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パラダイムシフト!

皆さん、おはようございます!
東京も随分と涼しくなりましたが、湿度が高く感じられます。
昨晩、松本より戻って参りました。
自分の寝床がいちばん熟睡できますね。。



平成も30年。来年から新元号となりますが、改めてこの30年間を振り返ってみますと、経済はバブル経済の終焉からデフレ経済へ転換。そして消費心理はモノの飽和からコトに価値を見出す世の中へとパラダイムシフトが起きています。社会に出て間もなく平成に変わり、この30年間とともに社会人生活を送って来たことになります。


激動というと、どの時代でも世の中の価値観が大きく変容してきていますので、いい過ぎかもしれません。ただし、モノからコトへのパラダイムシフトは、明治維新以降のモノをひたすら作り続ける150年続いた近代工業化の仕組みを翻すという意味では、右肩上がりを追い求めて来た工業化社会の見直しを迫られているのかもしれません。


その様な背景の中で成長を育んできた大手企業も、いままでの遣り方では成り立たなくなっていることに気が付きはじめています。情報技術革新により、新たな事業機会がうまれ、大手企業もスタートアップベンチャーもこぞって新規事業の創出を手掛けはじめています。それを活用して、いかに消費者のコトに対する欲求を満たすことが出来るか。


今までの企業というものは、経済合理性を追求し、自らの事業目的に従って自己完結する仕組みであったと思います。しかし、これからの企業は、社会で起きている様々な事象に対して繋がりを求めて、自らを変容させながら柔軟にそれらの事象に対応していくオープンプラットフォームである必要があるのではないでしょうか。


社会が求める価値と事業の価値を共有させて、事業を通して社会が求める価値を実現して行くことが求められると思います。社会と共有する価値を創造する開かれた存在であるべきでしょう。その為に、企業は絶えず社会に目を向け、すなわちそれは事業活動を営んでいる各々の地域に目を向けることに外なりません。


経済合理性という名の下、継続的な企業成長の為に海外の企業を買収する事例が増えています。確かに企業にとっては新たな売上や利益を加算することにつながり、資本主義の考え方に合目的な活動ではあると考えられます。しかし、私たち消費者にとっては、日々生活をする上であまり関係のないことです。


最近、事業計画を作成する仕事が立て込んでいます。新たに事業を立ち上げるための事業計画であったり、事業を改善する為の事業計画です。その何れにも共通するのは、新たに資金を銀行から調達する為や既に銀行から調達している資金の返済計画の説明の為です。
事業の定性的な分析から、計数計画まで説明資料は多岐にわたります。


銀行がどの様に判断するのかを想定しながら作成するのですが、事業を構成する要素をどの様に組み上げれば事業の社会的な価値や経済的な価値を最大限に高められるかを意識しています。銀行はその事業の価値、すなわち事業価値の源泉となるキャッシュフロー以上に新たな資金を融資する信用創造をすることはありません。


どんなに社会的な価値(=意義)の高い事業であっても、事業価値がともなっていなければ銀行から資金調達をすることが出来ず、その事業を実現することが出来ません。
この辺が難しいところで、事業の不確定要素が高まればそれだけリスクとして事業価値から減算せざるを得ませんので、出来るだけリスク要因を排除したいところです。


最近ではソーシャルネットワークの高まりでクラウドファンディングも随分と普及してきました。資金の出し手が対象となる広義の事業に社会的な価値を見出せば資金を集めることが出来ます。この点に関して、クラウドファンディングはプロセスを重視するけれども、銀行は結果しか見ないという方がいらっしゃいました。


その様な切り口で表現する方は初めてで、妙に的を得ていて思わず納得してしまいました。確かにクラウドファンディングはお金を集める方に対する「応援」的な意味合いが高いですが、銀行は預金者の資金を運用するビジネスですので、どれだけ社会的な意義が高くとも融資した資金が焦げ付いてはいけません。


今の世の中を見渡しますと、確かに社会的に意義のあるものに対して価値を見い出す力が弱くなっている様に思います。しかし、それは経済的に意義あるものを凌駕するものではなく、その両者のバランスが大切なんだと思います。改めて、社会価値と経済価値を共有させることの意義を再認識する次第です。


今日もありがとうございます!
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