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未来のオフィスをコーディネートする!

皆さん、おはようございます!
今日は台風の影響でしょうか、朝から愚図ついた天気ですね。
今週末からはお盆休みの方も多いと思います。
台風一過、今年は暑いお盆となるのでしょうか。



エアコン製造のダイキン工業、ソフトバンク、オフィス家具のオカムラ、損害保険大手の東京海上日常火災、総合商社の三井物産、ヘルスケアのライオンは連携して協働で生産性を高める「未来のオフィス」の実証実験を2018年より東京で始まるそうです。業界の垣根を越えて専門領域を掛け合わせて課題を解決する新たな取り組みです。


働き方改革への認識が高まるなか、天井のエアコンやオフィス家具にセンサーを取り付けて、人のストレス状態や興味関心の度合いを分析し、新たなアイディアを生むオフィス環境をそれぞれの強みを持ち寄るそうです。実際に事業化する際は三井物産が関連企業などに導入して行く予定であり、同社が事業化のコーディネートを司るのでしょう。


オフィスの天井にあるエアコンは、オフィス全体を見渡すのに好都合であり、Wi-Fi機能やカメラ、センサーを取り付けて、室温や明るさ、人の動きといったデータを収集する。あらゆるモノがインターネットにつながるIoTのハブとしてエアコンを活用して行く構想の様です。


オフィスの椅子には、心拍数などを図るセンサーを搭載して、ストレス状態や座っている時間を分析するそうです。
また、ソフトバンクの技術を活用して商談中の人の表情の変化から興味関心の度合いを可視化するそうです。


こうして集まったデータを掛け合わせて、ストレスを緩和したり、コミュニケーションが活発になる様な空調や照明の制御、オフィス家具の配置を研究したり、東京海上日動火災はヘルスケアのデータを分析し、新たな保険商品開発を進めるとあります。実に多種多様な異業種企業が集まり、今後の時代の事業の可能性を探る取り組みとして注目します。


今回の取り組みの目的が、新たなアイディアを生む人間にとって優しいオフィス空間がどの様なものかを研究し、それを商品に繋げて行くものとしたら、些かオフィスにあるハードウエアに偏重し過ぎている帰来がある様に思います。もっと生理学や脳科学、心理学で研究されている創造力といった研究テーマを活用すべきだと思います。


人間の創造力は、個々人に蓄積された知識や経験に基づいており、それをあるテーマにそって考えを巡らせた時に、過去の知識や経験同士が結合して新たな考えに至るものです。それを効果的に促がすためには、自分だけで考えるのではなく他の人との話しの中で、ヒントを得て視点をズラして物事を見ることが出来た時に閃くものだと思います。


また、それらのアイディアが生まれやすい環境として、人間の生理的に緊張感を与えられる場では起きにくく、例えとして、行き慣れたCafe’の愛用する場所で耳慣れた音楽を聞きながらぼんやり寛いでいる時が最も効果的と言われています。もちろん、Cafe’での信頼感に裏付けらえたコミュニケーションがあっても良いと思います。


未来のオフィスを考える時に、IoTにより各種データを採ることも必要でしょうが、それ以前にどの様な心地よいオフィスの場面を設定するかが大切だと思います。その上で、その時の人間の心理的な状況を統合的にデータを分析することの意味は大きいと思います。問題は、異業種6社が上手く連携を図っていけるかだと思います。


各社が自社のもつ商品の延長線上だけでしか考えられない、単なる寄せ集めに終始してしまいますと、肝心な心地よいアイディアが生まれる空間を追求し、統合的に開発する主体性が存在しなくなってしまいます。その意味では、今回のメンバー中で三井物産と言う総合商社で事業開発を商売とする企業が事業コーディネートを司るべきだと思います。


一つの目的に向けて、各社が持つ機能を採り纏めながら、事業をコーディネートして行く知見が必要だと思います。人間が創造するメカニズムを理解して、仮説の下に方向付けをして効果的な実証実験が行われて行くことが望まれます。一種のビジネスデザイン力と事業化に向けた財務計画をも理解している必要があるでしょう。


これからの時代、生活する人に焦点を当てて、新たな課題解決を商品開発に向ける必要があります。その為には、今回の未来のオフィスコンソーシアム6社の様な業界の壁を越えた取り組みが不可欠になって来ると思います。その時に重要なのは、余りなじみのない各社をとり纏めるコーディネーターの役割なんだと思います。


今日もありがとうございます!
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