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理想の就活ルール!

皆さん、おはようございます!
昨日は、久しぶりに素晴らしい青空が広がりましたね。
このところ雨模様が続き、気温も目まぐるしく上下し鼻風邪をひいている方も多いのでは。とは言う私も、その内の一人です。体調にはくれぐれも気をつけたいものです。



毎年、この時期になると来年以降の就職活動の日程が話題に登りはじめます。
経団連が主導してきた紳士協定も、企業の抜け駆けにより形骸化してしまい、毎年、面接解禁日を変更する有り様であったと思います。そんな足並みのそろわない経済界に業を煮やし就活ルールの撤廃に動いた経団連の大義は、日本的雇用慣行への指摘です。


諸外国より日本の若年失業率が低いのは、企業が多くの学生を採用して育てる仕組みがあるからという指摘もあります。企業にとっても、採用後の訓練を集団的に出来るというメリットもあるようです。しかし、企業の経営環境が大きく変容していくなかで、新卒一括採用は徐々にその割合が減って行くことが現実となって行くのではないでしょうか。


これからの社会において、仕事の質が大きく変わっていくと予測されるからです。
その兆候が現れつつあると思います。副業を制度化する企業の増加、一度退職した社員の再雇用、大手企業によるスタートアップ企業との連携などに見て取れます。企業文化として同質化してしまった社内から、新たな考えを生み出して行くことが難しいからです。


情報技術革新は、企業が戦後、拠り所として築き上げてきた規模の経済から範囲の経済へと移行すると考えられています。消費者をモノの消費からコトの消費へと転換させ、モノを生産販売することから、そのモノを販売した後の使用価値に重点を置き換える必要に迫られています。今までの経営の仕組みの転換が不可欠です。


今までの企業は、拡大していく自社の事業規模を維持する為に、働き手の業務を細分化し、役割りを分担することにより企業全体としての最適化を目指してきたといえます。
働き手からみれば、入社20年位をかけて幅広い業務経験を積みながら、少しずつ専門的な技能に磨きをかけ、営業畑、企画畑、人事畑などへと終息していく訳です。


そこには、自らの職務を忠実に全うしていれば、企業全体として見た時に総合力を発揮できるという前提が置かれていたと思います。しかしながら、これだけ経営環境が大きく変化して行きますと、働き手一人一人が経営者に委ねられてきた経営判断の視点を持つ必要に迫られます。巨艦を船長一人で操るのが難しい、そんな時代かと思います。


経済が一本調子に右肩に上がって行く時代ならまだしも、これからの時代は荒波にもまれながら右肩が徐々に下がって行く時代です。その様な時代だからこそ、船員一人一人が船を操るという意識を持たないといけないと思います。ホラクラシー組織とまでは申しませんが、船長の権限を大幅に委譲して分散すべきではないでしょうか。


その様な時代だからこそ、新卒一括採用および終身雇用という長らく続いた日本の雇用慣行、企業内での仕事のあり方に変革が迫られている様に感じます。人間が40年間も同じ会社で仕事をし続けて来ましたら、どの様な人でもその企業固有の仕事の遣り方に染まってしまいます。一歩引いて、自らを俯瞰できる大局的な視点が求められています。


だからこそ、副業やOB社員再雇用などのように会社の外の世界を経験した視野の広い、その企業の文化とは異なった角度から物事を考えられる働き手が必要とされているのだと思います。この様な働き手は自律的に仕事を創り出して行きます。ただし、RPAがどれだけ普及しようとも、全てがその様な経験の人に置き換えられることはないでしょう。


企業の運営を円滑に廻して行くためには、従来型の日本の雇用慣行に基づくタイプの人財も必要でしょう。その様な観点からしますと、今までの新卒一括採用、終身雇用制度は、徐々にその割合が減り、中途採用や職種ごとの即戦力の割合が徐々に増えて行くと考えられます。今よりも働き手の流動化が活発になることが予測されます。


その意味では、昇進し上席になればなるほど給与が上がるという慣行も矛盾を孕んでいくことになるかもしれません。それから、大企業と中小企業の上下関係があるかの様な認識も徐々に薄れて行くことでしょう。むしろ、中小企業の働き手の方が、会社経営の醍醐味を存分に経験する場面が多いのかもしれません。


少子高齢化の時代であることも、新卒一括採用を徐々に減少させて行く要因になると思います。これからの企業の人財採用の考え方は、老若男女、新卒、中途採用に関わらず、バランスの良さが求められるものと思います。大企業による新卒一括採用の間口は狭くなると思いますが、その分、中小企業での新卒採用の機会が増えることでしょう。


今日もありがとうございます!
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