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信用を創造する!

皆さん、おはようございます!
さあ、今日から秋、9月がスタートします。
夏の疲れが溜まっていたのか、今朝は充分に睡眠をとりゆっくりと起きました。
外を見渡すと、残暑はまだ続くのでしょうが、陽射しはすっかり秋めいて来ましたね。



シャイアーを7兆円で買収した武田薬品、ソフトバンクによる10兆円のビジョンファンド創設。これ以外にも、日本の企業による海外企業買収の話しが増えている様に思います。流石に、カネ余り日本の現在の姿が、如実に企業経営に現れている様に思います。
本来、事業を通して信用を創造するはずの事業会社がファンド化しているようです。


潤沢な資金を裏付けて行われる企業投資は、事業会社としてその投資後に本業での事業補完により新たな事業や商品の創出に結び付けない限り、単なる金融投資と同じで何ら付加価値を生まないことを理解すべきです。一見すると、投資に対する配当を得たり、会計上、売上や利益を連結することにより企業成長に結びついている様に見えますが。


それは会計という制度上のからくりであり、その本質を直視した時に事業会社の金融会社化と言わざるを得ません。企業も与えられた与件の中で、経営のかじ取りをしていることを考えますと、それだけ設備投資をしてモノやサービスを提供するよりも、金融投資をした方が確実であるとの判断に拠るものであると受け止める必要があると思います。


金融の側から見ましても、従来は日本銀行が市中銀行と日銀券を遣り取りすることにより信用を創造する役割を担っていましたが、デフレ経済の到来とカネ余り現象により、その役割が機能しなくなっています。その結果、日銀の量的緩和策により市中の国債を買い上げることになり、マイナス金利という異常な状態を出現させるに至っています。


いまの経済を見ていますと、モノづくりの工業化からマネーによる金融化に移行している様に見えざるを得ません。それは、企業を取り巻く金融市場の変化や、モノからコトへの消費者動向の変化、なにを作ればモノが売れるか分からない、将来に対する企業の不透明感がそうさせているものと思います。


このまま実体経済の裏付けのない金融バブルが続きますと、いつかは崩壊さざるを得ないことを認識しておくべきだと思います。それが5年後なのか、10年後なのかは分かりませんが、避けて通れないことは間違いないと思います。その時に備えて私たちは何をすべきなのでしょうか。


最近の若きスタートアップベンチャー達の起業の目的を聞きますと、お金を得ることではなく、社会との繋がりを求め、社会へ貢献することが第一義となっているようです。
いまという時代の課題を敏感に感じ取ってか、20才代、30才代の若き経営者達は、次なる時代を見定めて活動をしていることを暖かく見守る必要があると思います。


お金は確かに生きて行く上で避けては通れない大切なものではありますが、お金を得ることが目的となってはいけないと思います。確かにお金は経済的な価値を化体したものではありますが、実際にその信用を創造するものは人間の日々の営みの中で創出される付加価値を裏付けとしているものだからです。


日々の行動の中での付加価値とは、突き詰めると、結局は心の持ちようなんだと思います。いまはまだモノが溢れている時代なので見え難いのですが、必要最低限のモノに囲まれて生活をするようになりますと、モノやお金ではない充実感を得られるようになると思います。とても精神的な世界のお話しになってしまいますが。


その様な生活を送っていますと、人は人とのつながりがとても重要で大切に考える様になって来ます。人々が交わることにより、社会の課題を解決するなど、新たな価値の創作活動がはじまります。お互いの信頼に裏づけられた人間関係が何よりにも耐えがたい付加価値であることに気付くはずです。


現代の社会、経済、産業は、裏付けなき金融側からの信用創造により膨らみ続けています。裏付けなき信用は、いつかは現実に立ち戻らざるを得なくなります。
その時に、人間は素の自分に戻り、人間関係という信用に裏付けられた新たに営みをはじめることになると思います。


いまの若い人々を見ていますと、そこに気が付いており、というよりもそれをあたり前のこととして捉えていますので、新たな胎動が生まれはじめているとも言えます。
いまのバブルな経済の崩壊が衝撃的なものになるのか、ソフトランディングするのかは、私たち個人個人がどれだけ素の人間関係を紡いでいけるのかに掛っているでしょう。


今日もありがとうございました!
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