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日本の社会を変えるもの!

皆さん、おはようございます!
今朝は、久しぶりにゆっくりと目覚めました。
先週の松本出張から昨日まで疲れが溜まっていましたが、疲れの芯が抜けた感じです。
この歳になりますと、本当に健康が何よりも大切だと思います。



日本の社会は、中央集中的なピラミッド型のヒエラルキーシステムによって成り立っています。行政であれば、中央官庁で政策決定されたものが、県や市町村といった地方自治体へと展開されており、市民を一番理解しているはずの地方行政府の施策決定に関する自由度は低いといえるでしょう。


地域毎によって人口動態、主要産業、地域資源、自然環境が異なるにも拘わらず、どこの地方自治体も全国一律の行政の枠組みに当て嵌めて運用されなければならないという矛盾を内包しているといえます。もう少し、地域の特性に合わせた運用をしても良いように思えます。過去において道州制なる議論がなされたことが思い出されます。


民間企業では、モノづくり社会において、規模の経済という経済合理性を追求して、自己増殖的にその組織を拡大してきました。拡大した組織を効率的に運用していくために、社内のあらゆる情報が経営トップに吸い上げられ、トップが情報を取捨選択して経営方針を上意下達方式で徹底していくためには中央集中的な運用が優れていたといえます。


ところが、情報化社会に変容しつつある中で、時代のスピードが益々早まり、経営環境が複雑化していくと、経営トップにまで情報を上げて、判断して下ろすまでの時間が非効率となってしまいます。また、全ての判断を経営トップに集中させることの是非が問われはじめていると思います。


中央集中的なピラミッド型のヒエラルキーシステムは、今までのアナログな社会においては合理的でその威力を発揮してきたものの、100年に1度といわれる時代の変革期の中では、それがそぐわなくなっているのではないでしょうか。もっと、組織形態をフラットにして、権限を働く全ての人たちに委譲していく必要がある様に思います。


先日、ホラクラシー組織について記しました。ホラクラシー組織とは「上司と部下、肩書などにもとづく一般的なピラミッド型のヒエラルキー組織とは異なり、上下関係のないフラットな組織で、経営情報などをすべてオープンにするのが特徴。意思決定はチームや個人に任され、管理しない経営とも呼ばれています。」という意味です。


ホラクラシー組織は、究極の理想形と言うことが出来ると思いますが、このホラクラシー組織に近い考え方をこの情報化社会においては持っておく必要があると思います。
少なくとも、上下関係のないフラットな組織とすることが、ヒエラルキー組織が持つ、忖度、隠蔽など、組織力学上の負の部分が解消される様になると思います。


ただし、このホラクラシー的な組織の要点は、働く側が自立していることが前提となります。使用者と労働者という対立する考え方に立つと、直ぐに性悪説的な立場から、上長がその仕事を管理していないと労働者は手を抜いて仕事を行うという論調になりがちです。しかし、それは標準化された組織の歯車に働き手を当て嵌めようとするからでしょう。


その様な機械反復的な仕事では人間に疎外感を与え、かつ能率が低下することが考えられますが、そもそもその様な業務の多くはRPAなどのAI機械に置き換わり、働き手はもっと創造的な仕事へとシフトしていくと考えられます。自らのモチベーションで働く自立した働き手は、自らの仕事に対するロイヤルティが高いものです。


最近では、働き方改革の一環で、民間企業がテレワークを活用してコワーキングスペースを全国各地から選べる様にし、その代わりその地域の社会的な課題を地域住民とともに解決する副業を課す企業も現れています。また、公務員も副業を通して社会貢献することを制度化する自治体も増えてきています。


この様な取り組みは、今後、ますます増えて行くものと考えられます。自律的に行動する働き手は、自ら設定したテーマに従って社会との関わりを求めて行くものです。
一定の組織に籍を置いていたとしても、それはその組織を通じて自律的に社会との関わりを見い出して行くことに過ぎないと思います。


この様に考えて行きますと、日本が今まで採ってきた終身雇用制や労働慣行というものは、既に過去の中央集中的なピラミッド型ヒエラルキー組織という上でのみ機能するものであると考えられます。日本の社会は、この仕事に対する考え方が大きく変わりつつあり、それが新たな社会を創り上げて行く大きな土台になると考えられます。


今日もありがとうございます!
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