たちが腕を競いながら新しい料理に挑戦する効果もあるようです。


料理人がお客様からの人気に応じて常に入れ替わる仕組みもあるようです。また、店舗やキッチンをシェアする側も、当然に外食産業を営んでいるわけですが、ただ単に店舗やキッチンをシェアすることに留まらず、付加サービスとして飲食業の経営ノウハウを支援したり、食材の提供や出前や配達を代行する業者まで現れて来ています。


新たに飲食業を創業したい人たちは、最初から大上段に店舗を構えることなく、キッチンシェアリングから始めて、軌道に乗ってきたら店舗シェアリング、自前の店舗を構えるなどとステップアップを図ることも出来ます。もちろんキッチンシェアリングのまま留まっても良いと思います。


キッチンシェアリングなどは、貸し手側にとっても、お客様にとっても、いつも標準化された料理ばかりでなく、様々なアイディアと嗜好を凝らした料理を提供し、食べることが出来るのでお店にとって活気が出て来ると思います。借り手にとりましても、敢えて勤めることなくとも、自身の都合に合わせて創作料理の腕を世に問うことが出来ます。


こうやって考えてみますと、シェアビジネスは私たちの働き方も大きく変えるものかもしれません。プロの料理人とアマチュアの料理人の境目が低くなってきます。飲食事業を営む企業なども、無理にプロの料理人を雇用せずとも、先ほどのキッチンシェアの様にバラエティに富んだ複数の料理人に多様な料理を創って貰った方が良いかもしれません。


玄人はだしの素人がキッチンだけを貸して貰い、宅配弁当屋を始めることも可能です。この様な料理人は、生活者であり、提供者であるという意味においてプロシューマ(=生産消費者)ということが出来ると思います。シェアビジネスは、単にモノやコトを共有するだけではなく、人々の働き方を大きく変えるインパクトを秘めています。


情報技術革新は、単なるコミュニケーションツールとしてだけではなく、私たちの生活の隅々に入り込み、暮しを大きく変えて行くことでしょう。そのメリットを最大限に享受する為には、個々人の自律な行動、ともに考えアイディアを出し合う共創、業界の垣根を越えた連携(=統合)といったことがキーワードになるでしょう。


今日もありがとうございます!
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