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起業の多様化!

皆さん、おはようございます!
この土曜日、日曜日は意識的にゆっくりと休むことができました。
特に何をした訳でもなく、時間があれば寝ていた感じです。
そのせいか、今朝は身体が軽く感じます。



日本は、米国や中国に比べると格段に起業する人たちが少ないと言われています。
いまの若者たちが保守的だと言われることもありますが、必ずしも起業する側の問題ばかりではないと思います。また、スタートアップベンチャーの創業者と言いますと、若い人たちをイメージしがちですが、必ずしも若い人たちだけの専売特許ではないと思います。


長年、サラリーマン生活を送り第1ステージをリタイアしたシニアや子育て経験のある女性ならではの感性を持つ主婦からも起業者が出て来ても良いのではないでしょうか。
一方、起業にあたり少なからず元手資金が必要と言われますが、必ずしもスタートアップベンチャーに還流させる必要があるかというと疑問に思わざるを得ない点があります。


ベンチャーの柔軟性という観点では、確かに年若い創業者の方が時代に対する感度も良く、新しいものを採り入れて行く吸収力が高いと思います。しかし、若き創業者はビジネスに対する経験値が必ずしも高いと言えず、その分、失敗も多いと思います。失敗も肥やしの内と言えばそうなのですが、取り返しの付かない失敗も多く見られます。


その意味でいえば、若きスタートアップ達は進取性に富む強みを活かして、現状の画一的な社会のしがらみに拘ることなく、新しいアイディアをどんどん創出し、具現化していけば良いと思います。そのプロセスの中で、その択一した発想に関心を持つ後継人が現れますので、事業の成功に向けた手ほどきを受けて行けば良いと思います。


人性100年時代を迎え、第一の人生を終えて、第二の人生の方が長くなっています。これからの日本は人口構成上、この第二の人生を過ごすシニア層が人口の大半を占めると思います。この豊富な人生経験を持つシニア層にも事業スタートアップの担い手として頑張っていって頂ければと思います。


いまのシニア層の大部分を占める団塊の世代は、伸び盛りの企業の中で若き時代のビジネス経験を積んでいますので、まだ企業がいまほど画一的な効率性を追求する前の世代であり、その意味では企業を育てて来た野性味のある方々が多いのではないかと思います。シニア層に、若きスタートアップの様な激しい起業をイメージするものではありませんが。


やはり、その年代には年代の持ち味があると思いますので、それを活かして小商い風に無理なく起業して頂くことも現実な選択肢だと思います。先端技術を活用した事業でなくとも、日々の暮しの中で感じる課題、問題点、疑問といったものを(資本集約型ではなく)労働集約型の起業形態により営んでみたら面白いと思います。


豊富なビジネス経験を裏付けとして、例えば企業間で重複する地域宅配の無駄を解決するため、地域のラストワンマイル宅配業者としてそれら企業から業務を受託することも考えられます。それ以外にも、高齢者居宅の見回りなんていう需要もあると思います。それらは、どちらかと言いますと失われた地域コミュニティを補完する需要でしょう。


女性の起業者は、男性のように破天荒な夢を事業に馳せることなく、堅実に自分の出来ることや興味の延長で無理なく事業を捉えるため、以外に起業の成功率が高いのではないかと思います。それこそ自らのライフスタイルの一環で家計感覚で事業にあたることが、地に足のついた堅実な経営となる様です。小商い感覚が良いのでしょうね。


事業を開始するにあたり、何らかの資金を必要となるものです。よく論調として、日本ではスタートアップベンチャーに還流する資金が少ないと言われていますが、必ずしもそうであるかは疑問です。起業当初から必要な資金を得ますと、事業の骨格が固まらない状況の中で、漫然と経営を行ってしまいがちです。


ベンチャー起業の草創期の原点は、お金がなくとも労力と知恵を如何にお金に換えて行くかということに汗水を垂らすべきだと思います。この経験を抜きに、起業を成功に導くことは難しいといっても過言ではないでではないでしょうか。それから、最初から大きく起業するのではなく、自分一人で出来るところから小さく起業するのが秘訣です。


いまの日本は、総サラリーマン社会となってしまい、物事の発想が画一的に成り過ぎてしまっている帰来があります。これからの世の中は、大手企業であってもビジネスのタイミングを少しでも逸してしまいますと、取り返しのつかない時代です。その様な企業に身を委ねる方が安全と考えるか、自らの身は自分で守るかはあなた次第だと思います。


今日もありがとうございます!
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